Update | 2013年11月21日 |
タイトル | 木曜劇場「独身貴族」 |
初回 / 最終回 | 2013年10月10日 / 12月(全10回前後) |
放送局 / 時間 | フジテレビ系列局 / 木曜日 22:00 |
制作著作 / 制作 | フジテレビ |
プロデュース | 牧野正、草ヶ谷大輔 |
原作・脚本 | 佐藤嗣麻子 |
演出 | 武内英樹、平野眞、宮木正悟 |
音楽 | 住友紀人 |
主題歌 | SMAP「シャレオツ」 |
10月 / 第1話・第2話・第3話・第4話
11月 / 第5話・第6話・第7話・第8話
12月 / 第9話・第10話(最終回未定)
星野守(草彅剛)は東京・渋谷区の映画制作会社「キネマエトワール」の社長であり、映画プロデューサー。独身である。
一方、弟の星野進(伊藤英明)は専務を務めており、現在、離婚協議中。守が住んでいる高級マンションに転がり込み、二人は一時的に共同生活をしている。
2013年10月、守はある深刻な問題に頭を悩ませていた。
大物の脚本家・高倉雄二(津川雅彦)に次回作品の脚本を任せているのだが、まったく完成していないのである。
高倉の10年振りの新作とあって、映画界でも期待が高まり、脚本が出来ないうちから各方面でサポートをしてくれる構えだったにも関わらず、この不測の事態。もしも、この企画が流れたら会社の経営や信用に悪影響を及ぼすことは必至だが――。
締切の前日、守は高倉に会いに行き、「出来上がった台本だけでも頂けませんか?」と直接交渉する。だが、あろうことか、高倉はまったく書けていないという。しかも、高倉は反省する様子もなく、守のことを資産家の親のおかげで社長をやれているだけの「親の七光り」などと罵倒する。
誠意の欠片も感じられない高倉の言葉に守は愕然とし、失意のまま帰宅する。
望みが絶たれ、途方に暮れていたその時、守と進は一冊の台本が自宅マンションのテーブルに置いてあるのを見つける。
二人はその台本に心当たりがなく、それがどういう経緯で置かれたのかもわからない。タイトルは「8月のボレロ」で、作者は「春野ゆき」という人物らしい。
守がパラパラと台本に目を通してみたところ、構成もストーリーもキャラクターも陳腐だが、唯一、作中のセリフには強く惹きこまれてしまう。
守はその「8月のボレロ」に添えられていた連絡先をもとに、作者の「春野ゆき」に電話をかけてみることにした。
「8月のボレロ」の作者・春野ゆき(北川景子)が呼び出しに応え、キネマエトワールにやってくる。
ゆきは脚本家志望で、その日、ハウスキーパーの契約社員として通っていた守のマンションに、最後の望みを託して「8月のボレロ」の台本を置いたという。
守はゆきに「脚本を勉強するためにアシスタントディレクターとして撮影現場を見たらどうか」と提案し、なんと、「この脚本を次回作品の脚本として通してみる」という。それを聞いたゆきは喜びというよりも、驚きでいっぱいになる。
ところが、弟の進は「8月のボレロ」の作者名を「高倉雄二」の名義に無断で書き換えて、配給会社に提出してしまう。
(第1話「なぜ僕が結婚しないのか? その理由を教えましょう…」の結末まで~独身貴族のあらすじ・ネタバレ~/その他のキャスト:和泉元彌(デートの相手)市毛良枝(ゆきの母親)篠井英介(小林征嗣)品川徹(星野兄弟の父)大谷英子、大桑マイミ、蒼井そら、池田嘩百哩、Elina B、菅登未男、しのべけい子、上村依子、石黒久也、よしのよしこ、蔵内克樹、柴田光)
キネマエトワールの契約社員になったゆきは、映画「紡ぎ月」の撮影現場にADとして入り、ラインプロデューサーの川越裕太(藤ヶ谷太輔)にコキ使われる。ゆきは仕事に慣れず、主演女優の神崎清美(高岡早紀)にお茶をかけてしまうなどのミスを繰り返し、こっぴどく叱られる。
そんな中、ゆきはスタジオ内のカフェで、配給会社「日本映画」の部長・水島浩一(梶原善)が映画関係者と話しているのを聞いてしまう。会話のテーマは配給会社に提出されたという「8月のボレロ」についてである。ゆきは自分の作品の噂話とあって聞き耳を立てるが、水島部長が「8月のボレロ」の作者を「高倉雄二」だと話しているのを聞き――。
ゆきは「8月のボレロ」の作者名を無断で書き換えられたことを知り、社長室に怒鳴り込む。
