ドラマ『キッパリ1』トメ (昼ドラ)

キッパリ!　あらすじ

◆前半のあらすじ
　「ダメ主婦」 のレッテルを貼られた主人公が過去のだらしない自分とキッパリ! 決別する姿を描く。
　専業主婦の真実 (奥山佳恵) の一家は夫・洋平 (的場浩司)、息子・周 (綾部守人)、娘・栞 (岡田千咲) の四人家族。現在は団地のマンションに住んでいるが、いつかマイホームを建てることを夢みている。しかし、その夢はまだ叶いそうにない。
　そんな中、真実は親友・留美 (越智静香) から掃除に無頓着な面を指摘され、ショックを受ける。誰が見ても主婦合格とはいえない真実。団地の奥様連中からは回覧板がまわってこないことを注意され、家では夫の外出着や子供の体操着にも洗濯の手がまわっていない有り様……。自分のだらしなさを痛感した真実はそれまでの自分と決別することを誓う。
　その矢先、夫・洋平が突然、洋華 (ひろか／田中明) という見知らぬ少女を自宅に連れてくる。そして、その少女が洋平の隠し子かもしれないという疑惑が浮上する。洋華の母は洋平の大学サークルの仲間だった現・官能小説家の立木しずか。当時、泥酔していた洋平は一夜だけしずかと 「疑惑の夜」 を過ごしてしまったのだ。
　海外に行方をくらましたしずかから一方的に洋華の世話をするように衣服や生活用品一式を送りつけられた洋平。洋華を追い出すわけにも行かず、しずかが現れるまでの間、洋華を君塚家に住まわせることに。しかし、洋華はなかなか真実や洋平に心を開かない。娘の栞とも一向に仲良くならず、君塚家は洋華の登場によってギクシャクする。
　そんな矢先、君塚家に洋平の両親・洋三郎 (山田吾一)、良子 (草村礼子) が 「500万円もの借金をした」 と助けを求めてくる。真実と洋平はマイホーム資金として貯めた500万円を手放す決意をするが……。

◆最終週のあらすじ
　洋華 (田中明) が真実 (奥山佳恵) たち君塚家の家族に心を開きはじめた頃、洋華の祖母・琴江 (淡路恵子) が倒れたとの一報が飛び込む。琴江は娘のしずかが反対を押し切って結婚した日から彼女とほぼ絶縁状態となっており、しずかの長女である洋華にも冷たくあたる。しかし、孫の洋華が見舞いを重ねるにつれ、琴江は一方的に絶縁状態に持ち込んだことについて恥ずかしいことをしたと思い、後悔し始める。
　そんなある日、しずかから洋平 (的場浩司) に宛てた手紙が送られてくる。なんと、しずかが1週間後に帰国するという。さらに、しずかの手紙から洋華の父親は10年前に亡くなっていたことが判明。隠し子騒動が収束して安心する洋平だったが、複雑な心境に。
　そして、ついに洋華がしずかのもとに帰る日がやってくる。洋華は真実たちに感謝する手紙を残して空港にしずかを迎えに行く。洋華がいなくなった君塚家に寂しさを感じながらも、真実はマイホーム完成を目指して気持ちを新たに奮闘することを誓う。 「キッパリ! 」 と拳を突き上げて――。≪終≫
　＊立木しずか役のキャストは最後まで登場せず。

キッパリ!　主演

1974年3月11日生まれ。東京都出身。
出演作品は 「悪魔のKISS (主演) 」、 「東京エレベーターガール」「刑事貴族3」「びんぼう同心御用帳」 など。

キッパリ!　キャスト（出演者）