『ボーイズエステ』斎藤工

BOYSエステ (ボーイズエステ) 　あらすじ

　神の手を持つ高校生エステティシャン・赤城響の青春を描く。
　(注) 以下に記述したあらすじは結末を含みます。
　どこにでもいるような普通の高校生・赤城響 (中村蒼) は父・次郎 (酒井敏也)、母・保子 (宮田早苗)、姉・鈴香 (橋本愛実) と4人暮らし。ある日、父のリストラをきっかけに貧乏生活を強いられるようになった響はバイトを始めることを決意。しかし、給料のいいバイトはなかなか見つからない。
　そんな中、響はひょんなことからエステティックサロン 「BOYSエステ」 の店長・森永叶 (池内博之) にエステティシャンの才能を見出され、 「BOYSエステ」 で働き始めることに。そして、研修中の響はある一人の女子高生と出会う。彼女は小岩井静香 (杉本有美) という永谷学園の3年生。お腹にできた三段腹のせいで恋人にふられたという。静香を担当することになった響は緊張の中、施術を開始。すると、響の奇跡の癒しの手 (ゴッドハンド) がその能力を発揮し、静香の体重減に大きく貢献する。
　こうして 「BOYSエステ」 で運命的な出会いを果たした静香と響。やがて、響の施術によって静香の三段腹はすっかり消滅。様々なトラブルを経て、静香と響は両想いになったかと思いきや、些細なことがキッカケでふたりはすれ違う。響は下半身の悩みが原因で積極的になれず、そんな響の様子から失恋したと思い込んだ静香は引きこもり、暴食して激太り。そこに響の先輩エステティシャン・敷島七里 (斎藤工) が静香の心を颯爽とかっさらい、交際成立かという局面を迎えるが、静香はやはり響のことが忘れられず、七里のもとを去る。
　そんな中、敵対する 「プリンスエステ」 が 「BOYSエステ」 を買収ターゲットに。響は店の存続をかけて、スゴ腕のエステティシャン・新城光 (北村栄基) とのエステ対決に臨む。そして、響は見事に勝利。買収騒動は一件落着となり、響は店長の森永からロンドンにエステ修行の旅に出ないかと誘われる。その誘いに対し、響は 「是非行かせて欲しい」 と返事をする。響が遠くへ旅立つことに複雑な心境の静香。ふたりは素直になれず、出発前日にケンカをしてしまう。
　そして、わだかまりを残したまま出発当日に。そんな中、ロンドンに旅立とうとする響に思いがけぬ一報が飛び込む。なんと、静香が交通事故に遭ったいう。響は急いで駆けつけるが、静香は思わずキョトンとするぐらいの軽傷。しかし、このことがそれぞれの想いを告白するきっかけに。お互いの気持ちを確かめ合い、静香は 「いつまでも帰りを待つ」 と響を見送る。
　だが、響は空港から引き返したことでロンドン行きの飛行機に乗り遅れてしまう。こうして、チケット代を稼ぐために海の家でアルバイトをすることになった響と彼のそばで微笑む静香。友達同士のようで恋人同士のふたりは海辺でキスを交わし、物語は終わる。
( 「BOYSエステ／ボーイズエステ (全12回) 」 の結末まで要約)

BOYSエステ (ボーイズエステ) 　スタッフ

BOYSエステ (ボーイズエステ) 　キャスト（出演者）