ガキの使いFAN
ダウンタウンのガキの使いやあらへんで

山崎プロデュース CD化を目指せ!! 2004年12月5日放送

山崎プロデュース

オープニング

山崎:おはようございます。ちょっといいっすか?
浜田:なに?
山崎:相談っていうかね、最近 僕 ちょっとお金がなくて。
浜田:えらいまたストレートに言ったな。
松本:確かに、先週も終わってからふざけて財布見てみたら300ナンボしか入ってなかったんですよ。
浜田:それはないわ、マジで?
山崎:マジです。まあ、家も買うてね、ローンも苦しいし、子供も2人おるけど、正直、私立に入れさそう思うて、女の子やし。
浜田:お金かかるわ。
山崎:お金かかるんですよ。
浜田:だから一生懸命やったらええやん、仕事。
山崎:だってもう一生懸命やってるけど、ずっと変わらへんから、28歳から一切上がってないんですよ 単価!
浜田:それはないわ。
山崎:マジなんですよ。
浜田:ここで訴えることじゃないんじゃないの?会社で言うことじゃないの?
松本:っていうか嫁に言ったらええねん、「xxxxxxxx」に言ったらええやんか。
山崎:xxxx!(コラおまえ!)
松本:「これめ~ん」言われたから。
山崎:だから、正直ね、お金が欲しくて、それでなんや、聞くところによると印税って儲かるらしいじゃないですか。
松本:まあヤラシイ話、そうなんでしょうねえ。
山崎:印税って儲かるって聞いたから。僕、音楽の才能ってスゴイじゃないですか。
全員:……。
山崎:それでね、作ったんですよ、曲を。
(山崎、全員にデモテープを手渡す)
田中:えっ、1人1曲ですか?
山崎:そう、ほんで、みんなに歌ってもうて、CD化してね、印税は僕がもらおうかなと思ってるんですよ。
遠藤:作詞作曲してるって事ですか?
山崎:そうそう。

≪ナレーション≫
この日のために完全オリジナルの歌4曲を本当に作詞作曲した山崎。しかも制作に費やした時間はわずか4時間という天才ぶりを発揮。そこには芸人ではなく、まさに1人のクリエイター、山崎邦正がいた。歌い手をイメージし、メロディーと歌詞を丁寧にチェックする姿は真剣そのもの。すべては家のローン、そして、家族の未来のために。果たして山崎は音楽プロデューサーとしての地位を築き、夢の印税生活を実現することができるのか!?

山崎:歌唱印税ははじめに決まった形で20万、20万ずつ。いくら売れようがそういう契約ね。
松本:何かさ、前から思ってたことやねんけど、山崎って「ガキの使い」を私物化するよね。
田中:本当に多いですよ。
遠藤:かなりしてますよ
松本:露骨に私物化していってるからもう。
山崎:浜田さん、行こ。
浜田:えっ、俺?
松本:今から?
山崎:これ聞いて、リハやって本番やって。
浜田:えっ、マジで?うそやん。
松本:絶対アカンやん こんなTシャツ(ドクロ)着てる奴。

≪テロップ≫ 4時間後(レコーディング後)
山崎:お疲れ様でした。
松本:イヤ~な疲れやね。気持ちのいい疲れではないのよね。
山崎:今はそうかもしれませんけども、今から見てもらうのを見たら「ああ、やって良かったな」と思うんで。
田中:大丈夫っすか?
山崎:新境地をみんな開けてます。
遠藤:物言いしたいとこいっぱいあるんですけどね。
山崎:じゃあ、まあとりあえず浜田さんから行きますか。


