『碧の海』ネタバレ あらすじ

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『碧の海』最終回までのネタバレ・あらすじ・結末。

碧の海

タイトル東海テレビ・昼ドラ「碧の海~LONG SUMMER~」
初回 / 最終回2014年6月30日 / 8月29日(全45回)
放送局 / 時間フジテレビ系列局 / 月曜日~金曜日 13:30
制作東海テレビ、吉本興業、国際放映
企画プロデューサー服部宣之(東海テレビ)
プロデューサー松本圭右(東海テレビ)、仲良平、坂本直彦(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)、浦井孝行、河角直樹(国際放映)
原案倉科遼
脚本武田有起、牟田桂子
演出星田良子、金子与志一
音楽森英治
メインテーマS.E.N.S.
主題歌fumika「消せない約束」(Island Roots)
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「碧の海」最終回までのあらすじ・ネタバレ・結末

第1話~第2話
碧の海のはじまり

 1998年、東京。
 小館舞(城恵理子)は母親だと思っていた祥子(杉田かおる)が実の母親ではない事に気づいてしまう。
 自分の血液型がO型、父・勲(板尾創路)がA型に対し、祥子は親子ではありえないAB型だったからだ。
 1999年、17歳の高校2年生になった舞は、美術大学への進学を希望していた。
 ある日、舞はひょんなことから父の机から一枚の写真を見つける。写真には一人の女性と赤ん坊がうつっていた。
 舞はその女性が実の母親ではないかと直感する。
 写真に沖縄を連想させるシーサーが写っていたことから、舞はそこが沖縄だと確信し、飛び出すように沖縄に出発する。

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航太との出会い

 舞は導かれるように沖縄の今帰仁村古宇利島(なきじんそん・こうりじま)に到着する。以前、家族のように親しかった元家庭教師・上原美樹(遊井亮子)が古宇利島に住んでおり、泊めてもらうためだ。
 だが、美樹は「泊めてやれない」という。美樹は、舞が古宇利島に突然現れたことにひどく動揺しているようだが?
 美樹はあわてて祥子に電話をかけ、舞が古宇利島に来ていることを伝える。
 落胆した舞が宿を求めてトボトボと歩いていると、民宿「新垣」の長男・新垣航太(犬飼貴丈)が通りかかり、声をかける。
 警戒する舞と航太との間で口争いになるが、とりあえず泊まれる宿が必要とあって、舞は1泊2日8000円で泊めてもらう。
 そんな中、美樹が民宿にやってきて、舞に「東京に帰ろう」と説得する。それに対し、舞は拒否。すると、航太がせっかくの宿泊客を手放したくない一心で舞の味方になってくれる。
 その夜、舞は悪夢を見る。もう何度見たかわからない、何者かに追いかけられる夢だ。その夢はいつも舞が転び、何者かが目前に近づくその直前に終わるのだった。

写真の女性をさがして

 舞の祖父・裕一郎(岩城滉一)は大手企業「小館興産」を一代で築き上げた会長だ。
 裕一郎はこの古宇利島でも人脈があり、取引先の関係者だという高峯健吾(川田広樹)が舞を訪ねてくる。
 一見、人の良さそうな高峯だが、実は、裕一郎から舞を偵察するように指示を受けていて・・・。
 高峯は息子の圭吾(小野塚勇人)を紹介し、彼を観光ガイドのように使っていいという。
 舞は写真を手がかりに女性についてさがしはじめる。しかし、一日をかけて歩きまわるも、新しい発見は得られなかった。
(碧の海~LONG SUMMER~ 第2話の結末まで~あらすじ・ネタバレ~/今週からのキャスト:奥菜恵(小館舞)、徳山秀典(新垣航太)、城恵理子(小館舞)、犬飼貴丈(新垣航太)、遊井亮子(上原美樹)、伊藤貴璃(新垣夏帆)、美菜(瑠菜)、杉田かおる(小館祥子)、吉川登美子、辻憲三、加藤ひろみ、木村祐一(新垣晴雄)、板尾創路(小館勲)、岩城滉一(小館祐一郎)、川田広樹(高峯健吾)、エド・はるみ(平良文子)、小野塚勇人(高峯圭吾)、福井裕子(宮古ばぁ)、大方斐紗子(上原セツ)、江藤漢斉(上原達夫)、植村海(平良俊彦)、新本奨)

