若林麻衣子

若林麻衣子アナウンサーは、FBS福岡放送に所属する広島県出身の女性アナウンサーである。広島県広島市に生まれ、広島市立大学国際学部を卒業した。大学在学中には、地元の中国放送（RCC）ラジオで夜のワイド番組『ラジON・ファンキーモンキーオッキー』のアシスタントを務めるなど、早くからメディア界での経験を積んでいた。この番組のメインパーソナリティは、現在九州朝日放送（KBC）に在籍する沖繁義であり、当時のラジオ業界での活動が若林アナウンサーのキャリアに大きな影響を与えた。
2002年に広島市立大学を卒業後、FBS福岡放送に入社。入社当初から『めんたいワイド』に出演し、川上泰生らと共に天神のイムズ前での中継を担当した。この番組は、FBSの本社移転後も金曜日のスタジオ司会などを担当し、アナウンサーとしての地位を確立していった。また、地上デジタル放送推進大使としても活動し、CMで他局にも登場するなど、その多才ぶりを発揮した。
私生活では、2005年に電通のグループ会社に勤務する男性と結婚し、2006年には妊娠して産休に入った。産休中は地デジ大使や『めんたいワイド』の金曜日スタジオ司会を後輩である仲谷亜希子に譲り、2006年11月15日に男児を出産した。その後約1年の育児休暇を経て、2007年9月18日からニュース要員として仕事を再開し、10月1日から『めんたいワイド』に司会として復帰した。金曜日は引き続き仲谷が担当するため、月曜日から木曜日までのニュース以外の進行を担当した。
2008年4月には『めんたいワイド』の進行を後輩アナウンサーの伊藤舞に譲り、中継担当に戻った。さらに、同時に『ズームイン!!SUPER』の福岡・佐賀地区キャスターに就任した。2009年には第2子を妊娠し、9月からレギュラー番組の担当から外れ、長女出産に伴い約1年の育児休暇を取った。2011年3月より仕事に復帰し、3月2日の『めんたいワイド』の中継でテレビ画面に戻った。
2023年3月31日には『めんたいワイド』を卒業し、4月3日からは新たに『バリはやっ!ZIP!』のメインキャスターに就任することが発表された。これにより、福岡地域のニュースの顔として新たなスタートを切ることとなった。
和久田麻由子アナウンサーの趣味は、ピザやパスタなどのイタリアン料理を楽しむことであり、その好みはアナウンサーとしてのキャリアに彩りを添えている。年齢は40歳代と見られ、結婚していることが知られているが、夫に関する詳細な情報は公表されていない。身長は平均前後とみられる。
私生活の一環として、若林麻衣子アナウンサーは手先が器用で、リフレッシュ方法として美味しいものを食べることやおしゃべり、お風呂で歌うこと、手先を使って何かを作ることを楽しんでいる。思い出に残る出来事としては、岡山に着任したばかりの夏に通勤途中で「NHKの子じゃろ」と話しかけてくれたおばあさんの言葉がある。この言葉が「失敗しても誠心誠意お伝えしよう、一生懸命頑張ろう」という気持ちを持つきっかけとなった。
姉である若林麻衣子アナウンサーの妹には、女優・タレントとして活動していた若林翔子（元・東北楽天ゴールデンイーグルスの梅津智弘投手の夫人）がいる。家族との関係もアナウンサーとしての生活に影響を与えている。若林麻衣子アナウンサーは、その明るいキャラクターと確かなアナウンス技術で、多くの視聴者に愛され続けている。