ドラマ『ロスタイムライフ』瑛太 大泉洋 特別編 名言

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ドラマ『ロスタイムライフ』瑛太 大泉洋 特別編 名言

ロスタイムライフ

土曜ドラマ
タイトルロス:タイム:ライフ
ふりがなろすたいむらいふ
放送日時土曜日 23:10
制作著作フジテレビ
放送局フジテレビ系列局
初回 / 最終回2008年2月2日 / 2009年4月19日 (全11話)
プロデュース中島久美子
原案筧昌也 (1、5)
脚本森ハヤシ (1)、橋本博行 (2)、矢沢幸治 (3)、鈴木智博 (4)、土田英生 (5)、上田誠 (6) 吉田智子 (7)、渡辺千穂 (8)、鈴木智尋 (9)、山崎淳也 (10-11)
演出筧昌也 (1-2、7、9)、鈴井貴之 (3)、永山耕三 (4、8、10-11)、大木綾子 (5)、冨士川祐輔 (6)
音楽屋敷豪太、増本直樹 「ロス:タイム:ライフ」 オリジナル・サウンドトラック
主題歌ORANGE RANGE 「君station」
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ロス:タイム:ライフ 概要

 サッカーの 「ロスタイム」 のルールと同じように、人生で過ごした 「無駄な時間」 を死の直前に与えられるとしたら人々はそれをどうやって過ごすのか? 1話ごとに主人公が異なる1話完結ドラマ。サッカー中継のようにアナウンサーと解説者が主人公の行動を実況解説する。

ロスタイムライフ 第1節 「カメラマン編」
脚本:森ハヤシ、筧昌也
演出:筧昌也
放送日:2月2日

≪出演者≫
瑛太 (中山春彦)
吹石一恵 (岩田百合子)、小市慢太郎 (篠田)、温水洋一 (尾元勇蔵)
犬飼若博 (主審)、中村靖日 (副審)、四井博善 (副審)、幸野友之 (第4審判)
大島蓉子 (看護師長)、中込佐知子 (妊婦)、稲垣鈴夏 (岩田来香)
湯山大一郎、候偉、桜木裕子、笹山ゆき乃
平野稔、天正彩、鈴木雄一郎、ヘイデル龍生
黒岩三佳、日栄洋祐、畠山綾野
西田征史 (解説)、青嶋達也 (実況)

≪あらすじ≫
 報道カメラマン・中山春彦 (瑛太) は闇の組織のトラブルに巻き込まれ、命を落としたかに思えたが、死の直前に 「4時間17分」 という思いがけぬロスタイムを与えられる。中山はそのロスタイムの中で人生最後のスクープを飾ろうと奔走するが、一向に納得のいく写真が撮れない。そんな中、自分のもとを去ったかつての恋人・百合子 (吹石一恵) の記憶がよみがえり、中山は意を決して百合子と連絡を取る。しかし、電話に出たのは百合子の娘。中山は百合子がすでに誰かと結婚したことを察して電話を切るが、やがて百合子の娘の父親は自分であることに気付く。
(結末まで要約)


ロスタイムライフ 第2節 「刑事編」
脚本:橋本博行
演出:筧昌也
放送日:2月9日

≪出演者≫
小山慶一郎 (都並浩太)
平泉成 (五味慎三)、温水洋一 (尾元勇蔵)
山口美也子 (五味房江)、田中哲司 (遠藤警部)、脇知弘 (立川康平)
犬飼若博 (主審)、中村靖日 (副審)、四井博善 (副審)、幸野友之 (第4審判)
矢沢幸治 (相沢陽一)、林田麻里 (女性警察官)、藤川俊生 (刑事 (革ジャン) )、水森コウ太 (刑事 (ジンさん) )、酒井麻吏 (都並の母)、永衣美貴 (刑事)
森嶋将士、白樺真澄、橋本博行
西田征史 (解説)、青嶋達也 (実況)

≪あらすじ≫
 新人刑事・都並浩太 (小山慶一郎) はベテラン刑事・五味慎三 (平泉成) と共に凶悪犯を追いつめるが、突然の銃弾に倒れる。すると、ここでロスタイム。やがて先輩・五味の娘が命を落とした信用金庫強盗事件と凶悪犯とのつながりが明らかに……。
(中盤まで要約)


ロスタイムライフ 第3節 「スキヤキ編」
脚本:矢沢幸治
演出:鈴井貴之
放送日:2月16日

≪出演者≫
友近 (井原淑子)
松澤一之 (井原利彦)、温水洋一 (尾元勇蔵)
田島ゆみか (井原理香)、永嶋柊吾 (井原健一)、森崎博之 (スーパー店長・院崎)
犬飼若博 (主審)、中村靖日 (副審)、四井博善 (副審)、幸野友之 (第4審判)
伊藤修子 (主婦A)、柳岡香里 (主婦B)、今泉あまね (主婦C)
安田顕 (解説)、青嶋達也 (実況)