事情を知らない守は「そんなことをした覚えはない」と言ってゆきを退けるが、配給会社に電話したところ、作者名の書き換えが判明。守は進が勝手に作者名の書き換えをしたことに気付き、進を責めるが、進は「すべては会社の経営のためなんだ」という。
守はゆきに会いに行き、謝罪をするが、ゆきは「キネマエトワールの為なら脚本を使ってもらえて本望です」と言い(※1)、進の暴挙を許そうとする。
守は裁判沙汰も覚悟の上で「8月のボレロ」を配給会社から取り戻すことを決意。配給会社の水島部長に「脚本を返してほしい」と直訴する。
水島は渋った挙句、「こんなゴミみたいな脚本、返してやる」と原稿を守に投げつける。そんな水島に対して、守は「その脚本の良さが解らない人間に渡らなくて良かった」と、毅然とした態度で言い放つ(※2)。
※1 キネマエトワールはゆきが脚本家を目指すキッカケになった映画「あじさい」を制作したから。
※2 このトラブルによって、一時的に水島部長と関係が悪化するが、進が詫びたことで関係は若干回復する。
(第2話「一夜限りのシンデレラ!! 恋に落ちた独身貴族」の結末まで~独身貴族のあらすじ・ネタバレ~/その他のキャスト:IKKO(スタイリスト)田窪一世、坂本真、野中隆光、竹尾一真、鈴木理学、杉森大祐、田辺岬、SAMY POP、竹内一洋)
「8月のボレロ」の脚本を取り戻した守は、ゆきがADとして働いている撮影現場へ。すると、そこには主演女優・神崎清美の「後ろ姿の代役」で、美しくドレスアップしたゆきの姿があった。その美しさは、ゆきをコキ使っていた先輩のスタッフたちも息を呑むほどで、それを見ていた進もすっかり魅了されてしまう。
進はゆきに惚れ、食事に連れ出したりと、プライベートから少しずつ彼女に接近していく(※3)。
一方、守は「8月のボレロ」の脚本についてゆきと話し合い、いつか映像化することを目指して、ドラマチックな展開になるように入念な手直しをする。しかし、その一方で、守は進がゆきと二人きりで会っていることを知ると、妙に気になってしまい――。
※3 二人が朝帰りをしたというあらぬ疑惑が浮上するエピソードあり。そのほか、進に惚れている秘書の緒方須美花(蓮佛美沙子)が嫉妬するシーンも。
(第3話「独身貴族に終止符!? 縮まっていく二人の距離」の結末まで~独身貴族のあらすじ・ネタバレ~/その他のキャスト:三浦真揶(細井恵)及川奈央(神野桜子)木村翠、真田幹也、牟田浩二、池袋遥輝、加藤綾子)
新作映画「太陽の食堂」の完成披露試写パーティーが、都内の高級ホテルで開催されることになった。
ゆきは守が「撮影の時、全日本農業組合の高砂さんと国原さんにはとてもお世話になった」と振り返っているのを聞き、その二人を招待したらどうかと提案する。
パーティー当日、映画関係者やマスコミ関係者などでにぎわう中(※4)、守から招待された全日本農業組合の春海四方(高砂賢一)と西山聡(国原保)が会場に訪れる。
しかし、東都テレビに椅子を10席用意するはずが、高砂と国原に2席が分けられたことを知ると、進は憤慨し、「ビジネスにならない人間を招待してどうするのか」と、ゆきをたしなめる。
だが、結果的に高砂と国原を招待したことは思わぬ収益を上げることになる。なんと、彼らの厚意で、全日本農業組合の約5万人の農業関係者に「太陽の食堂」を鑑賞してもらえることになったのだ。目先の宣伝効果に気を取られ、世話になった人々を軽んじる姿勢をとっていた進は深く自省する。
※4 パーティー会場には、守の叔母・星野亜希子(デヴィ・スカルノ)も現れる。亜希子はかねてから、守の結婚相手には配給会社「日本映画」会長の令嬢・現王園玲子(平岩紙)が相応しいと考えており、最近では守への結婚の要求も「脅迫」に近いものとなっている。この日は「星野家に代々継承されるネックレス」を結婚の証として渡すように守に強要。だが、守に玲子と結婚する気持ちはサラサラなく、紆余曲折あって、そのネックレスはゆきが預かる羽目になる。
パーティーには、ベテラン脚本家の小野寺秀作(斉木しげる)も登場する。
小野寺は著名な脚本家として知られているが、そのネームバリューを武器に、裏では手練手管で好みの女性を食い物にしていた。小野寺はゆきの美貌に惹かれ、「私が添削した台本を読んでみないか?」と言い、ゆきを宿泊中の部屋まで誘う。ゆきは小野寺の企みなど知る由もなく、誘われるがままに部屋に向かってしまう。
ゆきが異変に気付いた時には時既に遅く、ゆきは屈強な男(阿部亮平)に部屋に閉じ込められてしまう。
