『潔子爛漫』最終回までのあらすじ・ネタバレ

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『潔子爛漫~きよこらんまん~』最終回までのネタバレ・あらすじ・結末。

潔子爛漫

タイトル東海テレビ・昼ドラ「潔子爛漫~きよこらんまん~」
初回 / 最終回2013年9月2日 / 10月25日(全39回)
放送局 / 時間フジテレビ系列局 / 月曜日~金曜日 13:30
制作著作 / 制作泉放送制作 / 東海テレビ
制作統括松本圭右、小池唯一、河野博明
原作・脚本小森名津、森山あけみ
演出伊藤寿浩、島崎敏樹、金子与志一
音楽市川淳
主題歌Tommy heavenly6「Ruby eyes」
エンディング曲タオルズ「棘」

「潔子爛漫」最終回までのあらすじ・ネタバレ・結末

9月2日- / 1話・2話・3話・4話・5話
9月9日- / 6話・7話・8話・9話・10話
9月16日- / 11話・12話・13話・14話・15話
9月23日- / 16話・17話・18話・19話・20話
9月30日- / 21話・22話・23話・24話・25話
10月7日- / 26話・27話・28話・29話・30話
10月15日- / 31話・32話・33話・34話
10月21日- / 35話・36話・37話・38話・39話(最終回)

第1話
潔子爛漫~きよこらんまん~のはじまり

 1895年(明治28年)。
 九堂潔子(福田沙紀)は、教育者の九堂忠近(渡辺裕之)を父に持ち、母の九堂文乃(大鳥れい)、弟の九堂忠満(椙杜翔馬)、祖母の九堂冨久(松原智恵子)と5人で暮らしている。潔子は武家に生まれたこともあって、厳しく躾けられ、深い愛情を持って育てられた。
 そんな潔子には幼い頃から兄のように慕う幼なじみがいる。6歳年上の町医者・有馬蒼太(石垣佑磨)である。彼の父・有馬嘉一(五代高之)が九堂家の訪問医をしていたこともあり、その縁からふたりは兄妹のように仲が良かった。蒼太は潔子が生まれた時、幼いながらも潔子を守ることを誓い、ある時には潔子を誘拐しようとした暴漢にも立ち向かったこともあった。
(潔子爛漫~きよこらんまん~ 第1話~あらすじ・ネタバレ~/上記にないキャスト:幼少期の九堂潔子(舞優)幼少期の有馬蒼太(竜跳)ナレーション(沢田敏子)そのほか(三田村賢二、松田真知子、吉岡大輔、樋口海斗、阿久津柚奈))

第2話~第4話
潔子の父

 潔子の父・九堂忠近は近隣の尋常小学校の校長先生を務めている。
 忠近は、給金を使って貧困家庭のために勉強道具を購入しており、そのために九堂家の食生活は決して豊かではない。しかし、そういった忠近の行いは、家族の誇りである。
 忠近は金品をエサに不正を要求するような甘い話にも耳を貸さず、自分が正しいと思う信念を曲げない。お国の為に命を捧げることが当然というこの時代にも、「それと子供たちへの教育は別」として、忠近は「戦争という手段だけが国を守ることではない」という教育を子供たちに教えている。だが、そういった教育を良しとしない者から「非国民」「教育者失格」などといった中傷の貼り紙を玄関に貼られることもあった。

有馬医院

 18歳になった潔子は女学校を卒業後、有馬が経営する「有馬医院」で看護の手伝いをしている。そこでは、蒼太も医師として働いている。
 なお、潔子への給金は一銭も出ない。有馬は貧困家庭から治療費を徴収しない方針を取っているため、自身の生活も貧しく、潔子にも給金を与えてやれないのである。しかし、潔子はそんな有馬を尊敬し、自ら進んで無償の手伝いをしていた。

