『コードブルー1』出演者

コード・ブルー ～ドクターヘリ緊急救命～　あらすじ

◆コードブルー 第1話 (7月3日)
　舞台は翔陽大学附属・北部病院救命救急センター。
　今年、専門研修制度によってフライトドクターを目指す若き医師たちが赴任した。藍沢耕作 (山下智久)、白石恵 (新垣結衣)、緋山美帆子 (戸田恵梨香)、藤川一男 (浅利陽介) の4人である。
　赴任初日から団地3階から高齢の女性が転落したとの救命救急を受け、先輩のフォローに急ぐ4人。救命センターのエースでもあるベテラン医師の黒田脩二 (柳葉敏郎) が指揮を執り、無事に女性を救助し、救急センターに搬送する。
　そんな中、若年性糖尿病患者の少女・栗山美樹 (川島海荷) に候補生の藤川は手を焼く。美樹は右腕に感染症を併発しているのだが、恋する藍沢には右腕を見られたくないという思いから、異性として意識しない藤川を指名しているのだ。いいように使われているようで面白くない藤川。
　そうこうしている間にも救命センターでは次々と問題が発生する。団地で救助した高齢の女性・珠代を検査したところ、頭部に釘が入っていることが判明したのだ。さらに次々と飛び込むドクターヘリ要請……。
　一方、藤川は美樹の右腕についてもはや切断するしかない状態だと知り、衝撃を受ける。美樹はすでに右腕切断の手術に同意しているのだという。そして、とうとう手術の時が訪れる。右腕での最後の握手を藤川と交わす美樹……。右腕切断の手術は無事に成功したが、藤川はなんと声をかけていいのかわからず、立ち尽くす。
　時を同じくして、ドクターヘリで救助に向かった藍沢が的確な判断によって重症患者に処置を施している頃、珠代の頭部から釘を取り除く手術が成功。珠代が目を覚ます。担当の緋山が珠代の病室に向かうと、姪の女性 (松本じゅん) が 「ありがとう」 と緋山に感謝の言葉をかける。緋山は珠代が目覚めた時、精神的な支えになるように親族に手当たり次第に電話をかけていたのだ。
　一方、一息ついた藍沢は白石に 「ここで多くの症例をこなし、誰よりも早く名医になる」 と自分の決意を告げる。それぞれの長い1日が終わろうとしていた。
(結末まで要約)

◆コードブルー 第2話 「責務」 (7月10日)
　藍沢 (山下智久) が診療ミスを犯す。昨日、藍沢が診た歯痛の患者・西口八重 (二宮弘子) は、実は心疾患を抱えていたのだ。 「歯痛から心疾患を見抜くことは難しいのではないか」 と白石 (新垣結衣) は藍沢をかばうが、現実的に八重は予断を許さない状況に陥ってしまう。
　そんな中、白石は 「自宅マンションの階段から転落した」 という若い女性・横田英子 (黒瀬友美) を診察する。不自然な鼻骨骨折が気にかかる白石。白石はふと、英子の恋人・大野正 (福井博章) が英子を殴って鼻骨を骨折させたのではないかと直感する。しかし、英子はそれらしい素振りを見せない……。

◆コードブルー 第3話 「急変」 (7月17日)
　緋山 (戸田恵梨香) は卵巣のう腫茎捻転を発症している弁護士・若杉貴子 (鳥居かほり) の担当を任せられる。この若杉という弁護士が患者らしくない患者で、仮に医療裁判になった時に備えて緋山の言動をすべて記録しているという。
　この日も救急センターには次々とケガ人や急病人が搬送される。その一人、泥酔状態で転倒したサラリーマンの島田洋二 (春海四方) は当初は軽傷のみと診断されたが、容態が急変。後腹膜血腫の可能性が高いことがわかり、藍沢 (山下智久) はそこにいる候補生だけで手術を始める決断をする。まもなくして黒田 (柳葉敏郎) もフォローに加わり、無事に手術は成功する。改善していく箇所はあったものの一人の命を救ったことに間違いはない。黒田は初めて藍沢たちを褒める。

◆コードブルー 第4話 「母の愛」 (7月24日)
　藍沢 (山下智久) は快方に向かっている患者を退院または転院させる係を任せられる。救急センターから患者を追い出すのではなく、ベッドの開きを確保して次なる患者に備える大切な仕事である。そんな中、藤川 (浅利陽介) の母・静子 (山本道子) が息子の様子をうかがいに救急センターを訪ねてくる。その時、藤川は医療行為中に感電し、なんと失神してしまっていた。息子を心配する静子。だが、その静子が熱中症でダウンしてしまう。

◆コードブルー 第5話 「過去」 (7月31日)
　工事解体現場で爆発事故が発生する。 「負傷者3名」 という当初の連絡と異なり、爆発現場には10名以上の負傷者が横たわっていた。藍沢 (山下智久)、白石 (新垣結衣)、緋山 (戸田恵梨香) はドクターヘリで爆発現場に急行。緋山は現場で負傷した作業員の死に直面する。一方、藍沢は鉄筋が腹部を貫通したまま動けないでいる作業員・横山 (山崎裕太) の救助を。白石とフライトナースの冴島はるか (比嘉愛未) とともに彼の腹部を貫通した鉄筋を抜く作業を始める。

◆コードブルー 第6話 「無償の愛」 (8月7日)
　藍沢 (山下智久) の祖母・絹江 (島かおり) が買い物の途中に転倒し、大腿骨を骨折。救急センターに搬送されてくる。しかし、絹江は藍沢に 「初めまして」 と他人行儀な挨拶を……。ドクターの西条章 (杉本哲太) は一時的な健忘症のようなものだと判断するが、やがて絹江の様子から認知症の可能性が強まる。
　一方、屋根からの転落事故の患者・小田浩一 (大高洋夫) が実は娘の有美 (伊藤麻里也) に突き落とされたことが発覚。有美が自分の結婚に反対する父・浩一の態度にカッとなって父を突き落としたことがわかり……。

◆コードブルー 第7話 「告白」 (8月14日)
　フライトナースの冴島 (比嘉愛未) を訪ねて電動車椅子に乗った田沢悟史 (平山広行) が救急センターにやってくる。ところが、冴島は悟史の姿を確認するとわざと彼に会うのを避けようとする。実は悟史は冴島の恋人だった男性。そんな中、難病のALSを患っている悟史が倒れているのが見つかる。
　一方、性転換手術を受けたという 「元男性」 の大山恒夫 (古本新乃輔) が腸閉塞を起こして搬送されてくる。大山は治療中に禁止されているケーキを食べて、またも激痛に呻く。

コード・ブルー ～ドクターヘリ緊急救命～　キャスト（出演者）