すると、そこに良からぬ事態を直感した守が助けに来る。ゆきは守に手を引かれ、部屋から抜け出す(※5)。逃避行の後、守が一心不乱になって片足だけ靴下で逃げてきたことがわかると、二人は初めて無邪気に笑い合う。
そんな二人の姿を目にした進は胸騒ぎを覚える。パーティー会場の外で二人きりになった時、進はゆきにキスをしようとする。だが、ゆきに一瞬の戸惑いが見られ、進はキスをためらってしまう。
※5 守がゆきを意識し始めたことがハッキリとわかるカットで、守はこの時、ゆきの手を握って駆け出したシーンを今後たびたび思い出す。守はこれまで誰とも結婚のイメージを描くことはなかったが、その変化が見られるシーン。
(第4話「心奪われた夜…ホテルで二人きり」の結末まで~独身貴族のあらすじ・ネタバレ~/その他のキャスト:深沢敬、菊地敏弘、横塚真之介、どんぶらこ)
ゆきの誕生日が直前に迫ったある日。
守はゆきの友人で、自宅のハウスキーピングをしてもらっている小原沙織(西原亜希)に、ゆきは何をもらったら喜ぶかと探りを入れる。すると、沙織はゆきの性格的に「心のこもったものなら何でも喜んでくれるはず」という。
こうして迎えたゆきの誕生日。ホテルの一室でサプライズパーティーが開かれ、守はこれぞと思った誕生日プレゼントを持ち、意気揚々とホテルに向かう。しかし、ゆきはおらず、進とホテルの屋上に行ったという。
守が屋上に向かうと、そこには思いがけない光景が。守は、ゆきと進がキスしている場面を目撃してしまう(※6)。守はショックを受け、誕生日プレゼントを渡すことなくその場を立ち去る。
※6 進はゆきの誕生日にヘリコプターをチャーターし、ゆきと上空から東京観光をするなどして距離を縮めていた。
(第5話「もう恋なんてしないと決めた夜…」の結末まで~独身貴族のあらすじ・ネタバレ~/その他のキャスト:福本伸一、長野美郷、山崎満、滝川恵理、篠原真由子、宇賀神亮介、逢澤みちる)
守はゆきと結婚するイメージを抱いていたものの、キスを目撃した夜をきっかけに、その理想を抱くことをやめる。
守は苦悩した結果、叔母・亜希子の推薦に従い、配給会社「日本映画」会長の令嬢・現王園玲子と結婚することを決意する。ちょうどその時、亜希子から「玲子さんと結婚しなければ、キネマエトワールを売却する」と、脅しをかけられており、その亜希子の溜飲を下げる意味でも、結婚するのも悪い話ではないからだ。
ほどなくして、玲子はオクサマ気取りでマンションに出入りするようになる。何も知らなかった進は、守があれほど毛嫌いしていた玲子との結婚を決意したことを知り、絶句する。守は進に「半同棲もやってみると意外と嫌じゃない」とあっけらかんとした表情で言い、「情熱的な恋をしても、結婚生活でその情熱が永続するとは限らない」と、自分に言い聞かせるように熱弁する。
ゆきが脚本を書いた「8月のボレロ」の映画化の話が浮上する。思いがけないことに、進が配給会社の水島部長に土下座をして直談判したらしい。
進にとって、ゆきの夢を叶えて喜ばせてあげたいと思って取った行動だったが、守は「脚本の手直しが終わっておらず、時期尚早だ」と進の行動を否定する(※7)。
二人はゆきの脚本をめぐって真っ向から争うが、ゆきは守の意見こそ今の自分の気持ちだという。
進は「思い上がって先走った行動を取ってしまった」とゆきに詫びるが、ゆきは「こんなに嬉しいことをしてもらったのは初めて」と礼を言う(※8)。
※7 手直しがまだ不十分な脚本を世に出せば、失敗する可能性も高くなる。デビュー作品でつまらない脚本家だというレッテルを貼られたら、二作目を出すことはデビューするより難しいかもしれない。だからこそ、ゆきの将来を思えば納得のいく形でデビューする方が最善である、という思いから。
※8 このあと、ゆきが進の「付き合ってるよね?」という問いかけに同意するエピソードあり。ほか、玲子のブランド品を収納するために、守が収集していた靴を処分したという、心境の変化がうかがえるエピソード。ゆきが守から預かっているネックレスを見つめるシーンなど。
(第6話「動き出した恋…僕は結婚します。」の結末まで~独身貴族のあらすじ・ネタバレ~)
「8月のボレロ」に人気絶頂の俳優・山下智久(本人役)が出演を検討していることが明らかになる。配給会社の水島部長によると、すでにプロジェクトは動き出しているという。
その状況を知った守は「8月のボレロ」の製作総指揮を進に任命する。