二宮家との縁談

 ある日、潔子は政治家秘書・二宮隆道(加藤慶祐)と知り合う。彼は蒼太の友人だという。
 潔子は、庶民の生活向上を考える隆道の主張を聞き、彼に実直な印象を抱く。
 一方、隆道は潔子に一目惚れし、東京府の役人である父・二宮盛道(高知東生)に「嫁にしたい娘が見つかった。頭が切れて上品で美人。あの娘しかいない」と告げる。
 後日、九堂家に二宮が訪れ、潔子と隆道の縁談を申し出る。忠近は有り難い申し出であるとして前向きな返事をする。ところが、この縁談のウラには二宮の悪しき企みがあった。

木村千代

 縁談の予定を耳にした潔子は家族に「嫁には行きたくありません」と本音を漏らす。しかし、祖母の説得もあり、潔子は縁談を断りきれない。
 翌日、女学校の同級生だった木村千代(渋谷飛鳥)が九堂家へ縁談の祝福に訪れる。うわべでは潔子に対して好意的に接する千代だったが、本当は潔子が妬ましくて仕方がない。実は、千代は隆道に惚れており、家柄の違いから恋に踏み切れない経緯があったのだ。

祖母の死

 潔子と隆道の結婚の段取りは着々と進む。蒼太はこの状況になり、初めて潔子に想いを寄せている自分に気付く。それは対する潔子も同じで、蒼太への想いを振りきって隆道と結婚することが自分の生きる道なのかと思い悩む。
 そんな中、病床に伏せる祖母・冨久の容態が急変し、その夜に永眠。家族は悲しみに暮れる。潔子は祖母の言葉を思い出す。
「おなごに2つの道はない。一度、自分で決めたことならば、何があろうとその一本の道を進むのみ」
 潔子は祖母が遺した鏡を見つめながら、彼女の言葉を噛みしめる。
 潔子は縁談への迷いを振り切り、隆道と結婚することを心に決める。そして、母に教わりながら花嫁修業を始める。

父の逮捕

 忠近は、数日前に不正を要求してきた男と二宮が繋がっていることに気付く。
 そのことから忠近は、潔子の縁談をとりやめることを決める。忠近から破談を告げられた二宮は怒りに打ち震える。
 潔子は忠近から縁談がなくなったことを聞かされる。理由も教えてもらえず、潔子は動揺するが、内心は破談になってホッとしていると蒼太に話す。
 その夜、思いがけない事態が起こる。九堂家に刑事たちが押しかけ、忠近が公金横領の罪で逮捕されたのである。忠近は「心配はいらん、私は潔白だ」と言い残し、連行されていくが――。
(潔子爛漫~きよこらんまん~ 第4話の結末まで~あらすじ・ネタバレ~/上記にないキャスト:小山田(永倉大輔)イシ(山野海)花(亜里沙)そのほか(沼崎悠、岡野真那美、田口治、池澤巧貢、川口和宥、島田岳、西條義将))

第5話
二宮の暗躍

 逮捕から3日が経つが、忠近はまだ釈放されない。潔子は父の逮捕がなにかの間違いであることを信じる。
 潔子は心苦しくも、東京府の役人である二宮に協力を申し入れる。二宮は快諾し、真偽を調査してみるという。しかし、この忠近の逮捕について、二宮が裏で糸を引いていることを潔子はまだ知らずにいた。忠近が逮捕された公金横領の罪は、二宮が着せた濡れ衣だったのである。

渋澤弥彦

 蒼太は父から、政財界に人脈を持つ男を紹介される。その人物とは、渋澤商会の社長である渋澤弥彦(合田雅吏)。戦争で用いられる武器売買で財を成した「死神商人」と呼ばれる人物だった。彼が忠近の釈放への一助になるかもしれないという。
 蒼太は弥彦のもとを訪ねるが、弥彦は非協力的な態度をとり、交渉がこじれる。弥彦は札束をばらまき、「金に土下座をしろ」と蒼太を挑発する。「お前の誇りを担保に力を貸してやってもいい」という言い分である。しかし、蒼太が土下座をする寸前で潔子が止めに入る。潔子は「蒼太さんの誇りを奪ってまで助かろうとは父も思わない」と毅然とした態度で弥彦に言い放つ。
(潔子爛漫~きよこらんまん~ 第5話の結末まで~あらすじ・ネタバレ~/上記にないキャスト:須田(坂田雅彦)竹本(小林博))