第3話~第4話
航太の妹

 舞は航太に夏帆(伊藤貴璃)という妹がいることを知る。夏帆は重い肝臓病の治療のために病院に入院しており、航太は医療費を捻出することに一生懸命だという。
 舞はそんな事情があるとは知らず、航太にお金をめぐって酷いことを言ってしまった事があった。舞は航太にそのことを謝る。
 舞が「実の母親をさがしている」と航太に打ち明けたところ、航太も親身になって協力してくれるようになる。
 舞は入院中の夏帆に会いに行き、まるで実の姉妹のように意気投合する。舞が夏帆の似顔絵を描いたところ、夏帆は心からよろこぶ。
 そんな中、航太はふとしたことから、写真の女性がいたかもしれない家を突き止める。航太が女性について父・晴雄(木村祐一)に尋ねたところ、晴雄は思いがけないことを語りだす。

舞の実母

 祖父・裕一郎が舞を連れ戻しに、舞が宿泊する民宿にやってくる。
 裕一郎は舞に、実の母「綾乃」は父の元恋人で、産後しばらくして亡くなったことを告げる。
 舞はショックを受けるも、過去を知れた事でかたくなだった心が解け、帰京することを思い立つ。
 一方、写真の女性にまつわる「ある事実」を知って以来、舞を思う気持ちに変化が生じた航太は、舞がその事実を知ってしまう前に舞を帰そうと思い始める。
 帰京の前日、航太はビーチグラスを舞にプレゼントする。満月にかざすと願いが叶うという言い伝えがあるらしい。
 航太は真剣な表情で「もうここには来るな」と告げる。舞は彼がどういう真意でそれを言ったのか、その時は知る由もなかった。
(碧の海~LONG SUMMER~ 第4話の結末まで~あらすじ・ネタバレ~/今週からのキャスト:福田加奈子)

第5話~第7話
再び沖縄へ

 1年後の2000年、東京。
 舞は「夏帆ちゃんが急病になった」と圭吾から電話で聞き、いてもたってもいられず沖縄に向かう。
 しかし、それは再会を熱望する夏帆の願いを叶えてやるための圭吾の嘘だった。
 経緯はどうあれ、夏帆は舞と再会できた事によろこぶ。一方、母・祥子は胸騒ぎを覚え、沖縄に急行する。
 舞は廃校になる「古宇利小学校」のイベントに夏帆の代理で参加することになり、航太の幼馴染・平良聖子(安保彩世)から嫌われながらも、参加を許可される。
 そんな中、舞は一冊の卒業アルバムから自分の実母が美樹の姉である「上原綾乃」であることに気づく。
(碧の海~LONG SUMMER~ 第7話の結末まで~あらすじ・ネタバレ~/今週からのキャスト:安保彩世(平良聖子)、緒沢あかり、加藤果林(金城由紀子)、内田純、植村海、伊集朝則)

第8話~第9話
上原綾乃

 舞は自分の実母が美樹の姉の上原綾乃だという事実に戸惑いを隠せない。
 その矢先、舞は祥子と美樹の口論を偶然立ち聞きし、彼女たちの言葉に衝撃を受ける。
 舞が姿を現すと、美樹は観念したように真実を話しだす。
 18年前、上原綾乃は勲との間にできた赤ん坊の舞をつれ、この古宇利にやってきた。そこに現れたのが勲の妻・祥子だった。
 祥子は綾乃がいない隙に、舞を奪い去ると、何食わぬ顔をして東京に連れて戻り、自分の子として育てはじめた。さらなる悲劇は、失意の綾乃が舞を捜す中、階段から転落して亡くなったことだ。
 この一連の事が騒ぎにならなかったのは、祖父・裕一郎が金の力で関係者を口封じしたからだという。
 しかも、綾乃の死後、美樹に綾乃の姿を重ねていた勲は、いつしか美樹とひかれあっていて・・・。
 一方、小館興産の社長を務めている勲が古宇利島の開発に乗り出す。航太の父・晴雄は反対派のリーダーとなり、開発に反対する。
(碧の海~LONG SUMMER~ 第9話の結末まで~あらすじ・ネタバレ~/今週からのキャスト:閏間妃菜美)

