10.27
新ドラマ「不適切にもほどがある!」のキャストの方々のインタビュー動画が公開!
下記はインタビューの一部を抜粋し、要約・補足したものです。公開されたものと異なる箇所があります。[引用元]
──ドラマ「不適切にもほどがある!」の出演が決まった感想は?
阿部サダヲさん:2020年の「恋する母たち」以来のTBSドラマ。宮藤官九郎さんの脚本も久しぶりで嬉しかったです。出演者の方達も一緒で撮影が楽しみです。
仲里依紗さん:温かい現場だった「恋する母たち」の出演者の皆様と再会。「不適切にもほどがある!」のポスター撮影をしたのですが、もう「絶対面白い」という確信が持てました。撮影が楽しみです。
磯村勇斗さん:「恋する母たち」の出演者の皆様とご一緒出来るので楽しみ。宮藤官九郎さんの脚本に参加するのが初めて。ワクワクしてます。
吉田羊さん:宮藤官九郎さんのドラマは好きで拝見していたので嬉しいです。メンバーが「恋する母たち」の出演者。最初、「Paraviでサイドストーリーでもやるのかな」と思ったんですけど(一同笑い)。緻密に計算したお芝居もでき、アドリブで爆発する瞬間的なお芝居も出来る方々、シーンが膨らんでいくのが楽しみです。
ドラマ「恋する母たち」
(全9話)
あらすじ:石渡杏(木村佳乃)は息子の同級生の母・蒲原まり(仲里依紗)から「母親たちは意外とみんな不倫している」と聞かされる。そんな中、11年ぶりに斉木(小泉孝太郎)と再会し……。
出演者:木村佳乃、吉田羊、仲里依紗、小泉孝太郎、磯村勇斗、森田望智、瀧内公美、奥平大兼、宮世琉弥、藤原大祐、渋川清彦、玉置玲央、矢作兼、夏樹陽子、阿部サダヲ
──ドラマ「不適切にもほどがある!」の脚本を読んだ感想&役どころは?
阿部サダヲさん:考えが面白い。役者として挑戦するところもあって面白い。今だから出来るドラマ。このキャスト、「恋する母たち」のキャストと似ているので、(キスシーンがあった)あの時の感じも残ってはいるんで口唇に。キスとかもあるのかなっていうのは思いますけどね(一同笑い)、どうでしょうか。昭和を知ってる方達は懐かしく「こういう人いたな」と思うような体育教師の役・小川市郎を演じます。親しみやすい役作りをしていきたいです。令和の時代でも存在してもいいと思わせるような人を演じたいです。
仲里依紗さん:脚本を読んだ時は止まらなかったです。「不適切にもほどがある!」はどうやって撮るのかワクワクするシーンがいっぱい。プレッシャーもあります。犬島渚はシングルマザーの役で、仕事はバラエティのアシスタントプロデューサーさん。私も実生活で母親なので、それで何か演じられる部分があるかなと思っています。
磯村勇斗さん:この時代だから描けるテーマ。宮藤官九郎さんが生み出す掛け合い、セリフが面白いので楽しみです。表現において僕らも挑戦をしなければいけないので、やり甲斐のある3ヶ月になりそうです。僕の役・秋津睦実(ムッチ先輩)はあるアイドルに憧れているという人物です。もうそれ以上はないです(一同笑い)。そのアイドルに似てると思いました。ちょっと浮いてます(一同笑い)。
吉田羊さん:とても挑戦的な脚本。放送出来るのか心配になるような脚本。でも、令和の多様性の時代を逆手にとった表現もあって、視聴者の皆様は気づいたら巻き込まれて、それが快感に変わっていくんじゃないかと踏んでいます。私の役・向坂サカエは令和時代を生きるフェミニストの役。この時代の正義を振りかざしながら小川市郎さんに切り込んでいく役です(あらすじによると令和から昭和に息子とタイムスリップする)。きっと視聴者の目線と同じというか、私を通して皆さんはこのドラマをご覧になっていくんじゃないかなと、そういう存在かなと思っています。
──昭和という時代のイメージは?
磯村勇斗さん:平成生まれです。分からないです。幻みたいな感じですね(一同笑い)。
阿部サダヲさん:昭和が幻って言われたら困りますね。昭和があったから今があるんだから(一同笑い)。
吉田羊さん:社会が寛容でした。今でこそ自由だとか多様性だとか言われてますけど、テレビでも普通に深夜11時ぐらいになると上半身裸の女性が出てましたし、それをこっそり、隣の部屋からこっそり覗くみたいなね。
阿部サダヲさん:昔のテレビって「ガッガッガッ」って回すチャンネルだったんですよ。そのガッガッを鳴らさないように動かすっていう(一同笑い)。それは上手かったですよね。
吉田羊さん:色々と工夫する時代でしたよね。物がない時代だからこそ、ビデオも上から録画しないようにツメ折ったりとか。(阿部サダヲさん:カセットテープもそうでしたよね。)そうそうそう、ウォークマンが出た時は本当に衝撃的。音楽を持ち歩ける事に「へぇ~」ですよね、びっくりです。
──撮影がクランクイン直前、楽しみな事は?
阿部サダヲさん:楽しみにしてる事しかないです。どういう風にタイムスリップするように撮るのか。
仲里依紗さん:撮影じゃない日も練習みたいなのがありそう。お風呂で台本覚えるんですけど、リビングでもすることになりそう。
磯村勇斗さん:昭和の時代を役を通して味わえるので楽しみです。
吉田羊さん:昭和にあって令和にはない衣装・メイク・ヘアスタイルとかのジャッジ。「不適切にもほどがある!」にはそういう楽しみ方もあると思います。
──不適切だった体験談は?
阿部サダヲさん:この業界、挨拶が大事と思って「阿部サダヲです。初めまして、よろしくお願いします」って言ったら「共演した事ありますよ」って返された事です(一同笑い)。「初めまして」って言わなければいいのか。(吉田羊さん:どうもって)「どうも、よろしくお願いします」って言えばいいのか。
仲里依紗さん:授業参観に肩パット入ったジャケットでパリコレみたいな感じで行っちゃって、私は不適切だと思ってなかったんですけど「不適切だったかもしれない、この肩パットは」みたいな。
磯村勇斗さん:「髪切りましたね」って言って「切ってないです」っていう。ないですか?(一同笑い)
──視聴者の皆様へメッセージを。
阿部サダヲさん:昭和を生きてきた方達も楽しめますし、平成から令和を過ごしてる若い方達も、こんな時代があったんだなって、こんな時代かっこよかったんだなっていう風に思っていただけるようなドラマになると思いますんで、是非楽しんで「不適切にもほどがある!」を観ていただければいいなと思います。よろしくお願いします。
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