BEACH PADDY

作詞・作曲 山崎邦正
唄 浜田雅功

街の真ん中で破裂する 抑えきれない欲望と
造られすぎた現実を はかりにかけて生きている

どこまで行くの どうすればいいの
答えがあるの 誰が決めるの
不毛な土地に 光を与える
メシアのいる世界へ

激しく打ち鳴らす 時間を刻みつける番人よ
選ばれた者たちと 扉を開ける真紅の鍵と

激しく打ち鳴らす 時間を刻みつける番人よ
今こそ飛び出そう 誰も知らないその世界へ


(浜田が歌うVTRを見ながら)
松本:誰のイメージか何となくわかったぞ。何か、古いな。
遠藤:古いですよね。80年代とか70年代かなって。
松本:「メシアのいる世界」って。
浜田:歌詞の意味がわからへん。歌詞がスゴイな。意味わかる?これ。
遠藤:スゴイ歌詞やな。
山崎:ちょっと最後笑っちゃったね。
浜田:すいません。
遠藤:ベストテンみたいな感じだな。
(VTR終了)
山崎:いいじゃないですか、これ。
浜田:これ、わかったでしょ?誰がモチーフになってるか。
松本:あれでしょ、いや、間違ってるかな?TM(レボリューション)。
浜田:間違いなくそうでしょ。
田中:そうですよね。
山崎:違う、違う。
田中:えっ、違うんですか?
遠藤:違うんですか?
山崎:TM 俺 聞いた事ないもん。
遠藤:あっ、TMさんやと思ったわ。
田中:TMさんでしょ。
浜田:いや、どう考えても今のはTMさんでしょ。
山崎:えっ、逆に似てるんですか?
遠藤:TMレボリューションの西川さん、あんな感じですよ。
浜田:いや、似てますよ。
松本:衣装の感じもねえ。
田中:ええ、動きまでちょっと似てましたよ。
山崎:いや、僕が思ってた以上に浜田さんがノリノリやったから。
松本:まあ、山崎ほどじゃないにせよ、やっぱり印税が大好き人間ですから、その事を考えたらノってきたんでしょうね。
浜田:売れるか!こんなもん。
山崎:いや、売れますよ!
浜田:売れますか?
山崎:売れます!ほんで、この題名が一応「BEACH PADDY」。これはね、「浜田」っていうこと。
浜田:そうなんや?なんちゅータイトルやねん。
松本:それはあのミュージシャンの名前がそれならいいですけども、歌のタイトルがそれってのはおかしい。
山崎:いや、だって浜田さんが歌ってますもん。松本さん、歌いました?
松本:僕、歌ってないです。
山崎:歌ってないでしょ?だから、「BEACH PADDY」
松本:まあまあ、いつでもシバけるからいいですけど。


Riziere Centre

作詞・作曲 山崎邦正
唄 田中直樹

いつも 思うの あなたをそばで感じた時
そう この感じ 幼い時のままよ

晴れた日は迎えに来て 前で待ってるわ
二人の合図 両手でVサイン

子どもの頃に 聞いたお話し
いつもはハッピーエンド
あなたは私に どんな結末の
お話しをつくるの
素敵な そう ラブストーリー


(田中が歌うVTRを見ながら)
浜田:これ、ノッポさんやがな。
松本:オカマやがな。
浜田:でっかいオカマやな。
田中:言いたいこといっぱいあります、これは。
遠藤:甘い歌い方やな、これ。
田中:演出です。甘く鼻にかけて。注文通りですから、振り付きも。
浜田:女が歌う感じやろ?スゴイ歌詞やわ、これ。
(VTR終了)
松本:いや~、すげえな。
田中:難しかったですよ。
松本:歌も難しいよね。
田中:そうなんですよ。これね、15歳の少女の気持ちを歌った歌なんですよね。
山崎:そうなんです。
浜田:俺の時、21やったよ。
松本:今、地球上にね、60億人の人間がいると言われておりますけど、誰が得するんですか?
山崎:誰が得するって、聞いた人が癒されるとか。
浜田:タイトル、なんちゅーの?
山崎:これは「Riziere Centre」
浜田:どういう意味?
山崎:「田中」です。フランス語なんですけど。
田中:そういう意味なんですか?
松本:完全にコム(小紫ディレクター)か誰かに調べてもうてるの丸出しや。


FAR WISTARIA

作詞・作曲 山崎邦正
唄 遠藤章造

That's too bad (それはいけません)
Pardon? (もう一度言ってくれませんか?)
Happy birthday (お誕生日おめでとう)
Please help me (どうか助けて下さい)

Unless you don't watch my baby, you repent of (この俺の ボディーを見てくれ)
Also the incedent of girls gonna feel (あばずれ娘も クラクラさ)
Such a man of the gang, they have their eyes (ギャングのママだって俺様に)
On stalks if you meet me (会ったならばメロメロさ)
Anyone whom woman is do that (女なら誰だってそうなのさ)
All of women in the earth are (地球上のすべてのメスがな)

Please forgive me (どうぞ許して下さい)
No problem (問題ない)
You're welcome (どういたしまして)
Have a nice weekend (楽しい週末を過ごして下さい)

