『紙の月』あらすじ・ネタバレ・結末

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NHKドラマ『紙の月』最終回までのあらすじ・ネタバレ・結末。

紙の月

タイトルドラマ10「紙の月」
初回 / 最終回2014年1月7日 / 2014年2月4日(全5回)
放送局 / 時間NHK総合 / 火曜日 22:00 ほか・再放送あり
制作著作NHK、Shin企画
制作統括近藤晋(Shin企画)、海辺潔(NHKエンタープライズ)、谷口卓敬
プロデューサー大越大士(Shin企画)
演出黛りんたろう、一色隆司
原作角田光代「紙の月」
脚本篠崎絵里子
音楽住友紀人
主題歌マイア・ヒラサワ「子守唄」
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「紙の月」あらすじ・ネタバレ・結末

1月 / 第1話・第2話・第3話・第4話
2月 / 第5話(最終回)

名前のない金

 どこにでもいるような平凡な41歳の主婦だった梅澤梨花(原田知世)は、パート先の銀行から一億円の大金を横領し、全国で指名手配された。
 梨花が起こした一億円横領事件はワイドショーや週刊誌の格好のネタになり、2013年現在、連日のように報道されている。

 2年前、梨花は「わかば銀行すずかぜ台支店」の渉外担当のパートタイマーとして働き始めた。初めての月給は85000円。
 商社勤務の夫・梅澤正文(光石研)の給料に比べれば少ない金額であるが、梨花は仕事に充実感を得ていた。
 一方、家庭での梨花は、正文が自分の事を心なしか軽視している事に気付いていた。子宝にも恵まれず、最近は諦めている様子。料理をつくっても外食を優先されてしまい、自分に関心を向けてくれることが一切ない。
 ある日、梨花は「あなたは私を必要としてくれているの?」と正文に思いのたけをぶつけるが、正文はそれすらも取り合ってくれなかった。

 梨花が心の隙間を埋める為に取った行動は「証券外務員特別会員二種」の資格を取得する事だった。フルタイマーとして長い時間の勤務が許されるようになるからだ。
 数ヶ月後、梨花は一度目の試験で資格を習得し、より精力的に仕事に取り組むようになった。
 そんな中、梨花は顧客・平林孝三(ミッキー・カーチス)の孫・平林光太(平林光太)と出会う。映画監督の卵で20歳近く年下の光太から「魅力的な女性」だと言われ、梨花は自分では意識せずとも心がときめく。
 梨花はかつては気にも留めなかった69000円もの高級化粧品の購入を勧められ、奮発して購入することを決意するが、手持ちのお金がない。
 その時、梨花は顧客の名護たま江(富士真奈美)から預かったお金がバッグにあることを思い出し、軽い気持ちから、そのお金で高級化粧品をセットで買ってしまう。
 この瞬間から、梨花の運命は狂い始めた。
(第1話「名前のない金」の結末まで~紙の月 あらすじ・ネタバレ~)

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