第6話
父の死

 数日後、忠近が釈放される。忠近はすっかり衰弱しており、その姿を見た家族はショックを受ける。
 実はこの釈放には、何かの気まぐれか、弥彦の助けがあったのだが、そのことを潔子はまだ知らない。
 一方、二宮は弥彦が釈放の手助けをしたと聞きつけ、弥彦のもとを訪ねる。弥彦は二宮の口ぶりから、彼が忠近に無実の罪を着せたことに気付く。弥彦は二宮を利用するためにある交渉を持ちかける。
 その日の夕方、有馬父子による治療の甲斐もなく、忠近が亡くなる。母の文乃は悲しみをこらえ、「父に心配をかけぬように恥じぬ生き方をせよ」と潔子と忠満に告げる。
(潔子爛漫~きよこらんまん~ 第6話の結末まで~あらすじ・ネタバレ~)

第7話~第8話
蒼太の転身

 忠近の死を受けて、蒼太は一大決心をする。町医者をやめ、渋澤商会で商人として働きたいというのだ。
「私は人を救える強い力を持ちたいのです。これからの世の中は経済こそが力を持つ。そのために商人になりたいのです」
 蒼太は弥彦のまえで土下座をし、雇ってほしいと懇願する。弥彦は高笑いし、蒼太を使い物になるか試してみようと言い出す。潔子は蒼太から覚悟の程を聞き、蒼太を見送ることしか出来ない。
 一方、潔子もまた、家計が困窮している状況を見かねて職探しを始める。仕事斡旋所「桂庵」を訪ねた潔子は、あるじの木村権蔵(金山一彦)に商家の帳簿付けの仕事はないかと尋ねる。権蔵は難色を示すが、潔子の姿をいやらしい目で見つめた権蔵は、いきなり「仕事ならある」と言い出す。

料亭「木村」

 潔子は、権蔵が経営する料亭「木村」の帳簿付けの仕事を任される。その料亭は、権蔵の妻・木村八重(比企理恵)が女将を務めている。
 思いがけないことに、権蔵の娘は女学校の同級生・千代であることがわかる。千代は武家の潔子から見下されていると以前から誤解しており、「主従関係ができたことで立場が逆転した」と不敵な笑みを浮かべる。一方、弥彦は潔子が料亭で働き出したことを知り、ひそかに潔子を気にかける。
 そんな中、潔子は下心をむき出しにした権蔵に襲われる。女将の八重が寸前で止めに入るが、潔子は八重から「お前が誘った」と言いがかりをつけられる。さらに「料亭の人間を見下している」とも。潔子は否定するが、「ならば女中をしてみろ」と言われ、潔子は女中の仕事をまかせられる。

弥彦の縁談

 弥彦の母・渋澤たつ(赤座美代子)は、弥彦と千代を結婚させようと料亭「木村」でふたりを会わせる。弥彦はこれが縁談だと気付くと、千代に見向きもせずに帰っていき、千代はプライドを傷つけられる。
 渋澤商会では蒼太が帝大出身の秀才とあって英語やドイツ語にも堪能なことがわかり、弥彦は思わぬ拾い物をしたと蒼太を見直す。
 一方、料亭では、潔子への憎しみをたぎらせる千代がうわべだけの友人関係を壊し、潔子に「あなたなんか死んでくれたらいいのに」と言い放つ。
(潔子爛漫~きよこらんまん~ 第8話まで~あらすじ・ネタバレ~/上記にないキャスト:お紺(幸田尚子)美代(福原舞弓)まさ(佐藤恭子)そのほか(川嶋秀明))

