櫻井和明

櫻井和明アナウンサーは、YBS山梨放送に所属する千葉県出身の男性アナウンサーである。彼は、いしいそうたろうのチューチューレディオ、しゃべり手育成オーディション 山梨ラジオアカデミー、スポーツ中継、ズームイン!!朝!、ててて!TVなどの番組に出演している。千葉県館山市で生まれ、千葉県立安房高等学校を経て、国際基督教大学教養学部社会科学科を卒業した。
1995年にYBS山梨放送に入社した櫻井和明アナウンサーは、そのキャリアの初期から、多くの番組で活躍を続けている。趣味には、リアル脱出ゲーム（体験型謎解きゲーム）、推理小説を読むこと、気象予報士の参考書を読むこと、お笑いバラエティー番組を観ること、フットサルがあり、特技としてトランペット演奏やあらゆるスポーツに精通していること、そして“喋る”ことが挙げられる。大学時代には社会学部で法律を専攻しており、アナウンサーになっていなかった場合には、新聞を三面記事から読み始め、趣味が推理小説であったことから、検事や弁護士になっていたかもしれないと述べている。
アナウンサーになったきっかけは、鈴木大地選手が金メダルを獲ったレースの生中継を見て、心震える“言葉”でスポーツの感動を誰かに伝えたいという思いからであった。ニックネームとしては「さくちゃん」や「部長」があり、座右の銘としては夏目漱石の「こころ」からの「精神的に向上心のないものは馬鹿」という言葉を大切にしている。
櫻井和明アナウンサーの受賞歴には、日本民間放送連盟賞のラジオCM部門での優秀賞（2016年）、日本テレビ系列「NNSアナウンス大賞」でのラジオ部門優秀賞（2017年）、JRN・JNN系列「アノンシスト賞」のスポーツ実況部門とCM部門での優秀賞（2016年）が含まれる。年齢は50歳代前半と見られ、結婚しており、妻に関する情報もある。身長は平均前後とみられる。
音楽に関しては、Mr.Children、Official髭男dism、ビートルズ、クラシック音楽を好んでいる。実現したいこととして、名探偵コナンを見て推理を楽しみ、完璧に当てられたら探偵に転職を考えるという夢を持っている。また、渋沢栄一の言葉を励みに、さらなる前進を目指している。
櫻井和明アナウンサーは、放送作家の鈴木おさむと高校の同級生であり、朝日放送のアナウンサー浦川泰幸とは同期で、就職活動の時期から親交がある。この縁により、櫻井は浦川のラジオ冠番組『ウラのウラまで浦川です』の火曜日のコーナー『いい夢・旅気分』に度々電話出演している。入社当初から「サクちゃん」と呼ばれており、YBSテレビの夕方の情報番組「ただいま☆」で司会を務めたことで、「桜ちゃん」と書いてサクちゃんと名乗るようになり、幅広い世代に愛称が定着した。携帯サイトのアナウンサー日記では、日記の最後に必ず「さくら」と署名している。
2005年12月には、ラジオ・ふぁん☆タメからテレビ・ヴァンフォーレ甲府特番、そしてテレビ・ゆうひのジャングルと生放送番組に休む間もなく連続出演し、2006年1月11日のふぁん☆タメではリスナーから「ゴリーとカエールケロの声はサクちゃんがやってるんでしょ？」という投稿に対し、実際にゴリーの声を担当していたが、肯定も否定もしなかった。また、2006年3月29日のふぁん☆タメ冒頭では、電車で通勤中に女子中高生に同局アナウンサーの酒井康宜と勘違いされている話し声を聞いたことを告白した。YBSラジオのFREE STYLEを担当している山川牧によれば「レインボーチョッキ」と呼ばれている。
2021年2月20日には、シティライトスタジアムで開催された明治安田生命J2リーグ開幕戦 ファジアーノ岡山 vs ヴァンフォーレ甲府の実況中継で、RSK山陽放送の坂俊介と実況バトルを行った。1995年4月に山梨放送に入社し、2000年4月から12月の間は報道部の記者としてNRNの記者の一人としてシドニーオリンピック関連の取材に行った。2008年9月には長男が誕生したことを報告しており、2015年現在は2児の父である。2017年4月からはアナウンス部長を務め、2022年現在ではラジオパーソナリティーとテレビ番組のナレーションが主な活動となっているが、『いしいそうたろうのチューチューレディオ』や『しゃべり手育成オーディション 山梨ラジオアカデミー』など、YBSのラジオ番組に臨機応変にゲスト出演することも多い。