≪あらすじ≫
 主婦・井原淑子 (友近) は夫・井原利彦 (松澤一之)、長男・永嶋柊吾 (井原健一)、長女・井原理香 (田島ゆみか) と4人暮らし。
 ある日、淑子は牛肉の安売り目当てにスーパーに自転車を走らせ、その途中で不慮の事故に遭う。ロスタイムをもらった淑子は急いでスーパーへ向かうが、牛肉争奪戦に敗北。しかし、夕食はスキヤキだと家族と約束した淑子は、より上等な特上の牛肉を値引きなしに購入し帰宅。家族との最後の晩餐の仕度をする。
(中盤まで要約)


ロスタイムライフ 第4節 「看護師編」
原案:筧昌也
脚本:鈴木智博
演出:永山耕三
放送日:2月23日

≪出演者≫
上野樹里 (松永由紀子)
温水洋一 (尾元勇蔵)
設楽統 (荻野政一)、六角精児 (質屋の店主)
金橋良樹 (主審)、土佐和成 (副審)、杉山彦々 (副審)、真田幹也 (第4審判)
大島蓉子 (看護師長)、武藤晃子 (看護師)
蜂須賀祐一、逸見廣大、黒木晴香、山本さゆり
サタケミキオ (解説)、青嶋達也 (実況)

≪あらすじ≫
 恋人の浮気を知ったショックで病院の屋上から身を投げ、自殺をはかった看護師・松永由紀子 (上野樹里) は与えられた人生のロスタイムの中で恋人・荻野政一 (設楽統) に復讐しに行く。荻野に怒りのパンチを見舞い、晴れ晴れとした気分になった由紀子は安易に死を選んだことを悔やむようになるが、そんな由紀子の人生はまさかの 「延長戦」 に突入する。
(結末まで要約)


ロスタイムライフ 第5節 「幼なじみ編」
原案:筧昌也
脚本:土田英生
演出:大木綾子
放送日:3月1日

≪出演者≫
伊藤淳史 (森保甫)
美波 (吉田由香里)、温水洋一 (尾元勇蔵)
池谷のぶえ (森保美智子)、阿部朋子 (吉田泰子)、戸田昌宏 (赤坂編集長)
金橋良樹 (主審)、土佐和成 (副審)、杉山彦々 (副審)、真田幹也 (第4審判)
犬飼若博 (主審B)、中村靖日 (副審)、四井博善 (副審)、幸野友之 (第4審判)
田辺愛美 (田上恵)、やべけんじ (編集部員)、中津川朋広 (本屋店員)、栗山絵美 (友人)
畠山柴音、中本葉月、足立和優、森田想
越村友一 (解説)、青嶋達也 (実況)

≪あらすじ≫
 25歳の青年・森保甫 (伊藤淳史) は少年漫画誌でグランプリを獲得し、悲願の漫画家デビューを果たしたばかり。だが、夢を叶えた矢先に書店でガス爆発事故に遭い、命を落としてしまう。
 するとここで 「ロスタイム」 。森保はロスタイムの時間を使い、ずっと想いを寄せていた幼なじみの由香里 (美波) と再会することを決意。しかし、由香里には婚約者がいるという……。
 森保は幼い頃、由香里と2つの約束をした。『絶対に漫画家になること』、そして、『大人になったら結婚すること』の2つである。 「漫画家になる夢を叶えることができたのは由香里のおかげだ」 とただそれだけが伝えたかった森保。一方、そんな約束などとっくに忘れられていると思っていた由香里は感涙。実は森保のことを一途に想い続けており、婚約直前まで悩んでいたことを打ち明ける。
 森保もまた由香里と同じ気持ちであることを伝え、初めてお互いの気持ちを確かめ合った2人。ところが、思いがけぬことに由香里もあの書店でガス爆発事故に巻き込まれ、森保と同じく人生のロスタイムを与えられていることが発覚する。由香里は森保が漫画誌でグランプリを獲得したことを知り、いても立ってもいられずその漫画誌を求めてあの時刻に書店に向かったのだという。
 やがてロスタイムも残りわずかとなり、森保は人生最後のマンガ原稿を由香里に見せる。先に逝った森保を見送った由香里は、幼少時代にそうしていたように彼の原稿をチェックし、編集部に届けると、人生のロスタイムを終える。
(結末まで要約)