第9話~第10話
二宮の来訪

 隆道は、二宮が公金横領の罪を忠近になすりつけたことに気付く。そして「父さんは変わってしまった」と二宮を咎める。
 一方、潔子は料亭の女中たちに武家の娘だと知られ、世間知らずだと嘲笑される。そして「客に抱かれて金をもらうことも女中の仕事だ」とお紺(幸田尚子)から聞かされ、愕然とする。
 料亭に二宮が訪れる。新入りの女中が役人を接客するのは本来は良しとしないが、千代の乳母・イシ(山野海)の企みによって、潔子が二宮の接客を任せられる。二宮は潔子が女中をしていることに驚き、どんな覚悟で女中をしているか潔子を試そうとする。
 二宮が潔子の着物に手をかけようとしたその時、潔子は母からもらった懐刀を出し、刃を自分に向ける。
「恥辱を受けて生きるぐらいなら私は死を選びます。武家の女の誇りを守ることも一つの覚悟」
 それに対して、二宮は「誇りを守るために死を選ぶことは間違っている、何があろうと生きなければならない」と潔子を諭す。そう告げると、二宮は「潔子に男の相手をさせるな」と女将の八重に命令して帰っていく。それを知った女中たちは潔子だけが優遇されていると感じ、不満を募らせる。
(潔子爛漫~きよこらんまん~ 第10話まで~あらすじ・ネタバレ~/上記にないキャスト:大山喬文(大出俊)板前・勇次(熊澤洋幸)そのほか(松本公成、日野弘毅))

第11話
渋澤清太郎

 渋澤商会に弥彦の息子・渋澤清太郎(八神蓮)と、華族出身で浪費家の妻・渋澤久仁子(富永沙織)が現れる。金を無心に来た孫の情けない姿に、たつは呆れ返る。
 一方、蒼太は外国の商人との交渉をまかせてほしいと弥彦にうったえる。弥彦はその熱意にほだされ、蒼太に仕事を一任する。

千代の嫉妬

 潔子が祖母からもらった鏡を千代に取り上げられてしまう。これまでに女中たちも大事なものを千代に没収されたという。
 潔子はその鏡のことを「正体が醜いものは醜くうつる魔境」だと言う。千代が半信半疑で鏡をのぞきこんだところ、顔が醜く歪んでしまい、恐れをなした千代は鏡を手放す。
 女中たちは千代の慌てる姿を見て大笑い。この一件で、潔子と女中たちとの距離が縮まる。
 潔子は、女中のお紺と板前の勇次(熊澤洋幸)の恋仲を気にかける。お紺が手紙を読めないことを知った潔子は、読み書きを習いに行けないかと女将の八重に願い出る。すると、隆道も助け舟を出してくれる。「識字ができ、新聞を読むことで時事に詳しくなれば話の質も上がり、料亭の格が上がる」と。上客の隆道の頼みは断りきれず、八重はしぶしぶ許可する。
 千代は隆道の心をつかんでいる潔子に激しく嫉妬。隆道のまえに現れ、衝動的に恋の告白をするが、そっけなく断られてしまう。
 千代は嫉妬に狂い、潔子を階段から突き落とす。潔子は薄れゆく意識の中で、千代に突き落とされたことに気付く。
(潔子爛漫~きよこらんまん~ 第11話の結末まで~あらすじ・ネタバレ~/上記にないキャスト:キミ(村崎真彩)男(光宣))

第12話
営業停止

 階段から突き落とされた潔子は足と肩に軽傷を負い、蒼太から手当を受ける。潔子は千代に突き落とされたことには口を閉ざし、「自分が転んで落ちた」と言い張る。
 一方、千代は泣きながら権蔵と八重に自分の過ちを告白する。だが、権蔵たちはその事実を隠そうとする。
 翌日、現場を目撃していた弥彦が警察に知らせたことで、千代が逮捕される。さらに、女中に売春をさせていたことから料亭は営業停止になってしまう。
 千代を育ててきた乳母のイシは、千代の逮捕に茫然自失となる。イシは潔子に身の上を話す。「子供を産めない身体であることがわかった時に、千代が生まれ、それから実の母のように育ててきた」と。イシは潔子に土下座をして「ずっと千代の友達でいてほしい。自分が何とかするから、千代に突き落とされたことは誰にも話さないでほしい」と哀願する。
 その夕方、イシが首を吊って死んでいるのが見つかる。
(潔子爛漫~きよこらんまん~ 第12話の結末まで~あらすじ・ネタバレ~/上記にないキャスト:役名不明(外川貴博))

