『3年B組金八先生 第8シリーズ』生徒

3年B組金八先生 第8シリーズ　あらすじ

　スタートから28年目を迎えた 「3年B組金八先生」 シリーズの第8弾。
　坂本金八 (武田鉄矢) の娘・乙女 (星野真里) や息子・幸作 (佐野泰臣) のほか、過去のシリーズのレギュラー陣も多く登場。美術教師・立花かおり (藤澤恵麻)、体育教師・木村正 (瀬川亮) ほか、初登場となるキャラクターも。一話毎にメインで描かれる生徒が変わっていくスタイルは変わらず、第1話の2時間スペシャルでは長谷川孝志 (坂本優太) と江藤清花 (水沢奈子) のエピソードが同時進行で描かれた。
　また、第7シリーズの薬物事件を絡ませ、桜中学校の信用が失墜し、進学希望者が激減したという前提がある。

　桜中学校に長年勤めている教師・坂本金八 (武田鉄矢) が受け持つクラス 「3年B組」 。一見、仲の良さそうなクラスメートたちだが、実は 「学校裏サイト」 なる掲示板に匿名で同級生の陰口や誹謗中傷を書き込んでいることを知り、金八は呆れると同時にショックを受ける。そして、最近では高校受験の好材料にするために、以前にも増して生徒や親が内申点に縛られすぎていることが金八にとって気がかりだった。
　そんな中、クラスで5名だけが選考される風景画の美術展に選考されなかったことで、生徒の長谷川孝志 (坂本優太) の母・清子 (平栗あつみ) が抗議のために桜中学校に訪れる。清子は選考を担当した新任の美術教師・立花かおり (藤澤恵麻) に食ってかかり、息子の絵について再考するように詰め寄るが、かおりは選考の結果は変えないと断言。かおりにはある確信があった。孝志の過去の作品とのタッチとの違いから、実はその絵は孝志が描いたものではないと見抜いていたのだ。事実、その絵は孝志が風景画を描いていた見知らぬ大学生にもらった物だった。
　そんなある日、生徒の江藤清花 (水沢奈子) が授業中、エコノミークラス症候群の症状を起こして倒れてしまう。
＊エコノミークラス症候群……長時間、同じ姿勢をとり続けることで静脈に血の固まりが生じ、血液の循環が悪化する症状。
　金八が清花に最近の生活について尋ねたところ、この数日間、インターネットカフェの狭いスペースの椅子で寝泊りしているという。エコノミークラス症候群を発症したのはそのためだった。清花は3年前、志望中学を不合格になった頃から母・みどり (ひがし由貴) が無関心になり、母が弟 (川口翔平) の将来ばかりに期待を寄せていることを金八に明かし、母の期待を裏切った自分を責め続ける。清花の苦悩を知った金八は……。
(3年B組金八先生 第8シリーズ 第1話を要約)

3年B組金八先生 第8シリーズ　スタッフ

3年B組金八先生 第8シリーズ　キャスト（出演者）