ロスタイムライフ 第6節 「ヒーローショー編」
脚本:上田誠
演出:冨士川祐輔
放送日:3月8日

≪出演者≫
田中直樹 (北澤光一)
田中圭 (大空正樹)、安田美沙子 (涼宮みどり)、温水洋一 (尾元勇蔵)
原田篤 (サンバイザーX)、永野宗典 (シャドー団)、須田邦裕 (シャドー団)、金原泰成 (シャドー団)
金橋良樹 (主審)、土佐和成 (副審)、杉山彦々 (副審)、真田幹也 (第4審判)
宇都秀星 (少年)、奥田達士 (川渕玉三郎)、鈴井貴之 (サンバイザーXの声 (CM) )、伊藤利尋 (アナウンサー)
木川淳一、樋口靖、石田勇太、早川諒、橋本望、土屋璃生
川名求己、江澤大樹、福智幸太、中野賢一朗、猪又誠之、大石将史、東卓磨
佐野瑞樹 (解説)、青嶋達也 (実況)
畑野浩子 (千草陽子)、片桐はいり (鬼塚蘭子)

≪あらすじ≫
 35歳の売れない役者・北澤光一 (田中直樹) は理想だけは一丁前だが、現実では500のオーディションに不合格し、 「サンバイザーX」 のヒーローショーで脇役 「シャドー団」 を演じている。
 ある日、後輩の正樹 (田中圭) が月9のオーディションに合格し、ドラマ出演が決定する。恋人の陽子 (畑野浩子) は北澤に別の人生を歩んで欲しいと思っているが、北澤はそんな周囲の変化にも動揺せず、至ってマイペース。
 その矢先、北澤は不慮の事故で命を落としてしまい、5時間のロスタイムを得る。ドラマ出演の夢も叶わず 「サンバイザーX」 の主役も演じることが出来ず、途方に暮れていた北澤だったが、ふとヒーローになれるアイデアを考案。それは 「シャドー団」 が 「サンバイザーX」 を叩きのめすという突拍子もないストーリーだった。
(中盤まで要約)


ロスタイムライフ 第7節 「極道の妻編」
脚本:吉田智子
演出:筧昌也
放送日:3月15日

≪出演者≫
常盤貴子 (竜崎瑠偉子)
濱田岳 (猿渡タケル)、温水洋一 (尾元蔵之介)、吹越満 (竜崎秀雄)
三上一朗 (佐竹)、宅間孝行 (勝矢公男)、児玉絹世 (猿渡英子)、野間口徹 (勝矢組・秘書)
金橋良樹 (主審)、土佐和成 (副審)、杉山彦々 (副審)、真田幹也 (第4審判)
ムロツヨシ (ピッチリピーター)、古山憲太郎 (竜崎組・組員)、黒田耕平 (竜崎組・組員)
羽田実加、谷津勲、江藤純、水紀百恵
浜田大介、保科光志、菊池康弘、森嶋将士、阿部朋矢、縄田雄哉
西田征史 (解説)、青嶋達也 (実況)

≪あらすじ≫
 「竜崎組」 の組長の妻・竜崎瑠偉子 (常盤貴子) は敵対する 「勝矢組」 の組員に殺された組長の秀雄 (吹越満) の仇討ちを決意。だが、勝矢組へ向かおうとした直後、勝矢組の組員に殺されてしまう。
 約3時間のロスタイムをもらった瑠偉子は子分の猿渡タケル (濱田岳) の助けを借りながら勝矢組へ辿り着き、組長の勝矢公男 (宅間孝行) と対峙するが、思いがけぬことに秀雄の死が若頭の佐竹 (三上一朗) の策略のもとに偽装されたもので、つまり 「秀雄が生きている」 ことが判明する。秀雄は借金を帳消しにするために縄張りを勝矢組に売り、死んだように見せかけて惚れ込んだ女と海外に逃亡しようとしていたのだ。
(中盤まで要約)


ロスタイムライフ 第8節 「部長編」
脚本:渡辺千穂
演出:永山耕三
放送日:3月29日

≪出演者≫
真木よう子 (堀池清美)
温水洋一 (尾元勇蔵)、矢島健一 (オーナー)、岩佐真悠子 (星野理子)
近江谷太朗 (加茂社長)、武野功雄 (山村隆志)、麻奈未 (田中社長)
南波有沙 (ハートスポーツ社員)、林希 (同)、少路勇介 (同)、永田彬 (同)、蒲生麻由 (同)
犬飼若博 (主審)、石田剛太 (副審)、中川晴樹 (副審)、宮成竜二 (第4審判)
桐島優介 (室井)、徳永淳、佐藤壱兵、坂上圭、Pietro、伊藤竜也、津乃村真子
西田征史 (解説)、青嶋達也 (実況)

