サマーヌード | ドラマのあらすじ・ネタバレ・キャスト

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『サマーヌード』キャスト あらすじ ネタバレ・結末/ロケ地

サマーヌード

タイトル月9ドラマ「SUMMER NUDE サマーヌード」
初回 / 最終回2013年7月8日 / 9月
放送地域 / 時間フジテレビ系列局 / 月曜日 21:00 キー局・再放送あり
制作著作フジテレビ
プロデュース村瀬健
演出石井祐介、宮木正悟、金井紘
原作・脚本金子茂樹
音楽岩崎太整、高見優
主題歌山下智久「SUMMER NUDE'13」
ロケ地千葉県いすみ市、千葉県南房総市
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「SUMMER NUDE サマーヌード」あらすじ・キャスト・ネタバレ

7月 / 1話・2話・3話・4話
8月 / 5話・6話・7話・8話
9月 / 9話・10話・11話(最終回?)

サマーヌードの始まり

 2013年6月、千葉県みさき市の海沿いの道路を自転車で駆ける一人の青年がいた。
 その青年・三厨朝日(ミクリヤ・アサヒ/山下智久)は「小南写真館」に勤める28歳のカメラマンである。

 朝日は3年前に姿を消した2歳年下の恋人・一倉香澄(イチクラ・カスミ/長澤まさみ)のことが忘れられずにいる。
 朝日は、香澄がいつか自分のもとに帰って来ることを信じながら、香澄がモデルを務めた谷山酒造の「みさき潮風ビール」の看板に挨拶をするのが習慣となっている。
 その「みさき潮風ビール」の看板には、2人の思い出が詰まっている。看板の写真を撮影したカメラマンが、朝日だったからだ。
 ※このドラマでは「千葉県みさき市」を始め、実在しない市町村が登場します。ロケ地は千葉県いすみ市、千葉県南房総市とされています。

谷山波奈江 と カフェ&バー「港区」

 朝日には10年来の女友達がいる。
 高校の後輩だった谷山波奈江(タニヤマ・ハナエ/戸田恵梨香)である。
 朝日は波奈江を友人の一人としか思っていないが、波奈江は10年間、朝日に片想いを抱いており、アプローチし続けている。しかし、波奈江のアプローチはいつも空回りして終わる。
 ちなみに、波奈江は「みさき潮風ビール」で知られる谷山酒造の経営者の娘であり、定職には就いていないが、一応の肩書きは谷山酒造の「会社役員」である。ほとんど不労で父親から給料をもらい、海辺の一軒家で一人暮らしをしている。

 そして、カフェ&バー「港区」は、朝日の行きつけの店。
 この店は、若者たちから兄のように慕われている下嶋賢二(シモジマ・ケンジ/高橋克典)がマスターを務めている。
 下嶋の妻は勢津子(セツコ/板谷由夏)、海の家「青山」の店長である。先日、第一子を出産したばかり。勢津子がしばらく休養することで、海の家「青山」がこの夏、閉店状態になってしまうことが、朝日の最近の関心事である。
 海の家「青山」がオープンしない2013年の夏に寂しさを感じる朝日。3年前に姿を消した恋人・香澄も、海の家「青山」が大好きだった。
 代わりに店長を務めてくれる人物をさがしている朝日だったが・・・。

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新郎に逃げられた女

 その日、朝日は小南写真館の館長・小南文博(斉木しげる)から、海辺の結婚式場でのカメラマンの仕事を任せられていた。
 朝日の仕事は、新郎新婦の撮影。それと、出席者からお祝いのコメントをもらい、編集した動画を新郎新婦に披露することである。朝日はそういった仕事をしながら、いつかカメラマンとして大きいチャンスが飛び込んでくることを待ち望んでいる。

 この日の結婚式の主役は、新郎・古山幸太(福士誠治)と新婦・千代原夏希(チヨハラ・ナツキ/香里奈)
 いつもの結婚式と変わらないように思えたが、その日の結婚式は違っていた。
 新郎が結婚式の途中で逃げ出すという前代未聞のハプニングが発生し、結婚式が中止されてしまったのだ。

千代原夏希

 数日後、場所は変わり、東京。
 結婚式で新郎に逃げられた千代原夏希は、あまりのショックに引きこもりがちになっていた。
 あの後、新郎の古山幸太からメールが届いたが、「このまま結婚したら迷惑を掛ける。弱い俺を許してほしい」と書かれていただけで、その後は何も音沙汰がない。
 夏希は気を取り直し、結婚式の直前まで店長及びシェフとして働いていたイタリアンレストランへ。そこでもう一度、店長として働かせてもらおうとするが、すでに夏希の抜けた穴は埋まっているという。
 婚約者に逃げられただけでなく、仕事のあてもなくなってしまった。落胆の色を隠せない夏希だが・・・。

 そんな夏希のもとに、結婚式で写真を撮影してもらった「小南写真館」から郵便が届く。開封すると、料金18万円を請求する請求書に、一通の手紙が添えられていた。
 手紙の主はカメラマンの「三厨朝日」。手紙には「一日も早く素敵な笑顔を取り戻して下さいね。幸せを心より祈っております」と、夏希を気づかうメッセージが書かれていた。
 夏希はその手紙に礼を言うために、記載されていた朝日の電話番号に電話をかける。夏希は電話に出た朝日に「ご丁寧にお手紙まで、ありがとうございます」と感謝の気持ちを伝える。
 すると、朝日は夏希に、シェフであることを見込んでお願いがあると言う・・・。

