『家族の裏事情』あらすじ ネタバレ

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フジテレビ系ドラマ『家族の裏事情』最終回までのあらすじ・ネタバレ・結末。家庭の裏事情は誤り。

家族の裏事情

タイトル金曜ドラマ「家族の裏事情」
初回 / 最終回2013年10月25日 / 12月
放送局 / 時間フジテレビ系列局 / 金曜日 19:57
制作 / 制作著作フジテレビ / 共同テレビ
プロデュース森安彩
原作・脚本武井彩、阿相クミコ
演出木下高男、村上正典、佐藤源太
音楽高見優
主題歌コブクロ「GAME」
ロケ地東京江戸川区下篠崎町、篠崎町商店街、亀有香取神社、千葉県流山市
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『家族の裏事情』最終回までのあらすじ・ネタバレ・結末

10月 / 1話
11月 / 2話・3話・4話・5話・6話
12月 / 7話・8話・9話・10話(最終回未定)

第1話「家族全員が抱え込む秘密と嘘」

 2013年9月、東京のとある下町。
 雀町三丁目の一角に、6人の家族が暮らす石和家がある。
 その大黒柱・石和泰彦(沢村一樹)と妻の石和縁(財前直見)は、定食屋「いさわ屋」を経営している結婚22年目の夫婦である。
 ある日、22歳の長男・石和晴彦(松下洸平)が結婚を発表し、3歳年上の婚約者・高城累(谷村美月)が石和家を訪ねてくる。彼女は東京大学理学部を卒業後、東日ケミカルの化学研究センターで化学結合の基礎研究をしている理系の才媛だった。
 しかし、彼女は自己紹介のために履歴書を持参してくるなど、世間知らずな言動がチラホラ。最初は家族も笑っていたものの、交際期間がわずか3週間ということが明らかになると、「何か様子が変だ」と雲行きが怪しくなる。さらに「結婚はしますが、この家の嫁になるつもりはありません」という発言にカチンときた緑が、思わず「結婚は認めない」と言って彼女を追い返してしまう。
 一方、雀町商店街は赤字続きによって閉店する店舗が相次ぎ、商店街の人々は起死回生のアイデアを考え始める。そこに「下町グルメグランプリ」という下町の名物グルメを競うコンテスト開催の知らせが届く。しかし、雀町商店街には名物グルメは存在しない。すると、商店街の人々が料理人である泰彦に何とかならないかと言い出す。結局、泰彦は断りきれず、その名物グルメを作る役目を強引に押しつけられる。
 そんな中、縁の母・三松華江(真野響子)が約30年ぶりに現れ、石和家は大騒ぎになる。
(第1話「家族全員が抱え込む秘密と嘘の物語が今夜開幕!」の結末まで/上記にないキャスト:役名なし(三上市朗、松岡吉勝、植木祥平、小松利昌、久松龍一、小杉幸彦、西畑澪花、羽田真、権藤葵、青木珠菜、望月瑠菜、鈴木かすみ、寺瀬今日子、江奈さやか、藤野俊之、吉田騎士、遊佐舞、柳井洋子、石塚獅桜)~家族の裏事情(家庭の裏事情)あらすじ・ネタバレ~)

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第2話「結婚って紙切れ一枚の問題じゃない」
家出の母

 縁が高校生時代、家を出て行った母・華江が、派手なファッションでおよそ30年ぶりに石和家に現れる。華江は友人だった泰彦の父・石和尚彦(小野寺昭)と再会し、意気投合する。
 華江が帰ってきたニュースでもちきりになる中、縁は「面倒を見てちょうだい」と厚かましくせがむ華江を、近所で「三松漬物店」を営んでいる兄の三松太一(佐藤二朗)に預けることに決める。しかし、太一の妻・三松すず(MEGUMI)が身勝手な華江の面倒を見きれず、一日でダウン。華江は仕方なく石和家に引き取られることになる。
 こうして、華江はしばらく石和家に居座ることに。緑は華江のマイペースっぷりに戸惑うが、華江は20歳の次男・石和雅彦(鈴木勝広)や14歳の長女・石和千代美(水谷果穂)には人気で、あっという間に子供たちの心をつかんでしまう。
 そんな中、晴彦は婚約者の累が入院中の母のお見舞いに行くことを聞き、結婚の挨拶をするために病院についていく。晴彦は累の母・高城祥子(宮田早苗)に「累さんと結婚したいと思っています」と話すと、祥子は大喜びし、「よろしくお願いします」と頭を下げる。しかし、少し時間が経つと、祥子はまるで初対面のように「あら、どなた?」と言い出し、さっきと同じ会話を繰り返す。実は、祥子の脳には深刻な症状があって――。
 一方、泰彦のもとに先輩の実業家・戸部哲史(高杉亘)が訪ねてくる。戸部は自分が経営する高級レストランのパンフレットを見せ、泰彦にそのレストランの料理長にならないかと言う。収入が10倍以上に跳ねあがると聞き、心が揺れる泰彦だったが、自分の定食屋や雀町商店街を大切にしたいという思いがあり、誘いを断ることに決める。