≪あらすじ≫
 過労による心臓発作で急死したスポーツメーカーのOLが主人公。
 会社のためなら40時間の不眠労働はざら。スピード出世を妬む部下には陰口を叩かれ、それでも文句も言わずにオフィスで寝泊りする毎日を送っていた広報部・部長の堀池 (真木よう子) はある日、岐阜の工場への異動を言い渡される。 「社員の本音を聞きたい」 という社長 (近江谷太朗) に不満をすべてぶちまけたところ、社長の怒りを買ったらしい。理不尽としか言いようがない異動の通知……。その夜、プッツリと何かの糸が切れたようにホロ酔い気分のままで眠るように死んだ堀池はロスタイムに突入する。
 百人力で会社に尽くしてきたとあって、時間の使い方は無駄がない。なまぬるい部下たちを一喝し、故郷の母親に別れの電話をかけ、オフィスの書類を整理し、とどめに社長に怒りの辞表届けを突きつける堀池。
 最後に堀池は学生時代の恋人がシェフを担当するビストロで最後の晩餐を終え、彼にあるメモを残す。
(終盤まで要約)


ロスタイムライフ 第9節 「ヒキコモリ編」
脚本:鈴木智尋
演出:筧昌也
放送日:4月5日

≪出演者≫
大泉洋 (三浦謙太郎)
温水洋一 (主審)、田島令子 (三浦智恵子)、小出早織 (三浦亜矢)
中村靖日 (副審)、四井博善 (副審)、幸野友之 (第4審判)
大島蓉子 (看護師長)、武藤晃子 (看護師)、藤森麻由 (看護師)
春山幹介 (謙太郎の少年時代)、井上桃子 (亜矢の幼少時代)
西田征史 (解説)、青嶋達也 (実況)

≪あらすじ≫
 医大の受験に失敗して以来、実家の自室に12年間ほど引きこもり、最期はモチを喉に詰まらせて壮絶に人生の幕を閉じた31歳・三浦謙太郎 (大泉洋) に与えられたロスタイムはなんと12年。
 ある日、謙太郎の奮起を見守っていた母・智恵子 (田島令子) が倒れ、救急車で病院に運ばれる。謙太郎は一刻も早く母のもとに駆けつけたいが、外にさえ出られない。ドア越しに聞こえるのは妹・亜矢 (小出早織) の悲痛な声。かつて医師だった父が病に倒れ、そのまま病院から帰らなかった日の記憶が重なる。
 あの時と同じように母のもとにも行けず、妹の支えにもなれず、情けない自分……。やがて、そんな思いが謙太郎の心を動かし、謙太郎は12年ぶりに外に飛び出す。
 それから12年後、43歳の謙太郎は医師になっていた。不眠不休で患者の治療にあたる謙太郎に看護師の信頼は厚い。いつものように夜勤から帰宅した謙太郎は久しぶりに実家を訪ね、母・智恵子にあの頃の自分を詫び、結婚が決まった妹・亜矢を祝福して眠りに就く。ちょうどその日はロスタイムを終える日である。
(結末まで要約)


ロスタイムライフ 特別版 (前編・後編)
脚本:山崎淳也
演出:永山耕三
放送日:4月12日・19日

≪前編の出演者≫
温水洋一 (尾元勇蔵)、栗山千明 (黒崎彩香)
梶原善 (古橋典孝 (ジャーナリスト) )、大島蓉子 (看護師長)
犬飼若博 (主審 (審判団C) )、石田剛太 (副審)、中川晴樹 (副審)、宮成竜二 (第4審判)
飯島ぼぼぼ (主審 (審判団D) ) 四井博善 (副審)、川島広輝 (副審)、幸野友之 (第4審判)
酒井若菜 (佐々木真理子)
小浜正寛 (石田修吾 (秘書) )、花井京乃助 (エリザベス)、河野洋一郎 (黒スーツの男)、須田邦裕 (シャドー団)、山崎直樹 (警官)、越村友一 (検察官)、林希 (ダンサー (Junkie Sista) )、原田薫 (同)、空ゆきこ (同)、柳橋さやか (同)
西田征史 (解説)、青嶋達也 (実況)
田村亮 (黒崎幸三)、岸本加世子 (尾元カズ子)

≪後編の出演者≫
温水洋一 (尾元勇蔵)、岸本加世子 (尾元カズ子)、栗山千明 (黒崎彩香)
梶原善 (古橋典孝)、犬飼若博 (主審)、石田剛太 (副審)、中川晴樹 (副審)、宮成竜二 (第4審判)
酒井若菜 (佐々木真理子)
小浜正寛 (石田修吾 (秘書) )、花井京乃助 (エリザベス)、河野洋一郎 (黒スーツの男)
西田征史 (解説)、青嶋達也 (実況)

