『アルジャーノンに花束を』あらすじ ネタバレ

『アルジャーノンに花束を』最終回までのあらすじ・ネタバレ・結末

4月 ／ 1話・2話・3話
5月 ／ 4話・5話・6話・7話・8話
6月 ／ 9話・10話（最終回未定）

　白鳥咲人（山下智久）は先天的な知的障害のハンデを背負っている28歳。
　一見すると普通の成人男性だが、知能は6歳児並み、性格は非常に無邪気でイタズラが大好きだ。
　咲人は花の宅配業務をおこなう「ドリームフラワーサービス」の配達員として働いている。その日も、咲人は同僚の柳川隆一（窪田正孝）とともに軽トラックで各家庭に花を宅配する一日を送っていた。
　このドリームフラワーサービスの社長・竹部順一郎（萩原聖人）は咲人の父親代わりで、咲人が親から捨てられた15歳の時から13年間、咲人の面倒をみている。そして、竹部は元非行少年など問題を抱えていた若者を多く雇っている。
　新しく勤め始めた檜山康介（工藤阿須加）もその日、少年刑務所から出所したばかりだ。社員寮「ひまわり寮」で、咲人はこの康介と同部屋になる。

　一方、「脳生理科学研究センター」。
　咲人とは無縁のこの組織がその後、咲人と大きく関わることになるとは、まだ誰も想像すらしていない。
　この時、脳生理科学研究センターではチームリーダーの蜂須賀大吾（石丸幹二）を中心に白ネズミの知的能力の向上を促す研究がおこわれており、アルファリポキサンチングルコシドを投与した白ネズミの中で最も優秀な成果を残している「アルジャーノン」に注目が集まっていた。
　使われていない脳領域にシナプス形成を誘導することで脳神経細胞を目覚めさせ、脳を最大限に活用できるようにすることが狙いだ。さらに蜂須賀の頭脳には、この研究を知的障害者に応用することで、知的障害者の知能を飛躍的に向上させられるのではないかという思惑があった。若き研究員の望月遥香（栗山千明）は同僚の小久保一茂（菊池風磨）から蜂須賀の真の目的を聞き、思わずハッとする。
　だが、そんな中、アルジャーノンが研究室から忽然といなくなってしまう。「すぐにGPSで確認をとれ！」、蜂須賀の指示でアルジャーノンの追跡が始まるが・・・。

　ある日のひまわり寮。咲人がひらがなの文字札で言葉の勉強をしていると、窓の外から何やら動物の鳴き声が聞こえる。
　窓を開けると、そこには一匹の白ネズミがいた。白ネズミは文字札の上を移動し、自分がアルジャーノンであると咲人に伝える。咲人はネズミが辿った文字札を読み上げる。
「あるじやのん？あるじやのん、あるじやのん！」

　有名私大の東京麗徳女子大学。ここにも咲人と関わることになる人物がいる。
　河口梨央（谷村美月）は友人の小出舞（大政絢）と関係がこじれ、悩んでいた。舞の父が会社のお金を横領し、その上司である梨央の父が舞の父を解雇したのだ。
「もうお嬢様のあんたとは住む世界が違うの」と、舞。「私と友人でいたかったら」と舞はクラブに彼氏同伴で来るように梨央に誘いをかける。梨央には彼氏などいない。しかし、行かなければ舞との関係は終わる。果たして？

　その日の夕方、梨央がクラブに同伴してくれる彼氏を作ろうとナンパまがいの声かけをしていると、咲人が通りかかる。転んだ梨央に手を差し伸べる咲人。
　梨央はボケっとする咲人に「これから時間ありますか？」と尋ね、半ば強引に48万円ものスーツ一式を着せ、咲人をクラブに連れて行く。
　舞は嘘の「彼氏同伴」を信じ込んだ梨央を嘲笑するが、モデルのように着こなした咲人が現れると、言葉を失う。
　舞は本当の彼氏か梨央を試そうと口移しでワインを飲ませろという。梨央は勢いにまかせてワインを口に含むと、キスをして咲人に飲ませる。

　翌日、脳生理科学研究センターの遥香がGPSを辿ってドリームフラワーサービスを訪ねてくる。遥香はアルジャーノンを返してほしいと咲人に懇願する・・・。
（アルジャーノンに花束を 第1話～あらすじ・ネタバレ～／今週からのキャスト：山下智久（白鳥咲人）、栗山千明（望月遥香）、窪田正孝（柳川隆一）、工藤阿須加（檜山康介）、菊池風磨（小久保一茂）、谷村美月（河口梨央）、大政絢（小出舞）、勝矢（鹿内大）、前田公輝（神田勇樹）、斎藤嘉樹（波多光佑）、松本若菜、市川大貴、澁谷晶己、仲俣雅章、高柳愛実、日栄洋祐、真実一路、大山蓮斗、永田卓也、吉野晃弘、堤隆博、本庄司、朝加真由美（檜山涼子）、永尾まりや、阿部翔平、松原正隆、西平風香、中島愛里、崎山つばさ、滝沢涼子、真中乃亜、藤本涼、渡辺卓、横井寛典、小谷嘉一、伊津香澄、いしだ壱成（白鳥久人）、草刈民代（白鳥窓花）、河相我聞（杉野史郎）、中原丈雄（河口玲二）、萩原聖人（竹部順一郎）、石丸幹二（蜂須賀大吾））