『家に五女あり』つぐみ (愛の劇場)

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『家に五女あり』つぐみ (愛の劇場)

家に五女あり

愛の劇場
タイトル家に五女あり
ふりがないえにごじょあり
放送日時月曜日~金曜日 13:00
製作総合企画アンテンヌ、TBS
制作協力東北新社クリエイツ
放送局TBSテレビ系列局
初回 / 最終回2007年9月3日 / 2007年10月26日 (全8週・全40話)
企画寺島麻由、三城真一
プロデュース高橋泰、小越浩造
原作源氏鶏太 「家庭の事情」 より
脚本関根俊夫 (1-8)、藤原環 (5-6)、千鳥桃子 (7)
演出清水満 (1-2)、堀口明洋 (3-4、7)、新村良二 (5-6、8)
音楽山下康介
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家に五女あり あらすじ

 定年を迎えたばかりの父と、5人の娘たちが織り成すホームドラマ。
 三沢家は定年退職したばかりの父・平太郎 (前田吟) とその娘5人が暮らす6人家族。定年退職を迎えた翌日、平太郎は退職金など3000万円を6等分し、5女にそれぞれ500万円ずつ配ると言い出し……。
 撮影期間が2006年11月頃~2007年1月頃の作品。今作では主題歌が指定されていない。

≪家に五女あり 第1週 9月3日~9月7日≫
 三沢平太郎 (前田吟) は38年間勤めた会社を定年退職したばかりの60歳。最愛の妻が2年前に他界してからは、男手ひとつで5人の娘を育ててきた三沢家の主である。
 退職した翌日の夜、平太郎は退職金と妻の遺した貯金、あわせて3000万円を食卓に持ち出し、6人家族で500万円ずつ等分しようと提案。未成年の四女・志奈子 (宮沢静香)、五女・伊世子 (麗美) は成人するまで保留ということになり、区役所職員の長女・一代 (つぐみ)、カメラマンの次女・二美子 (桜田聖子)、大学生の三女・三也子 (原田佳奈) にそれぞれ500万円ずつが配られる。
 500万円という突然の臨時収入に二美子と三也子は大喜び。カメラマンの二美子は個人事務所を構える資金に、そして、三也子はそのお金を元手に一人暮らしを始めたいと言い出す。
 そんな中、長女・一代がお見合いをした老舗旅館の若旦那・団吾郎 (佐藤二朗) から熱烈に交際を申し込まれる。しかし、一代にとって吾郎は少しばかり苦手なタイプ。交際などとはとても考えられず、一代は吾郎の頼みをキッパリと断ってしまう。
 一方、未成年を理由に500万円のお預けを喰った志奈子は、三也子がひそかに交際中の大学教授・小田切 (藤堂新二) とのデート現場をデジタルカメラで激写し、それをネタに三也子から口止め料10万円を受け取る。そして、それを知らない家族は500万円を受け取っていないにも関わらず金回りが良くなった志奈子に疑問を抱く。

≪家に五女あり 第2週 9月10日~9月14日≫
 長女・一代 (つぐみ) は吾郎 (佐藤二朗) の母・美枝 (山田スミ子) にすっかり気に入られ、吾郎との交際を熱望される。
 一方、三女・三也子 (原田佳奈) は交際中の大学教授・小田切 (藤堂新二) と半同棲生活をしようと一人暮らしを計画するが、小田切に反対される。そして、カメラマンの個人事務所を開設した次女・二美子 (桜田聖子) だったが、これといって仕事に進展がない。
 そんな中、三也子にデート写真をちらつかせ、10万円を受け取った四女・志奈子 (宮沢静香) は、そのお金で末っ子の伊世子 (麗美) にブランド物のバッグをプレゼントする。しかし、そのバッグがもとで財布事情を怪しんでいた平太郎 (前田吟) に口止め料10万円のことがバレてしまう。

≪家に五女あり 第3週 9月17日~9月21日≫
 平太郎 (前田吟) は三也子 (原田佳奈) が不倫関係 (*1) にあった大学教授・小田切 (藤堂新二) と対峙し、三也子との交際をやめることを約束させる。一方、小田切との別れを受け入れられない三也子だったが、平太郎が行きつけのベーカリーの店長・静香 (内田春菊) に励まされ、少しずつ立ち直っていく。
 そんな中、志奈子 (宮沢静香) が高校進学をめぐって荒れ始め、末っ子の伊世子 (麗美) が突然、頭髪をスポーツ刈りにしてしまう。 (*2)
(*1) 後日、実は離婚していたため、不倫ではなかったことがわかった。
(*2) 平太郎が本当は男の子を欲しがっていたのではないかと思ったため。

≪家に五女あり 第4週 9月24日~9月28日≫
 カメラマンの二美子 (桜田聖子) が出版業界に詳しいという黒木真也 (仲本工事) から、200万円の資金で写真集が出せると言われ、その商談に同意。撮影のためにインドに旅立つ。ところが、帰国直後、黒木が詐欺師であることが発覚。言葉巧みに騙され、200万円を持ち逃げされる。
 一方、三也子 (原田佳奈) は交際していた小田切 (藤堂新二) が大学で見せるよそよそしい態度が気に入らない。三也子は大学のサイトの掲示板に小田切を中傷する書き込みをする。