海の家「青山」

 翌日、夏希は千葉県のみさき駅にいた。
 朝日から「レストランで一日だけ働いてほしい」と頼まれ、この町まで呼ばれたからだ。夏希はシェフの腕を頼りにされ、内心、意気揚々とやって来た。
 しかし、朝日のお願いはまったくのウソだった。本当のお願いというのは、海の家「青山」で店長として働いてほしいというモノだった。
 レストランで働けると聞いていたのに、そこにあるのはボロイ海の家。
「完全にだましたよね」という夏希。さらに朝日が結婚式の悲劇をベラベラと言いふらしていたことを知り、夏希は不快感をあらわにする。

 結局、夏希が帰ると言い出したため、朝日がクルマで駅まで送ることに。
 しかし、強気な性格の夏希に対して、朝日が「だからオトコに逃げられるんだよ」とボソッとつぶやいたところ、夏希を激怒させてしまう。
 夏希はクルマを降り、駅まで歩いて行くが、すっかり陽が暮れてしまう。発車予定の電車はなく、東京に帰る手段がない。すると、そこに朝日がクルマで駆けつける。
 夏希は朝日に「東京まで送って行ってよ」と要求。朝日は夏希をクルマに乗せるが・・・。

夏希と波奈江

 夏希が朝日にクルマで連れて来られたのは、カフェ&バー「港区」だった。
 看板の「港区」を指して「東京!」と、真剣な顔でいう朝日。
 夏希はすっかり呆れ果てる。仕方なく、朝日の友人・波奈江の家で泊まらせてもらうことに。

 波奈江は夏希を牽制する。朝日のことをどう思っているか、と。夏希が恋のライバルだとしたら厄介だからだ。
 しかし、夏希は朝日に一片の好意もない。それを聞くと波奈江は安心する。
 波奈江は「みさき潮風ビール」の看板まえに夏希を連れていき、看板の女性・一倉香澄が恋敵だと紹介する。
 夏希と波奈江は波長が合い、この日以来、昔からの親友のように親しくなる。

 一方、朝日の親友・矢井野孝至(ヤイノ・タカシ/勝地涼)が夏希に一目惚れし、朝日に「夏希ちゃんと結婚したい」と言い出す。

48時間PART2~帰って来たふたり~

 朝日は3年前から、香澄と観る約束をしていた映画「48時間PART2~帰って来たふたり~」のDVDを、レンタルし続けている。
 その夜も、友人・桐畑光(キリハタ・ヒカル/窪田正孝)がアルバイトをするレンタルビデオ屋でDVDの延滞料金を払い、DVDを再び自宅に持って帰る朝日。
 DVDをレンタルし続けることも、香澄が好きだった海の家「青山」を開店させておくことも、これらすべては香澄が戻ってくるための準備である。

 その帰り道、朝日は、夏希が婚約指輪を捨てようとして、海辺にたたずんでいる場面に出くわす。しかし、捨てる決心がつかず、夏希は婚約指輪を捨てることなく、波奈江の家に戻っていく。

夏希、海の家の店長に

 翌日、夏希は東京に帰るつもりだった。
 だが、入院中の海の家の店長・勢津子が海の家でも本格的に料理をふるまっていたことを知り、料理人の心が揺さぶられる。
 そんな夏希を、朝日たちは半ば強引に海の家へ連れていく。夏希が「店長になる気はない」と断ろうとしても、聞く耳をもってくれない。波奈江の弟・谷山駿(タニヤマ・シュン/佐藤勝利)も加わり、朝日たちは新しい店長の誕生を一方的に祝う。夏希のための「レストラン・青山」の看板も完成。結局、夏希は彼らの熱意に根負けし、海の家の店長をしぶしぶ引き受けることになった。

 夕暮れ時、夏希は「幸せを心より祈っております」というメッセージを砂浜に書く。そのメッセージは先日、朝日から届いた手紙に書かれていた一言だった。
 あの手紙には、こう書かれていた。
「一日も早く素敵な笑顔を取り戻して下さいね。幸せを心より祈っております」
 夏希は朝日に、素直な気持ちを打ち明ける。あの手紙の一言によって救われた気がした、と。
 朝日は恋人に逃げられ、一方、夏希は婚約者に逃げられ・・・、2人はお互いに「逃げられたモノ同士」だと笑いあう。

DVD

 その夜、夏希は朝日から一枚のDVDを受け取り、波奈江の家に持って帰る。
 それは新郎新婦へのお祝いコメントが収録されたDVD。本来は披露宴で流すはずだったが、例の悲劇によってお蔵入りになった映像が収録されている。それを渡してきた朝日を指して「本当に性格が悪い」とボヤく夏希。
 しかし、波奈江が興味本位で再生してみたところ、そのDVDは、新郎へのコメントがカットされ、夏希へのコメントだけが収められていた。それは、夏希にコメントを寄せてくれた人たちの想いは伝えようという、朝日のさりげない優しさだった。
 たくさんの友人やレストランの仲間たちのコメントが映し出される。そして、女手ひとつで育ててくれた母・郁代(キムラ緑子)・・・、その映像を見た夏希は感涙する。

 その頃、朝日はいつものように自転車で「みさき潮風ビール」の看板まえにやって来ると、香澄におやすみの挨拶をしていた。
 このときの朝日は、まだ思いもしなかった。目が眩むほどのまぶしい夏の夜明けが、すぐそこまで迫っていることを。
(サマーヌード 第1話「走り出す恋!夏の大三角関係ラブストーリー始まる」の結末まで~あらすじ・ネタバレ~/上記にないキャスト・子役:堀切あおい(山本美月)米田春夫(千葉雄大)石狩清子(橋本奈々未)一瀬麻美(中条あやみ)上司(矢島健一)役名割愛(沼崎悠、酒井麻吏、安藤聖、広山詞葉、恒吉梨絵、森田甘路、井上尚、三村直司、酒井葉菜、野瀬育二、安生悠璃菜、吉岡詩織、香田辺柚梨))

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