婚約者の再訪

 晴彦が婚約者の累を連れて再びやって来る。例の「変な婚約者」の再登場に、緑は戦々恐々とする。しかし、今回は彼女なりに反省したらしく、「先日のお詫びに」と何やら手土産を持ってきた様子。ところが「つまらないモノですが」と言って出されたのは、生きている金魚であった。
 緑はまたかと辟易し、「こういう時に生き物なんて・・・」と、累をたしなめる。
 と、そこに泰彦が累のために作ったハンバーグを持ってくる。すると、ハンバーグを食べた累は「す、すごいです!」とその味を絶賛し、「ミオシンとアクチンが~」「小麦粉のアルファ化が~」と、そのハンバーグがどうして美味しいかを化学的に解説しはじめる。泰彦はそれが何のことかわからないが、褒められていることだけは間違いないと知ってうれしくなる。
 それを見た緑は「私だけが怒っていて悪者みたい」と愚痴をこぼす。第一、金魚などという生き物をこの状況で持ってくる神経が信じられない。すると、泰彦が思いがけないことを言い出す。「でも、金魚って商売繁盛の魚なんだよ。だから彼女なりに気を使ったんじゃないのかな」、それを聞いた緑はきょとんとした顔で、彼女のことを見つめる。
 緑は食器の片付けを晴彦に任せ、累を駅までおくることに。緑は態度を軟化させ、結婚するにあたって本当にそれが正しい選択なのか、もう一度、勉強してきてほしいと話す。
 その日、華江が「やはりホテル暮らしの方が良い」という理由で石和家からいなくなる。久しぶりに平穏な日々が戻るかと思った矢先、今度は、累が居候をさせてほしいと言って石和家に現れる。
(第2話「あなたわかってる?結婚って紙切れ一枚の問題じゃないのよ」の結末まで/上記にないキャスト:役名なし(木下貴夫、市原清彦、山崎満)~家族の裏事情(家庭の裏事情)あらすじ・ネタバレ~)

第3話「二人の結婚に隠された裏事情」
居候の申し出

 累が「人生勉強をさせてください」と言って、大きな荷物を持って居候のお願いをしにやって来る。成績優秀だった彼女は25年間の人生で、誰にも「勉強しろ」と言われたことがなかったらしく、この日、緑から初めてその言葉を言われ、衝撃を受けたという。だが、居候のお願いはさすがに無理だという結論になり、夜も遅いことから、とりあえず長女・千代美の部屋で泊まってもらう。
 翌朝、累は「一宿一飯の恩義に」と、定食屋「いさわ屋」の手伝いをさせてほしいと申し出る。累はもちまえの頭の良さですべての客の注文を暗記し、伝票をレジに通すことなく代金をピタリと言い当て、常連客の人気者になる。
 そこに華江が現れる。華江は、晴彦と累のよそよそしい雰囲気から、ふたりがワケありのカップルだと直感する。
 一方、将来のなでしこジャパン入りを目指してサッカー部に入部した千代美は、来年3月、参加費の60万円を払えば、イタリアのサッカーアカデミーに参加できるというチラシを見かける。千代美は参加して良いかと両親に尋ねてみるが、さすがに60万円という参加費は負担が大きい。千代美はお金を稼ぐためにアルバイトを見つけようとするが、14歳で採用されるアルバイトはない。そこで年齢を16歳としたウソの履歴書を出したところ、インターネットカフェで採用される。
 そんな中、どこかで火災が発生したらしく、消防車のサイレンの音が聞こえ始める。

