タイトル | 水10ドラマ「僕のいた時間」 |
初回 / 最終回 | 2014年1月8日 / 2014年3月 |
放送局 / 時間 | フジテレビ系列局 / 水曜日 22:00 |
制作 / 制作著作 | フジテレビ / 共同テレビ |
プロデュース | 橋本芙美、江森浩子、元村次宏 |
演出 | 葉山裕記、城宝秀則 |
原作 | 海堂尊「螺鈿迷宮」 |
脚本 | 橋部敦子 |
音楽 | 出羽良彰、やまだ豊 |
主題歌 | Rihwa「春風」 |
応援ソング | ゆず「よろこびのうた」 |
1月 / 第1話・第2話・第3話・第4話
2月 / 第5話・第6話・第7話・第8話
3月 / 第9話・第10話(最終回未定)
青楓学院大学の4年生・澤田拓人(三浦春馬)は就職活動中、同じ大学に通っている本郷恵(多部未華子)と親しくなる。
拓人と恵、二人とも内定はゼロ。一方、友人の水島守(風間俊介)が一足先に内定をもらい、拓人は結果を出せず、精神的に追い詰められていく。
拓人の父・澤田昭夫(小市慢太郎)と母・澤田佐和子(原田美枝子)はそんな拓人を心配する。父は拓人に「うちの病院で事務の仕事をしないか。その方がまだ格好がつく」という。父は開業医で、山梨で総合病院を経営しているのだ。だが、世間体ばかりを気にする父の言葉は、拓人の心には響かない。
拓人は息抜きも兼ねて、サークルの先輩でもある「シゲ先輩」こと、大学院生・向井繁之(斎藤工)たちとフットサルに興じ、就職活動を励まされる。だが、この頃から拓人は身体に「ある異変」を感じるようになっていた・・・。
そんな中、80社近くも内定ゼロを続けていた坂下柊二(夕輝壽太)が将来を悲観して自殺する。拓人は坂下の死が他人事には思えなかった。拓人もまた、自分が精神的に限界を迎えようとしていることに気付いていた。
そうして迎えた家具販売会社「宮前家具」の面接。拓人は「僕が学生時代に学んだことは、キャラクターを演じることです・・・」、これまでの人生、誰かに気に入られるためにキャラクターを演じ続け、就職活動でも企業から気に入られようと必死になってきたが、それが通用せず打ちのめされ、何のために生きているのか分からなくなって・・・。拓人は自分が抱える苦悩を吐露してしまう。
だが、ありのままに本音を話したことが人事の関心を引き、拓人は宮前家具から採用通知を受ける。拓人はまっさきに母に報告しようと電話をかけるが、電話の向こうからは弟・澤田陸人(野村周平)の東都医科大学の合格に喜ぶ母の声が・・・。拓人は感じる。両親はもうすでに自分の将来になど期待していないのだ、と。
(第1話「難病と闘い今を生きる青年の物語!!あなたは全力で生きてますか?」の結末まで~僕のいた時間 あらすじ・ネタバレ~)
拓人は大学卒業後、宮前家具に就職する。年上のアルバイト従業員・宮下(近藤公園)から仕事を教わるが、「社員さんのくせに使えないよな」と悪し様に皮肉を言われる。
一方、大学卒業後もファミリーレストランでアルバイトをしながら就職活動をする恵は、新入社員の教育を任せられていた。恵が「新入社員が余計な仕事を増やしてくれちゃって、来てくれない方がずっと楽」と愚痴を言っているのを聞き、拓人は自分の事を言われているように感じて辛くなってしまう。
数日後、恵が友人の村山陽菜(山本美月)から誘われて勤務中の拓人を見に行くと、アルバイト従業員からミスを叱られる拓人の姿があった。「また余計な仕事を増やして、相変わらず使えないねえ、社員さんは・・・」、その言葉はまさに自分が話していた愚痴・・・。恵は拓人を傷つけてしまったことを知り、自己嫌悪に陥る。
恵は拓人に謝り、その夜、ふたりは初めて一夜をともにする。
拓人は仕事にも慣れ、家具の魅力の伝え方などを熱心に勉強する。そうした熱意が功を奏し、「あなたから買いたいなと思って」と言ってくれる客が現れる。
大きな達成感を得る拓人だったが、日常でふと、腕に力が入らない瞬間がある事に気付く。足がつりやすくなる、腕が上がらない、急に握力がなくなる・・・といった拓人が感じる身体の異変、それはALS(筋萎縮性側索硬化症)の初期症状と符号するものだった・・・。
(第2話「キスで結ばれた二人に忍びよる病魔!!」の結末まで~僕のいた時間 あらすじ・ネタバレ~)