That's too bad (それはいけません)
Pardon? (もう一度言ってくれませんか?)
Happy birthday (お誕生日おめでとう)
Please help me (どうか助けて下さい)


(遠藤が歌うVTRを見ながら)
松本:うわ、キツイな。(サングラス、革ジャン、エレキギター、アメリカンポリス帽という格好)
遠藤:すべて山崎さんが決めた演出なんです。
浜田:これはやった遠藤がエライと思うわ。
松本:後輩なればこそですよ。
浜田:これは俺と松本はできへんもん。
松本:ほぉ~。
(VTR終了)
浜田:これはある種もう、やりきった遠藤に拍手やで。
遠藤:ええ、簡単に言うとヘビメタっていう種類で。
山崎:いや、デスメタル、デスメタル。
松本:これ五角形で表すようなグラフがあるとしたらね、限りなく点に近いですよ。
遠藤:これ全部英語っていうのには意味が?
山崎:ああ、デスメタルやから。
松本:「デスメタル」ってさっきからとり憑かれたようにおっしゃってますけど、何なんですか?
山崎:地獄の歌です。
松本:そんなもんを後輩に歌わせんといて。


PINE BOOK

作詞・作曲 山崎邦正
唄 松本人志

もう 戻れない 場所まで来たみたいだ
振り返る時はいつも 自分の影を見る
そう それならば 行くところまで行こう
そうすれば きっと 振り返る事も無い

ずっと信じてた 大切な想いを
誰にも邪魔されず 育ってきたこの心を

Let it be Let it be
きっとやれるさ いつでもそうさ
Let it be Let it be
何にも負けない 真実をつかむまで


(松本が歌うVTRを見ながら)
浜田:サブイなあ。もっとやりきらしてくれた方がええのにな。
松本:これ結局ね、ジャンバーも私服のを着さされたんですよ。だからごっつ俺、マジみたいで、接待でカラオケ来てるみたい。まだ東京来たてでがんばらなアカンから、局の人と親しくせなって。
浜田:これはキツイ。
松本:たまらんで。古いねん。
浜田:英語はアカンで。
遠藤:聞かしましたね。
浜田:これはアカン、一番パンチ効いてる。これはキツイ。
(VTR終了)
松本:ひどいでしょ?
浜田:これはアカン。
遠藤:これはすごいですね。
松本:骨 折った時にしか出へんようなアブラ汗が出たわ。っていうか、3人とも遊んでるやん。1つの企画ものとしてやってるやん。
浜田:まだね、あんなカッコさせられて。
松本:マジやもん。恥ずかしいわ。
山崎:みんなマジですよ。
松本:完全に浜省じゃないですか。
山崎:知らないですもん、僕、浜省とか。
松本:浜田省吾ですよ。
山崎:浜田省吾とか知らないですもん、そんなに。
松本:めっちゃ聞いてたじゃないですか。
山崎:いや、でも 忘れたもん。
浜田:意味がわからん。
松本:今の返し、面白いな。忘れたんや?

エンディング

山崎:テレビをご覧の音楽関係者の皆様、4曲の内どれでもいいんでCDでリリースしたいと思います。ホント、みんなマジなんで。
浜田:「みんなマジ」ってお前だけやろ。
山崎:みんな頭下げて!お願いします!
松本:どういう意味?4曲同時?
山崎:4曲同時でもいいですし、例えば1曲でもいいし。
浜田:でもね、今ので考えたら松本さんの以外は多分ないと思う。
松本:俺、生まれて初めて口からLet it be っていう言葉が出たからね。口がビックリしてるわ。
山崎:音楽関係者の皆様、お待ちしておりますので、どうぞこちらまでお願いします。今週はこれ(松本の歌)でお別れしたいと思います。
浜田:出た!これはパンチ効いてるなあ。
松本:何やろ?この感じ。

≪皆さんの感想≫
・BEACH PADDY 最高。
・気が付けばPINE BOOK を口ずさんでいます。
・笑えるけどいい曲。
・山ちゃん。。。
・何にも負けない「真実」って・・・何???(笑)
・最近、この歌詞が口癖になっている。CD発売してぇ~。(LET IT BE)
・はまりました・・・。CD化ぜひ!してほしいですねっ!!(じゃむ)
・メシアのいる世界ってどこだ~!? (だい)
・田中の曲がなんとなくいい。CD化しないかな~。
・CD化を目指せ!!良かった。(7点)
・遠藤さんの歌がとても良かったです。 (10点)

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