『医師たちの恋愛事情』あらすじ ネタバレ

『医師たちの恋愛事情』最終回までのあらすじ・ネタバレ・結末

4月 ／ 1話・2話・3話・4話
5月 ／ 5話・6話・7話・8話
6月 ／ 9話・10話（最終回未定）

　守田春樹（斎藤工）は江洋医科大学附属病院・第一外科の若き外科医。
　第一外科准教授を務める先輩・仁志祐介（伊原剛志）に口利きをしてもらい、長野からこの東京の病院に移り、翌日から勤務することになった。
　その日の夜、仁志とホテルディナーを楽しんだ春樹は、その下階の披露宴会場が慌ただしい事に気づく。春樹が駆けつけると、そこには吐血をして倒れた男性客と、救命にあたる女性の姿があった。
　卒倒した男性客が彼女の首筋のネックレスをつかむと、ネックレスがちぎれ、真珠がバラバラに散らばる。それも構わず、「潰瘍か、バリックスの出血ね」と彼女。そこへ彼女のもとに患者が急変したという連絡が入る。春樹は彼女が医師だと気づく。
「あなたの患者さんなんですよね、早く行った方がいい」
　春樹は処置を代わり、彼女を病院に向かわせることにした。

　翌朝、江洋医科大附属病院。
　その女性、外科医・近藤千鶴（石田ゆり子）が長時間の手術を終えて一息つくと、そこに春樹が現れる。
　ホテルの男性客は一命を取り止めて回復に向かっているようだ。春樹はネックレスの真珠を集めて届けに来てくれたらしい。
　すると、突然、顔を近づけてきたかと思えば、「やっぱり」と千鶴の首筋についた傷に気づく春樹。ネックレスがちぎれた衝撃ですり傷ができていたのだ。
　千鶴は急接近してきた春樹に思わずドキッとしてしまう。と、春樹が自己紹介をする。
「僕、ここで働くことになりました。外科医の守田春樹です」

　江洋医科大附属病院には、院内恋愛のトラブルを起こした者には厳罰を与える、という徹底したルールがある。最近も不貞行為をした医局長が退職させられたばかりだ。
「ただ、近藤先生のことは心配していません。色恋で問題を起こすような年齢じゃないでしょう」と、経営本部長の渡辺幹夫（生瀬勝久）。千鶴が40代独身ということを、スタッフのまえで皮肉っているのだ。
　と、その時、その発言に憤った春樹が「謝るべきです」と渡辺に意見する。だが、千鶴が間に入り・・・。
　春樹は千鶴から「渡辺さんには逆らわない方がいい」と忠告される。経営本部長の渡辺はこの江洋医科大学附属病院を赤字から救った救世主、教授よりも上の存在だというのだ。
　さらに千鶴は「無関係なのに境界線を超えないで」と、春樹を突き放す。
　だが、雨の日、千鶴はひょんなことから春樹と相合傘になったところを若手の麻酔医・河合奈々（相武紗季）、親友の内科医・市川友子（板谷由夏）たちに目撃され、冷やかされる。
　友子は8年前の失恋をまだ引きずっているのかと千鶴に問いかけ、「恋をしろとは言わないけど、恋をしないと決める必要はない」とアドバイスするが・・・？

　毎日、帰る暇もなく働き続ける春樹は寝袋を持参し、急患に構える。そんな春樹に千鶴は「医者の鑑ね」と言葉をかける。
　春樹は第一外科の大根良太（三宅弘城）、高橋宗太郎（平山浩行）たちを見るにつけ、封建的で拝金主義の院内体質に不満を覚えるが、仁志から「経営本部長に逆らわないために彼らも自分を守るために必死だ。自分を守れなきゃ患者を守れない」と言われ、一定の理解を示す。
　実際問題、病院は部屋数もベッドも限られており、利益や経営維持のためにもお金にならない患者は出て行ってもらい、新しくお金を払ってくれる患者を迎え入れることが経営安定の根幹だ。
　その日、千鶴が担当する高齢患者・三浦（織本順吉）が入院定額コースの期日を迎え、退院することになった。春樹は三浦が抱える病気再発の可能性に気付き、入院を延長すべきだと訴えるが・・・。

　高橋の担当患者である飯塚の容態が急変。骨盤内腹膜炎と卵巣のひどい炎症が確認される。
　最良の手術は2つの病気を同時に治すことだが、非常に難しい。居合わせた春樹と千鶴が手術室に入るが、遅れて駆けつけた高橋は「俺の患者だぞ！」と中止を要請する。千鶴に判断が委ねられるが、千鶴は手術をするという。
　手術は成功する。しかし、三浦が退院直後に体調を崩し、搬送されてくる。春樹の懸命な心臓マッサージの甲斐なく三浦は息を引き取る。
　桜が舞い散る中、春樹は傷ついた千鶴を抱きしめる。だが、その光景を高橋が見ていて・・・。
（医師たちの恋愛事情 第1話～あらすじ・ネタバレ～／今週からのキャスト：斎藤工（守田春樹）、石田ゆり子（近藤千鶴）、相武紗季（河合奈々）、平山浩行（高橋宗太郎）、三宅弘城（大根良太）、六角慎司、渡邉紘平、楊原京子、生島勇輝、中別府葵、堀口ひかる、大村学、田野倉雄太、板谷由夏（市川友子）、根岸季衣、加藤瑛斗、楠見薫、三鴨絵里子、野上智加、よしのよしこ、永峰絵里加、岡田佳大、多田聡、伊藤知哉、辻京太、柳澤有毅、河原雅幸、瑞帆、重野友美、水谷友紀、大場結香、坂本和香、織本順吉、金田明夫、伊原剛志（仁志祐介）、生瀬勝久（渡辺幹夫））