HAB 北陸朝日放送

北陸朝日放送の本社は石川県金沢市に置かれており、東京、大阪、名古屋にも支社を構えています。1990年11月14日に会社が設立され、1991年10月1日に石川県4番目の民間放送テレビ局として開局しました。開局当初から、テレビ朝日系列のフルネット局として放送を開始し、石川県内では2番目のフルネット局となりました。
開局以来、地域に密着した番組制作や報道活動に力を入れてきました。1992年7月からは『全国高等学校野球選手権石川大会』の生中継を開始し、1995年10月には夕方の報道番組『HABワイドステーション』を立ち上げました。1998年4月には開局以来初のゴールデンタイム自社制作番組『DokiDokiてれび』を開始し、14年間続く長寿番組となりました。
2006年10月1日には地上デジタル放送を開始し、2011年7月24日にアナログ放送を終了しました。2012年には開局以来初めてプライムタイムの視聴率で年間1位を獲得するなど、着実に地域での存在感を高めてきました。
2016年4月には開局以来初の平日午後自社制作番組『2時はどきどき5ch』を開始し、2019年4月には平日夕方自社制作番組『ギュッ!と石川 ゆうどきLive』をスタートさせました。2021年1月1日には開局30周年を迎え、局ロゴを赤色を基調としたものに刷新し、キャッチコピーを『TVが好きだっ！HAB』としました。
同年6月には、長野朝日放送、新潟テレビ21とともに株式会社LIP北信越を設立し、地域間の連携を強化しています。2023年4月には平日夕方の自社制作番組を『ふむふむ』として刷新し、地域情報の発信に力を入れています。
北陸朝日放送は、地域に根ざした放送局として、ニュース報道や地域情報の発信、スポーツ中継など多様な番組を提供しています。また、デジタル化やネットワーク強化など、時代の変化に対応しながら、地域の視聴者に寄り添った放送サービスを展開しています。今後も、地域の情報発信拠点として、また文化の担い手として、重要な役割を果たしていくことが期待されています。