≪あらすじ≫
 第9節で主審として登場した尾元勇蔵 (温水洋一) 。
 なぜ尾元が主審だったのか、尾元と審判団の関係は? それを描く特別版。
 道波商事の社長・黒崎幸三 (田村亮) は病室でロスタイムを迎え、娘・彩香 (栗山千明) に 「尾元勇蔵という男を見つけてきて欲しい」 と自分のロスタイムを託す。
 黒崎は昔、道波商事の社員だった尾元勇蔵 (温水洋一) にリストラを言い渡した上司。尾元にリストラを宣告したが、黒崎の工作によって尾元は書類上ではまだ社員ということになっており、尾元に向けて発生した給与を国防省への賄賂に使用していたことが明らかになる。すなわち、賄賂を贈る隠れみのにするために尾元のクビを切ったのだ。
 まもなく彩香はショーパブで働いている尾元を発見。尾元を黒崎のもとへ連れて行く。黒崎は尾元に自分の過ちを詫び、ロスタイムを終えて息を引き取る。
 そして、ショーパブに帰って来た尾元。そこに黒崎が絡んでいる汚職事件を追及していた国会議員の尾元カズ子 (岸本加世子) が駆け込んでくる。なんと、尾元の妻である。カズ子は自宅で転倒して頭部を強打、それが致命傷となり、ロスタイムに突入していた。
 ふたりは色々とワケ有りで10年前に離婚の危機に直面し、別居して以来、10年ぶりの再会だった。ロスタイムを知ったカズ子はその時のわだかまりを解きに来たのだ。そして 「ある思い」 を尾元に託すために……。ふたりは思い出を語らい、最後のひとときを過ごす。そして、カズ子のロスタイムは終了する――。
 ――カズ子亡き後、尾元は政治家を目指して出馬する。それがカズ子の遺言だったからだ。ところが、あえなく落選してしまう。再挑戦を目指して奮起する尾元。そこにサッカーの審判団が通りかかり、ホイッスルを落とす。 「あの、これ落としましたよ」 と、それを拾い上げる尾元。しかし、審判団は走り去ってしまう。尾元は審判団に呼びかけるが、戻ってこない。
 その時、尾元がふと、そのホイッスルを吹いてしまう。……!?、すると審判団が集合。誰かのロスタイムが始まって……。
実況 「さあ、ホイッスルが鳴った! また新たなロスタイムの始まりか! 」
解説 「一体、誰のロスタイムなんでしょうね」
(結末まで要約)

※無断転載を禁じます。

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ロス:タイム:ライフ 第1節 「カメラマン編」 進行メモ

≪あらすじ≫
 報道カメラマン・中山春彦 (瑛太) は闇の組織のトラブルに巻き込まれ、命を落としたかに思えたが、死の直前に 「4時間17分」 という思いがけぬロスタイムを与えられる。中山はそのロスタイムの中で人生最後のスクープを飾ろうと奔走するが、一向に納得のいく写真が撮れない。そんな中、自分のもとを去ったかつての恋人・百合子 (吹石一恵) の記憶がよみがえり、中山は意を決して百合子と連絡を取る。しかし、電話に出たのは百合子の娘。中山は百合子がすでに誰かと結婚したことを察して電話を切るが、やがて百合子の娘の父親は自分であることに気付く。
(結末まで要約)

*以下は放送を基に記述した箇条書きとなっています。

ある日の夜、とあるマンションの一室で火災が発生。ベランダには逃げ遅れた子供がいる。
カメラマン・中山春彦 (瑛太) はすぐさま隣のビルの非常階段を駆け上がるとその現場を撮影する。

そのまま新聞社へ。
篠田 (小市慢太郎) に火災現場を激写したことで褒められる中山。袖にはススがついている。
中山のセリフ 「現場で死ねたら本望です」
2002年、東都写真協会の 「報道写真大賞」 を受賞した中山は、新たな賞の獲得を狙っている。

ナレーション 「人生の無駄を清算する生涯最後のひととき。それがロスタイムライフ」

翌日、篠田からヤクブツ取り引きの情報が入り、現場に侵入した中山。
だが、すぐに関係者らしき男に気付かれる。
写真を撮って逃走、男を煙にまく。廃ビルに逃げ込み、窓から逃げ切ったかを確認。
すると、背後にネコ。
さらに、追跡してきた男が現れる。動揺する中山。
男 「カメラをよこせ」
と、突然、男が拳銃を取り出す。
焦る中山が手を挙げた瞬間、その拍子でカメラのシャッターを切ってしまいフラッシュが光る。
男、突発的に発砲。
中山 「撃ちやがったよコイツ」