≪家に五女あり 第5週 10月1日~10月5日≫
 二美子 (桜田聖子) は詐欺師・黒木 (仲本工事) に騙された挙句、金銭面の面倒をみていた恋人の作家志望・望月雅彦 (尾関伸嗣) からも逃げられ、すっかり落胆する。それを見かねた平太郎 (前田吟) は二美子がインドで撮影した写真を大きく引き伸ばして飾り、二美子を励ます。
 一方、三也子 (原田佳奈) は高校進学を決意した志奈子 (宮沢静香) の勉強をみることに。志奈子は見事に三也子の期待に応え、成績を大幅にアップさせる。
 その一方で、三也子は友人が小田切 (藤堂新二) の推薦で海外留学することになったことを知り、嫉妬。 「小田切にセクハラされた」 と大学にウソの報告する。

≪家に五女あり 第6週 10月8日~10月12日≫
 小田切 (藤堂新二) が三也子 (原田佳奈) へのセクハラ疑惑で大学を追われることになり、それを知った平太郎 (前田吟) は小田切に真偽を尋ねに行く。しかし、小田切はセクハラを否定。大学にそれを何故伝えないのか尋ねると、狂言騒動で三也子が大学に居づらくなることは避けたいという。
 その夜、三也子の狂言は姉妹たちも知るところとなり、三也子は一代 (つぐみ) たちに説得され、 「セクハラはウソだった」 と大学に伝える。しかし、小田切が大学を離れることは変わらず、三也子のもとに小田切から別れの手紙が届く。
 そんな中、志奈子 (宮沢静香) が受験勉強のためにギャルサーを脱退する意志を固める。しかし、ギャルサーのリーダー・新井ナオミ (麻里也) はそれが気に入らず、志奈子に10万円をよこせと恐喝する。志奈子はナオミたちとの交流を断ち切るために、平太郎に 「塾に通う」 とウソをつき、受け取った10万円をナオミに手渡す。
 だが、ナオミはさらに遊ぶ金欲しさにとんでもない提案を志奈子に突き付ける。なんと、50万円を振り込むように平太郎に電話しろという。もしも実行しなければ、伊世子 (麗美) に暴力をふるうと脅され、志奈子は指示されるがまま、平太郎に 「友人の指輪を失くしたので50万円を振り込んで欲しい」 と電話をかけるが……。

≪家に五女あり 第7週 10月15日~10月19日≫
 平太郎 (前田吟) は泣き出しそうな志奈子 (宮沢静香) からの電話に動揺し、50万円を振り込んでしまう。しかし、帰宅した志奈子は 「電話などしていない」 と一点張り。平太郎は最近流行している 「振り込め詐欺」 ではないかと疑う。翌日、志奈子は平太郎を騙していることに心が痛み、ナオミ (麻里也) に50万円を返してほしいと頼みに行くが、聞き入れられない。
 そんな中、三也子 (原田佳奈) は志奈子がついているあるウソに気付く。志奈子が通い始めたという塾に電話をかけたところ、志奈子は入塾すらしていないというのだ。それを知った平太郎が志奈子に塾代の10万円の行方を問い詰めると、志奈子は真実を告白。50万円の振り込み騒動もナオミに指示された行動だったと白状する。
 全てを知った平太郎はナオミのもとを訪れ、お金を返すように詰め寄るが、逆上したナオミからカッターで傷つけられる。しかし、ナオミも罪の意識を感じてか、三沢家に現金入りの封筒を届けるようになる。
 一方、一代 (つぐみ) は二美子 (桜田聖子) に促され、半ば消極的な気持ちで花婿候補・吾郎 (佐藤二朗) の実家である老舗旅館を訪ねる。しかし、旅館の者たちから若女将になる期待をかけられ、耐え切れずにすぐに引き返してしまう。そんな中、一代は数日前に再会したばかりの大学時代のあこがれの先輩・幸田正樹 (前田淳) から突然キスされてしまい……。

≪家に五女あり 最終週 10月22日~10月26日≫
 一代 (つぐみ) は正樹 (前田淳) から突然のプロポーズを受ける。それを知った吾郎 (佐藤二朗) は未練を残したまま、一代から身を引こうとする。
 一方、三也子 (原田佳奈) のもとに小田切 (藤堂新二) の娘・香苗 (由衣) が思いがけない知らせを届けに訪れる。なんと、小田切が病魔に侵されており、余命も残り少ないという。三也子は香苗から 「最後に父に会ってほしい」 と頼まれるが、小田切と会うことが辛く引き返してしまう。そして数日後、香苗から三也子に小田切の死が伝えられ……。

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家に五女あり キャスト(出演者)

キャスト


つぐみ三沢一代
桜田聖子三沢二美子
原田佳奈三沢三也子
宮沢静香三沢志奈子
麗美三沢伊世子


内田春菊北川静香
佐藤二朗団吾郎
藤堂新二小田切直哉


鶴田忍高村宗秀


山田スミ子団美枝
前田淳幸田正樹
西興一朗坂居耕二
尾関伸嗣望月雅彦
麻里也新井ナオミ
由良有里紗戸塚萌
久保尚暉谷口亮平
由衣小田切香苗
三浦涼子岡崎沙織
本間健太郎菅太郎
田中美和三沢悦子
野地将年門脇編集長


小島聡医師
山本優奈中学生
重村真智子看護師
原田舞女子大生
佐々美貴女子大生
民本尚子女子大生
沓澤智美ウェイトレス


仲本工事 (特別出演)黒木真也


本間有礎
桜井海里
河西悠
野澤敏樹
河合由起子
上枝シュウ
中農康祐
西本雄二
針原滋
寒井川譲


峯のぼるナレーション


前田吟三沢平太郎
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