第13話~第16話
千代が女将に

 イシの遺書が発見される。遺書には「潔子を階段から突き落としたのは自分で、女中に売春をさせていたのも自分がやった」と、千代をかばう内容が書かれてある。権蔵はイシが千代の罪をかぶるために命を絶ってくれたことに喜び、その遺書を警察に届けさせる。
 千代が釈放される。千代はイシの亡骸に罪を詫び、心を入れかえることを誓う。
 千代が八重や女中たちのまえで思いがけないことを発表する。自分が新しい女将となり、料理だけで勝負をする真っ当な料亭に再建していくという。
 すると、潔子が力を貸すことを申し出る。女中たちもそれに続く。「ずっと千代の友達でいてほしい」というイシの遺志を守りたいという潔子に、千代は感謝し、これまで冷たく接してきたことを謝る。
 一方、蒼太は犯罪に手を染めていた料亭になぜ力を貸すのかと潔子を咎める。蒼太は意思を曲げない潔子に対して「勝手にすればいい」と突き放す。
 そんな中、潔子のもとに吉報がとびこむ。料亭の営業再開が決まったのだ。隆道が父の二宮に働きかけてくれたおかげである。
 それに伴い、新しく料亭の名を考えることに。「イシ」という言葉を入れたいという千代の思いを受け、潔子が提案した「さざれ石」が料亭の名に決まる。

3年後

 3年が経ち、潔子が働く料亭「さざれ石」は繁盛していた。一方、渋澤商会の蒼太は弥彦の右腕となり、その仕事ぶりから他の従業員たちから信頼を得ていた。この3年間、潔子と蒼太はお互いを気にかけながらも連絡はとらず、会うこともなかった。
 ある日、渋澤商会の商談が料亭でおこわなれることになり、潔子と蒼太は3年ぶりに再会。ふたりはお互いを励まし合うと、笑顔で別れる。
 そんな中、女中の美代(福原舞弓)が、権蔵が始めた金融屋から200円を窃盗する事件を起こす。美代は現場に鉢合わせた潔子に「両親の借金を返したいから見逃してくれ」とすがりつく。潔子は思いとどまるように説得するが、美代は逃走してしまう。

肩代わり

 窃盗事件が発覚すると、八重と権蔵は怒り狂う。そして、「美代が帰って来ないなら、潔子が200円返すんだよ」と、美代を逃がした潔子に全責任をなすりつける。権蔵は九堂家に押しかけ、潔子の母から九堂家の地券を担保としてとりあげる。さらに権蔵は「潔子を女郎屋に売り、金を稼いでもらう」と言い出す。
 一方、弥彦は事の成り行きを知り、潔子に「相変わらず、馬鹿がつくほどのお人よしだな」と毒突く。「助けて欲しいと言えば助けてやる」と協力する姿勢を匂わせるが、潔子から拒絶される。本心では潔子を助けたい思いを言葉に出来ず、弥彦はそんな自分を歯がゆく思う。
 潔子は蒼太にだけは迷惑をかけたくないとして、事情を知らせないようにしていたが、隆道が蒼太に話してしまう。隆道は蒼太を殴りつけると、潔子のために何が出来るか問う。
 蒼太は潔子のもとへ駆けつけ、「200円を肩代わりする」と言い出す。そして、権蔵のもとに訪れ、「今は支払えないが、1年経ったら200円返す。出来なかったら何でもする」と回収を待つように頼む。それに対し、権蔵は「2倍の400円を持って来い」と要求。蒼太はその条件を受け入れる。

