平良いずみ

平良いずみアナウンサーは、沖縄県出身の女性アナウンサーで、沖縄テレビ（OTV）に所属している。沖縄県那覇市生まれで、沖縄県立那覇高等学校から琉球大学法文学部地域社会科学コースに進学し、大学を卒業後の1999年に沖縄テレビに入社した。平良いずみアナウンサーのプロフィールは多岐にわたり、その活動や業績は非常に多彩である。
平良いずみアナウンサーの主な出演番組には、「めざましテレビ」「OTVプライムニュース」「みんなのニュース おきCORE」「OTVスーパーニュース」「新春!oh笑い O-1グランプリ」などがある。沖縄テレビにおける部署は報道制作局報道部で、入社年度は1999年である。彼女は報道部で主任や副部長を経て、2017年3月1日から部長相当の待遇を受けている。また、アナウンサーとしての活動の他に、ドキュメンタリーのディレクターとしても成功を収めている。
平良いずみアナウンサーの本来の志望は記者職であったが、当時の日本国内の放送局では女性の採用が少なかったため、アナウンサー試験で全国の放送局を回り、専門職として女性に門戸を開いているアナウンサーとしてキャリアをスタートさせた。沖縄テレビではアナウンサーも報道制作局の報道部に所属し、報道と制作の両面で活躍している。
入社後は、沖縄ローカルの報道・情報番組に加え、フジテレビ系列の全国ネット番組にも出演してきた。特に、2006年に制作したドキュメンタリー「過疎の村に響く子守歌」は、多くの表彰を受け、その後も数々のドキュメンタリー作品を手がけている。2018年に制作した「菜の花の沖縄日記」は、第38回「地方の時代映像祭」でグランプリ、日本民間放送連盟賞のテレビ報道番組部門で優秀賞を受賞するなど、沖縄県内の放送局が制作したドキュメンタリーで初めての快挙を成し遂げた。この成功により、平良いずみアナウンサーは2019年に日本女性放送者懇談会の放送ウーマン賞を受賞した。
プライベートでは、2005年に結婚し、2015年には第1子を懐妊したため、同年8月から1年間の産前産後休暇を取得し、出産に至った。産後休暇を経て、2016年10月から「みんなのニュース おきCORE」のメインキャスターに復帰し、その後も「おきCORE」「OTVプライムニュース」「OTV Live News it!」といった番組でキャスターを務めてきた。2022年3月31日には、「OTV Live News it!」月・火曜日のメインキャスターを退任し、以降はドキュメンタリーの制作や報道系の取材に軸足を置いている。沖縄テレビキャスターという肩書きを用いながら、実際には定時ニュースなどでアナウンサーとしての活動も続けている。
平良いずみアナウンサーの趣味には潮干狩りやドキュメンタリーがあり、特技として拳が口に入ることが挙げられる。好きな食べ物はみたらし団子やおはぎで、座右の銘は「まくとぅ（誠）そーけー なんくるないさ」である。休日の過ごし方には潮干狩りや息子と遊ぶことが含まれている。苦手なものは睡眠不足で、ストレス解消法には寝ること、飲むこと、しゃべることがある。年齢は40歳代と見られ、身長は平均前後で163cmとされる。沖縄のおすすめスポットには海やヤンバルの森があり、沖縄のおすすめグルメにはあんだーすー（油味噌）、島らっきょう、ムーチーが挙げられる。沖縄のおすすめイベントには浜下りがある。また、素顔はシャンパン大好きで、局内では屈指の酒豪として知られている。