結婚の裏事情

 昼間に発生した火災の出どころが、累のアパートだったことがわかる。累の部屋は延焼を免れたものの、水浸しになったという。
 緑は累が住むところがなく困っている様子を見て、石和家で居候をしてもいいと言い出す。
 幼い頃から母とふたりで暮らしていたという累は、食卓に並べられた料理を自分で取ることさえも躊躇する。緑はそうした家族にとって何気ないことを彼女に一から教えるようになる。そして翌朝、弁当を持っていくことをためらう彼女に「同じご飯を食べることが家族になること」と諭して、自分の娘にそうするように弁当を持って行かせる。
 一方、大学生の次男・雅彦は、家族に内緒で学習塾の講師のアルバイトをやめ、落語にたずさわる仕事がしたくて浅草演芸ホールで働き始める。そんな雅彦の姿を、父の泰彦が偶然目撃する。泰彦はやりたいことを見つけようとする雅彦の気持ちに理解を示しながらも、家族に一言伝えてほしいと雅彦を叱りつける。
 その夜、緑は、晴彦と累がお互いを「石和さん」「高城さん」と名字にさん付けして呼び合っているのを聞いてしまう。実はこの婚約は、累の母の高額な医療費を捻出することが目的という裏事情があって――。緑はそんな事など知る由もなく、戸惑う。
(第3話「長男の嫁同居宣言?二人の結婚に隠されたありえない裏事情!」の結末まで/上記にないキャスト:役名なし(荒木誠、谷一歩、黒澤はるか、内田明、八木のぞみ、井上翔太、春日井順三、戸田信太郎、松本雅人、堀田勝、成瀬麻紗美、吉見幸洋)~家族の裏事情(家庭の裏事情)あらすじ・ネタバレ~)

第4話「偽装結婚ついに発覚」

 次男の雅彦が落語家になるために「大学を中退する」と言い出す。緑は反対するが、泰彦は彼の夢を応援するかのようなスタンスをとる。
 実は泰彦もレストランの料理長になる夢を捨てきれず、戸部からの誘いをきっかけにその夢が再燃していて――。緑はそんな泰彦の迷いを見抜き、雅彦の夢に共感しているのは自分も夢に悩んでいるからではないかと問いかける。数日後、泰彦は自分が本当は何をしたいのかを知るために、戸部の会社に行ってみることを決心する。
 そんな中、緑は晴彦が忘れていったケータイ電話をたまたま見てしまう。すると、ちょうど着信した累からのメールには「このまま皆さんを騙したままでいいのでしょうか?」という意味ありげな言葉が。緑が彼らのメールを追うと、そこには――。
 帰宅した晴彦はメールのやりとりを緑に見られたことを知り、もう隠し切れないと観念。ついに結婚することになった本当の理由を明かす(※)。泰彦は二人に出て行けと言い放つ。

(※)本当の理由=名字を変えて消費者金融から借金をするため。
 累の母親がくも膜下出血で入院し、高額な医療費が必要となったが、累の貯金では足りず、累はやむを得ず消費者金融でお金を借りていた。しかし、借金が300万円まで膨らんでくると、累は業者から返済の可能性を疑われ、ブラックリスト入りしてしまった。累は消費者金融で新規の借り入れが出来なくなり、苦肉の策として法外な利息を取るヤミ金融でお金を借りることを思い立った。
 そんな時、ヤミ金融に入ろうとする累を引き止めたのが晴彦だった。晴彦は「結婚して名字が変われば消費者金融で新規の借り入れができるケースがある」ことを知り、累を助けるために結婚することを決意した。累はプロポーズを最初は断ったが、他に手立てがなく、晴彦の気持ちに甘える形で結婚に同意した。
(第4話「偽装結婚ついに発覚 石和家に訪れる最大のピンチ!」の結末まで/上記にないキャスト:落語家(春風亭小柳枝)その他のキャスト(春日由輝、田辺岬、こおりゆうか、気谷ゆみか、大橋るみこ、浦崎宏、八木のぞみ、大門嵩)~家族の裏事情(家庭の裏事情)あらすじ・ネタバレ~)

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