プロポーズ

 蒼太は潔子に、渋澤商会を辞めて起業することを話す。そして、「結婚しよう」と潔子にプロポーズをし、一緒についてきてほしいという。その言葉に潔子は頷く。
 蒼太は渋澤商会を訪れ、弥彦に辞意を告げる。すると、弥彦は蒼太に「これからは敵だ」と言い放つ。
 ふたりは結婚の報告のために、3年ぶりに有馬医院へ。蒼太は勘当されていた父と再会するが、体調を著しく崩した父の姿にショックを受ける。蒼太は父の代わりに、一時的に医の道に戻る。
 一方、潔子は料亭で女中の仕事に精を出す。そんな潔子のまえに客として二宮が現れる。実は、権蔵の金融屋の元締めである二宮。二宮は借金をなくす代わりに「妾になれ」と潔子に迫る。
(潔子爛漫~きよこらんまん~ 第16話の結末まで~あらすじ・ネタバレ~/上記にないキャスト:幼少期の千代(遠藤璃菜)そのほかのキャスト(隼尻裕也、満利江))

第17話~第20話
隆道の告白

 潔子は二宮から借金をなくす代わりに「妾になれ」と迫られる。潔子がそのような要求をしてくる二宮に対して「誇りを失った臆病者」と言ったところ、二宮の怒りを買う。
 隆道はついに、今まで二宮がしてきた悪行を蒼太に告白する。それを知った蒼太は怒りに震える。
 潔子が料亭をやめる日を迎える。すると女中のお紺も「ゆくゆくは店を出す勇次を支えていくつもりだ」という。恋人の夢を支えようとするお紺の決意から、潔子はあることを心に決める。
 一方、蒼太は二宮のもとへ。蒼太は「あなたを告発する」と二宮に告げるが、二宮は怯まない。二宮は、いずれにしても借金を返さねば、潔子を女郎屋に売り飛ばすハメになると蒼太を脅す。

借金返済

 弥彦が二宮のまえに現れる。弥彦は札束の山を机に置くと、蒼太の借金400円を自分が一括返済するという。弥彦は九堂家の地券と、借金の証文を二宮からとりかえす。
 この行動のきっかけは潔子である。潔子が何でもする代わりに蒼太の借金を返してほしいと弥彦に頼んだのだ。弥彦が潔子に出した条件は「自分と結婚すること」だった。潔子は悩んだすえ、弥彦との結婚を決意したのである。
 蒼太は潔子が借金返済のために弥彦と結婚することを知り、自分の不甲斐なさにむせび泣く。それに対して、潔子は蒼太に万年筆を渡し、「離れていても心はそばにある」と伝える。蒼太は潔子と駆け落ちをしようとするが、有馬医院の患者のことが頭にちらつき、駆け落ちが過ちであると暗示するかのように草鞋の鼻緒が切れる。結局、蒼太の為す術なく、潔子と弥彦は婚礼の日を迎える。
 一方、隆道は見守っていた潔子と蒼太の恋が成就しなかったことを知る。背景にあるのは、心ない父の存在である。心を乱した隆道は衝動的に千代と関係を持ってしまう。隆道は「結婚をしよう」と千代に迫るが、千代は「私が好きだったのはそんな隆道さんではない」と拒絶する。

弥彦との結婚

 潔子と弥彦が結婚した。
 実はこの結婚には、力のある政治家・大山喬文(大出俊)が潔子に目をかけていることから、潔子を交渉のカードに使おうという弥彦のもう一つの狙いがあったのだが、潔子はまだそれを知らずにいた。
 弥彦は潔子を「お飾りの嫁」として、結婚の初夜も相手にしない。母のたつは、ふたりが恋愛結婚ではないとすぐに気付き、弥彦を咎める。すると、弥彦の息子である清太郎がそれを立ち聞きしてしまう。
 清太郎は薄ら笑いを浮かべながら「自分が旦那の代わりになってやろう」と冗談半分で潔子に近づくが、潔子から反撃に遭う。潔子はその時、清太郎が口走った「このままじゃあいつに殺されるぞ」という一言が妙に気にかかる。
 そんな中、大山が渋澤商会を訪ねてくる。潔子は、弥彦が自分を利用し、大山の情につけ込んで交渉を意のままに進めていることを知る。そのことで弥彦と口論になるが、弥彦から「俺のやり方に口を出すな。お前は金で買われた嫁だ」と言われ、深く傷つく。
(潔子爛漫~きよこらんまん~ 第20話の結末まで~あらすじ・ネタバレ~/上記にないキャスト:役名不明(伊佐美樹))

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