すると突然、回想。幼い頃からの記憶がよみがえる。
中山 「これが噂の“走馬灯”か。死ぬ直前に見るって本当だったんだな」
昔の恋人・百合子 (吹石一恵) の思い出もよぎる。
死を覚悟した中山。ところが、弾丸が近づいているはずが、なかなか当たらない。
中山 「遅いな」

気付くと、中山の周りを審判たちが取り囲んでおり、放たれた弾丸が空中で静止している。
目の前には 「4:17」 を示す電光掲示板。
実況 (青嶋達也)、解説 (前田秀太郎) が 「中山のロスタイムは4時間17分」 などと喋りだす。
サッカー中継のように中山の紹介。
27歳O型、179cm60kg、職業・報道カメラマン (委託)、彼女イナイ歴・5年、死因・銃殺……。
場所は渋谷区堂派町。
何のことか分からない中山。審判に誰? と尋ねるが、アクションを起こすように指示されるだけ。
カメラを見ると、人生最後の写真はネコ。
何かを悟った中山の自問自答 「現場で死ねたら本望です」「本望じゃねーよ」
中山 「誰かが言った。人生はサッカーであり、サッカーこそ人生。それが本当だとしたらロスタイムには何かが起こるはずだ」

中山、人生最後のスクープを目指して走り出す。実況・解説付き。
さっきの取り引き現場に戻ってきたが、もぬけの殻。観客がため息。
篠田に他に極秘情報がないか電話。が、篠田から 「今日は休め」 と言われる。
中山 「俺、撃たれたんですよ。これじゃ死ぬに死ねない。俺、殺されたんですよ」
すると、審判がイエローカードを出す。
実況 「おっと、自分が死んだことを他人に言ってはなりません! 」
自分の死を他言することは禁止らしい。
リプレイでも確かに言っている。
中山 「俺、殺されたんですよ」
イエローカード累積2枚で生まれ変われなくなるという。
さっきの発言をごまかす中山。篠田から何とか新たな情報を得る。

情報に従って、とあるマンションにやって来た中山。
政治家のスキャンダルを激写するが、物足りない。
と、そのマンションの廊下で妊婦 (中込佐知子) が苦しんでいる。
助ける中山。だが、審判は手伝わない。普通の人間には審判が見えないらしい。
運転手・尾元 (温水洋一) のタクシーで国立天王杯総合病院へ。

分娩室。
夫と間違われて分娩室にいる中山。
妊婦の手を握ってラマーズ法。無事出産。
残り時間は2時間16分。
一段落ついて、ふと目にした新聞に注目。
昨夜の火災の記事、中山が撮影した写真が使われていない。
新聞社にて、他人の不本意な写真が使われたと篠田に詰め寄る。
篠田 「あの写真じゃペンが走らない。お前は被写体も自分の命も大事にしてない」
現場の迫力は撮れても人間そのものは写っていないと篠田。
中山 「俺には時間がない。お世話になりました」

自宅に帰ってきた中山。
「報道写真大賞」 を受賞した写真には、犯人がこちらに銃口を向けている姿が写っている。
そして、ふと百合子の思い出がよぎる。料理の最中にカメラを向けたりとイチャつく。
さらに、別れた日の回想。2002年、 「報道写真大賞」 を受賞してよりいっそう仕事人間になった頃 (推測) 。
百合子 「もう疲れた。ハル君を嫌いになりたくない」
目の前には交際当時の百合子の写真がある。

中山、突如走り出し、百合子のアパートへ。
だが、インターホンを押すことがためらわれ、ダメだと引き返す。
審判に 「こういう経験ないの? 」 と尋ねるが、無視。
審判からアクションを促され、携帯電話でどこかに電話。
電話から子供の声で 「もしもし」
その直後に女性の声が 「すいません、娘が勝手に出ちゃいまして」
中山 「久しぶり、俺だけど」
電話の相手は百合子。中山は百合子に電話をかけたのだった。
子供の存在で百合子が誰かと結婚したことを察した中山。
「おめでとう、元気で。娘さんにもよろしく」 と電話を切る。

残り35分。
「やることがなくなった」 と公園で途方に暮れていると百合子と娘 (稲垣鈴夏) の姿が。
中山、思いがけない光景に驚くが、2人の姿をカメラで一枚撮影。
その時、百合子が知り合いと話している間に、娘が中山のもとへやって来る。
「ママもカメラ好き。ライカ買ってもらう」 と言う娘。
ライカは中山が愛用しているカメラのメーカーであるが、驚くことに名前は来香 (らいか)、4歳で父親はいないという。
自分が父親なのではないかと気付いた中山。
来香に 「もう使わないから」 とカメラをプレゼントする。
お返しにブレスレットもらい、カメラの使い方などを教える。
あと9分。
審判から死んだ現場に戻るように指示されるが 「少しだけ待ってくれないか」
百合子と来香の姿を見届ける。

