NHK宮崎放送局

1960年（昭和35年）7月1日には総合テレビ放送が開始され、1963年（昭和38年）12月1日には教育テレビ放送が開始されました。その翌年の1964年（昭和39年）7月1日にはFM放送が開始され、本放送は1969年3月1日に始まりました。さらに、1966年（昭和41年）3月22日にはカラーテレビ放送が開始され、1967年（昭和42年）12月22日には放送会館が現在の宮崎市江平西に移転されました。
1971年（昭和46年）9月1日には地域カラーテレビ放送が開始され、1977年（昭和52年）3月5日にはFMステレオ放送が始まりました。その後、1985年（昭和60年）9月1日には緊急警報放送が開始され、1986年（昭和61年）8月8日には音声多重放送が開始されました（教育テレビは1991年3月20日開始）。同年11月29日には文字放送が始まりました。
2000年（平成12年）4月3日には『いっちゃがラジオ』の前身番組である『いっちゃがスタジオ』が放送を開始し、2006年（平成18年）12月1日には地上デジタル放送が開始されました。そして2011年（平成23年）7月24日にはアナログ放送が終了しました。
2018年（平成30年）の春の改編では、土日祝日（年末年始も含む）のローカルニュースや気象情報が選挙や災害などを除き、全て福岡からの九州沖縄ブロックニュースに統一されました。これにより、宮崎からのローカルニュースや気象情報は平日のみの提供となりましたが、2022年（令和4年）度からはテレビの18:45枠のローカルニュースや気象情報が各局別に戻されました。ただし、大型連休の谷間やお盆休み、年末年始期間中は引き続き福岡発となり、ラジオも全時間帯で福岡発が原則とされています。
2023年（令和5年）4月1日には令和改革により、部制からセンター制へ移行し、放送部や営業推進部などがコンテンツセンターや経営管理企画センターに再編されました。同年5月15日にはNHKプラスで地域向けのテレビ番組の見逃し配信が開始されました。
NHK宮崎放送局の所在地は宮崎市江平西2丁目2-15で、延岡支局（延岡市祇園町1-2-7 UMK祇園ビル204号）、都城支局（都城市小松原町10-4 都城NSプラザビル1F）、日南支局（日南市園田2-2-1 河野ビル203号）があります。
宮崎放送局が制作する主な番組には、ラジオ第1放送で毎月最終金曜日に放送される『いっちゃがラジオ』、平日の18:10から18:59に放送される『てげビビ!』、毎月第2金曜日の19:30から19:55に放送され再放送が翌土曜日の7:35から8:00に行われる『プラスみやざき』、平日の20:45から21:00に放送される『ニュース845宮崎』、土曜日の18:45から18:59に放送される『てげビビ!サタデー』、日曜日の18:45から18:59に放送される『てげビビ!サンデー』、不定期に放送される『みやざきスペシャル』などがあります。
ラジオ第1放送では、平日に宮崎県向けのニュースが11:50、12:15、13:55、18:50（いずれもFMサイマル放送）に提供されています。それ以外の時間帯では福岡から九州沖縄地方向けのニュースが放送されています。
過去に終了した主な番組には、総合テレビの『モーニングワイド宮崎』、平日の11:45から12:00に放送されていた『昼前ほっとみやざき』、夕方5時台に放送されていた『いっちゃがスタジオ』や『いっちゃがワイド』、『いっちゃがTV』、平日の18:10から放送されていた『みやざき640』から『みやざき630』、『イブニングネットワークみやざき』、『まるごと宮崎610』、『まるごと宮崎600』、そして『ニュースまるごと宮崎』、『みやざき645』、『いっちゃがワイド』、また『くらしのチャンネルみやざき』、『スポット情報みやざき』、『みやざき情報ひろば』、『いっちゃがゴールド』、『ニュースWAVE宮崎』、『NHKニュース イブニング宮崎』、平日の6:55から7:00、7:45から7:51に放送されていた『NHKニュースおはよう宮崎』、土日祝日および年末年始の18:45から18:59に放送されていた『NHKニュース宮崎645』などがありました。
このように、NHK宮崎放送局は長い歴史と豊富な経験を持ち、多様な番組を通じて宮崎県内の情報を提供し続けています。地域に根ざした放送局として、今後も宮崎県民に愛される存在であり続けることでしょう。