ドラマ『再婚一直線』ネタバレ (TBS)

再婚一直線!　あらすじ

◆序盤のあらすじ
　35歳の売れないマンガ家・栗林のどか (井森美幸) は家事を夫・哲也 (大浦龍宇一) にまかせっきり。サラリーマンの哲也は毎日のように家事と長女・もも (山田海遊) の世話に追われ、イライラが募っていた。
　そんなある日、哲也の不満が大爆発。哲也は離婚届を置き、ももを連れて家を出て行ってしまう。
　哲也が離婚まで考えていたことにショックを受けるのどか。さらにショックだったのはももが自分に母親への尊敬や信頼する気持ちをまったく持っていなかったことだ。
　のどかは初めて 「お母さん」 らしいところを見せようと、クッキーを焼いてももの幼稚園まで届けるが、あまりの不味さに大不評。溝はますます深まってしまう。ももへの愛情は哲也以上と自負していたのどかだったが、結局、もものために何一つしていなかったことを痛感。母親として一からやり直そうと決意する。
　一方で、もう一つ重要な問題がある。それはきちんと収入を得て生活していくことだ。だが、のどかの得体の知れない妖怪漫画は読者からの評判が芳しくない。連載中の 「コミックチャコ」 編集長の増岡 (桑野信義) からいつ打ち切りを宣告されてもおかしくない状況だ。
　これには編集者の 「ハトちゃん」 こと波戸陽介 (斉藤陽一郎) も常にビクビクしている。口は悪く態度もでかい上司の増岡だが、のどかの漫画を一応受け入れてくれるのは世界中でも増岡ぐらいだと薄々感じているからだ。その増岡からクビを切られたらどうなることか……。
　そんな中、のどかは増岡から、少女漫画を描かせたら日本一と言われる漫画界の巨匠・水沢マリア (比企理恵) のアシスタントを紹介してもらう。これは漫画家修業をさせようとする増岡の温情によるもので、のどかはマリアの休みなしの働きぶりに言葉を失う。万年腱鞘炎の腕を酷使して、漫画を描き続けるマリア。それを見たのどかに心境の変化が……。
　こうしてマリアに影響され、漫画を描く情熱に目覚めたのどか。ある日、そんなのどかに増岡は 「再婚一直線! 」 という新作のアイデアを与える。これは離婚した漫画家が再婚を目指して花嫁修業をするというストーリーで、のどかの体験談をそのまま漫画にするというアイデアだった。のどかは早速、執筆に取り掛かろうとするが……。

◆終盤のあらすじ
　のどか (井森美幸) は元夫・哲也 (大浦龍宇一) とマリア (比企理恵) の過去を知る。マリアは大学時代、哲也に恋をしていたのだ。のどかは尊敬するマリアのために哲也とマリアを急接近させようとする。
　そんなある日、 「コミックチャコ」 の廃刊が決定し、マリアとのどかは万感の思いで最終回を描き上げる。そして、雑誌社から漫画部が消え、のどかの良きパートナー・波戸 (斉藤陽一郎) は雑誌社を退職することを決意する。数日後、別の雑誌社に再就職した波戸は、のどかにまた一緒に仕事がしたいという思いを告げる。波戸と良い雰囲気になっていたのどかは当初、プロポーズかと勘違いするが、彼のひたむきな漫画に対する愛情を受け入れ、その言葉にうなずく。
　1年後、マリアと哲也が結婚する。のどかは長女・もも (山田海遊) と暮らしており、仕事も順調。波戸が再就職した雑誌社で開始した新連載も好評だ。波戸は昔のように担当編集者になり、軽口を叩きあう仲は変わらず。まだ再婚をあきらめていないのどかは、 「目指せ! 再婚一直線! 」 と拳を高く突き上げながら自分を奮い立たせるのだった。≪終≫

再婚一直線!　キャスト（出演者）