最後の場所に戻ってきた中山。 「なあ、ロスタイムってこんなんで良かったの」 と一言。
助けた妊婦を思い返し、 「百合子と来香、ずっと二人で生きてきたんだな、父親失格だよな」 としみじみ。
「俺ってダメな男だったかな」
審判は首を横に振る。
ブレスレットを握り 「いい写真撮れたかな」 と呟く。
あと1分……0。
ホイッスルが鳴り響く。
それが鳴り止むと同時に赤ん坊の産声。

百合子のアパートにて。
まばゆい朝日。
百合子 「はい、ちゃんと行ってきますしてね」
来夏 「パパ、行ってきます」
リビングには中山の写真が飾ってある。
≪終≫

※無断転載を禁じます。

ロス:タイム:ライフ スタッフ

原案筧昌也
脚本森ハヤシ、橋本博行、矢沢幸治、鈴木智博、土田英生、上田誠、吉田智子、渡辺千穂、鈴木智尋、山崎淳也
演出筧昌也、鈴井貴之、永山耕三、大木綾子、冨士川祐輔、永山耕三
音楽屋敷豪太、増本直樹
主題歌ORANGE RANGE 「君station」 (gr8! records / Sony Music)


TD北山善弘
撮影下門照由幸、船橋正成
撮影助手和田晋、高橋秀幸
照明磯部大和
照明助手北條誠、村岡春彦、坪川洋子、蔵重亮
音声塩瀬昌彦
音声助手古舘勢市、中岡武
映像吉川博文
VTR浅香康介
編集河村信二、大森寛之
ライン編集杉山英希
ライン編集助手西山貴文
選曲谷川義春
音響効果寺岡基臣
MA蜂谷博
技術デスク菅原光宏
技術プロデュース佐々木宣明
VFXプロデュース冨士川祐輔
コンポジット高野善政
CGプロデュース高橋美香
3DCG毛利裕一朗
CGデザイン鈴木鉄平


美術プロデュース関口保幸、宮崎かおる
デザイン鈴木賢太、荒川淳彦
美術進行平川泰光
大道具西田裕一、大地研之
操作和田幸政
建具船岡英明
装飾中島佳克、前田敏幸
衣裳渡邊純好、井出珠美、加藤麻乃
持道具植田えりこ
メイク齋藤美穂、森まや
視覚効果高橋信一
電飾太田敬三
アクリル装飾早坂健太郎
植木装飾佐川忠由
生花装飾小柳幸絵


出演者協力CASTY、Malibu ほか
美術協力TOSHIBA、エプソンダイレクト ほか
持道具協力EBEL、Y'SACCS、GINZA LIFE、PATRICK、molten、MURAI、CASIO、時の庭、CTIZEN ほか
衣裳協力EDWIN、 (株) フクシン、プリーズワン、hummel、NIKE、UPSOLD、株式会社ボンマックス、イルサントル、ELLUS、夢展望、adidas ほか
撮影協力mediacafe POPEYE 渋谷店、日本鋼管病院、YUKI TORII ほか
映像協力OKWave、LEVELS、ソニー・コンピュータエンタテインメント ほか
協力バスク、麻生リース、アクティス、NK特機、inup、ショウビズクリエイション、LAカンパニー ほか
フラワーアートART・MASUMI


企画協力筧昌也
編成松崎容子、情野誠人
広報那須川京子
広告宣伝吉田和江
ホームページ伏見香織
写真西川直樹
車輌小杉山順次、遠藤健一、高橋浩、田知花清吾、大久保正通、竹内栄悟


スケジュール刑部俊哉
演出補浅見真史
演出助手松山雅則、尾本克宏、小田彩、大田裕子
制作管理曳地克之
制作担当松岡利光、鷲頭雅英、金山雅右
制作主任増子美和、小野山哲史、堺光範、柳澤真
制作進行島川統ノ介、飯森雄仁
記録小原菁子、近岡多恵子
プロデュース補依知川弥生、須田浩代


協力プロデュース松井洋子
プロデュース中島久美子
演出永山幸三


制作著作フジテレビ

ロス:タイム:ライフ キャスト(出演者)

キャスト初回



瑛太中山春彦1
小山慶一郎都並浩太2
友近井原淑子3
上野樹里松永由紀子4
伊藤淳史森保甫5
田中直樹 (ココリコ)北澤光一6
常盤貴子竜崎瑠偉子7
真木よう子堀池清美8
大泉洋三浦謙太郎9
栗山千明黒崎彩香10
岸本加世子尾元カズ子10