第10話
反対デモ

 父・勲が古宇利島のアミューズメントパークの開発に乗り出したことで、舞は聖子たちから疎外される。
 だが、舞が本心では開発に反対している事を主張すると、また仲間に加えてもらえる。舞は島民たちと大規模な反対デモに参加し、それを知った記者から取材攻めにあう。
 小館興産の社長令嬢が反対デモに参加しているというニュースは日本中を駆け巡り、会長で祖父の裕一郎はそのニュースに動揺する。
 マスコミから「小館興産の内部崩壊」と騒ぎ立てられ、裕一郎は怒りが収まらず、舞を強制的に帰京させる。
(碧の海~LONG SUMMER~ 第10話の結末まで~あらすじ・ネタバレ~/今週からのキャスト:長原成樹(比嘉)、増本庄一郎(玉城)、藤原光博(知念)、NARU、赤松新、ヤースー、比嘉憲吾、崎濱秀人、仲村駿輝)

第11話~第12話
高額な手術費用

 帰京させられた舞は沖縄に行く事を禁じられる。
 舞は航太とも連絡を取ることも禁じられ、食事も摂らずに自室に閉じこもる。
 そんな中、その事態を知った航太が東京に駆けつけ、舞を自宅から連れ出す。
 航太と一緒に再び沖縄にやってきた舞は、航太の妹・夏帆の病状が悪化している事を知る。
 高額な手術費用が必要だと知った舞は、「反対デモに二度と参加しない事」を条件に、裕一郎に手術費用の2000万円を出してもらおうとする。
 裕一郎はその交渉を受け入れる代わりに、航太を呼び出し、彼に「ある非情な企み」を提案する。
(碧の海~LONG SUMMER~ 第12話の結末まで~あらすじ・ネタバレ~/今週からのキャスト:長島竜也、阿部瑞穂)

第13話~第15話
夏帆の死

 手術の数日前、舞は夏帆のために作った、沖縄の海をモチーフにした「碧の海」を見せて勇気づける。
 舞は夏帆に「元気になったら碧の海に一緒に潜ろう」と約束する。
 一方、航太は裕一郎から指示された通り、反対派のリーダーである父・晴雄が反対派の資金を持ち逃げしたように工作し、反対派のメンバーは目の色を変えて晴雄をさがす。
 だが、晴雄は航太が自分を陥れようとしている事に気づいており、晴雄は航太の思惑通りに自分が悪者になるように演じる。
 そんな中、反対派が分裂した事を確認すると、突然、裕一郎が「手術費用は出さない」と言い出し、手術の予定が延期される。この心変わりには勲も見かねて「手術費用を出してやったらどうですか!」と裕一郎にめずらしく意見する。
 いずれにせよ、手術費用が用意できなければ手術は出来ない。そこへ舞の母・祥子が援助を申し出てくれるが、夏帆の容態が急変してしまう。
 航太や舞が見守る中、夏帆が息を引き取る。舞は悲しみに打ちひしがれ、航太は「夏帆は小館に殺された!」と怒りをあらわにする。
 一方、東京では航太の父・晴雄が裕一郎にナイフで怪我を負わせ、殺人未遂の容疑で逮捕される。
 帰京する直前、舞は航太と会う約束をするが、待ち合わせ場所に航太が来ることはなかった。そして、14年の月日が流れ・・・。
(碧の海~LONG SUMMER~ 第15話の結末まで~あらすじ・ネタバレ~/今週からのキャスト:山田将大、遠藤かおる、桃原遥、佐藤麻衣(野田奈津美)、小泉リサ(安藤成子))

第16話
14年後

 2014年、東京。
 32歳になった小館舞(奥菜恵)は高校卒業後、美術大学に進み、照明デザイナーとして業界から注目される存在になっていた。
 舞には結婚を意識する恋人がいる。その恋人は14年前、沖縄で知り合った高峯圭吾(尾形貴弘)である。病にふせている裕一郎も気に入り、小館興産の役員を任せている男だ。
 あの沖縄の日々は、今も舞の心に強く刻まれている。そして、航太のことも。
 沖縄に訪れた舞は、圭吾の目前で航太との思い出のビーチグラスを海に捨て、過去との決別を誓う。そして、その場で2人は結婚を約束する。
 その足で夏帆の墓参りに訪れた舞だったが、そこに思いがけない人物が現れる。
(碧の海~LONG SUMMER~ 第16話の結末まで~あらすじ・ネタバレ~/今週からのキャスト:尾形貴弘(高峯圭吾)、中野公美子(平良聖子)、宮川たま子(大島由紀子)、山田悠介(平良俊彦)、武田幸三(大島武雄)、升毅(廖金明)、玉城泰拙(玉城慎吾)、岩崎名美、ジュリー)

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