温水洋一尾元勇蔵/尾元蔵之介/主審1



畑野ひろ子千草陽子6
片桐はいり鬼塚蘭子6
酒井若菜佐々木真理子10
田村亮黒崎幸三10



吹石一恵岩田百合子1
小市慢太郎篠田1
平泉成五味慎三2
松澤一之井原利彦3
美波吉田由香里5
田中圭大空正樹6
安田美沙子涼宮みどり6
濱田岳猿渡タケル7
吹越満竜崎秀雄7
矢島健一オーナー8
岩佐真悠子星野理子8
田島令子三浦智恵子9
小出早織三浦亜矢9
梶原善古橋典孝 (ジャーナリスト)10
大島蓉子看護師長1



犬飼若博主審/主審B/審判団Cの主審1
中村靖日副審1
四井博善副審1
幸野友之第4審判1
金橋良樹主審4
土佐和成副審4
杉山彦々副審4
真田幹也第4審判4
中川晴樹副審8
宮成竜二第4審判8
石田剛太副審8
飯島ぼぼぼ主審 (審判団D)10
川島広輝副審10
西田征史解説1
青嶋達也実況1
安田顕解説3
サタケミキオ解説4
越村友一解説/検察官5
佐野瑞樹解説6



中込佐知子妊婦1
稲垣鈴夏岩田来香1
山口美也子五味房江2
田中哲司遠藤警部2
脇知弘立川康平2
田島ゆみか井原理香3
永嶋柊吾井原健一3
森崎博之スーパー店長・院崎3
設楽統 (バナナマン)荻野政一4
六角精児質屋の店主4
池谷のぶえ森保美智子5
阿部朋子吉田泰子5
戸田昌宏赤坂編集長5
原田篤サンバイザーX6
永野宗典シャドー団6
須田邦裕シャドー団6
金原泰成シャドー団6
三上市朗佐竹7
宅間孝行勝矢公男7
児玉絹世猿渡英子7
野間口徹勝矢組・秘書7
近江谷太朗加茂社長8
武野功雄山村隆志8
麻奈未田中社長8
武藤晃子看護師4
藤森麻由看護師9
小浜正寛石田修吾 (秘書)10
花井京乃助エリザベス10
河野洋一郎黒スーツの男10
矢沢幸治相沢陽一2
林田麻里女性警察官2
藤川俊生刑事 (革ジャン)2
水森コウ太刑事 (ジンさん)2
酒井麻吏都並の母2
永衣美貴刑事2
伊藤修子主婦A3
柳岡香里主婦B3
今泉あまね主婦C3
田辺愛美田上恵5
やべけんじ編集部員5
中津川朋広本屋店員5
栗山絵美友人5
宇都秀星少年6
奥田達士川渕玉三郎6
鈴井貴之サンバイザーXの声 (CM)6
伊藤利尋アナウンサー6
ムロツヨシピッチリピーター7
古山憲太郎竜崎組・組員7
黒田耕平竜崎組・組員7
南波有沙ハートスポーツ社員8
林希ハートスポーツ社員/ダンサー (Junkie Sista)8
少路勇介
8
春山幹介謙太郎の少年時代9
井上桃子亜矢の幼少時代9
山崎直樹警官10
原田薫ダンサー (Junkie Sista)10
空ゆきこダンサー (Junkie Sista)10
柳橋さやかダンサー (Junkie Sista)10



湯山大一郎
1
候偉
1
桜木裕子
1
笹山ゆき乃
1
平野稔
1
天正彩
1
鈴木雄一郎
1
ヘイデル龍生
1
黒岩三佳
1
日栄洋祐
1
畠山綾野
1
森嶋將士
2
白樺真澄
2
橋本博行
2
蜂須賀祐一
4
逸見廣大
4
黒木晴香
4
山本さゆり
4
畠山紫音
5
中本葉月
5
足立和優
5
森田想
5
木川淳一
6
樋口靖
6
石田勇太
6
早川諒
6
橋本望
6
土屋璃生
6
川名求己
6
江澤大樹
6
福智幸太
6
中野賢一朗
6
猪又誠之
6
大石将史
6
東卓磨
6
羽田実加
7
谷津勲
7
江藤純
7
水紀百恵
7
浜田大介
7
保科光志
7
菊池康弘
7
阿部朋矢
7
縄田雄哉
7
桐島優介室井8
徳永淳
8
佐藤壱兵
8
坂上圭
8
Pietro
8
伊藤竜也
8
津乃村真子
8
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