ごちそうさま | ドラマのあらすじ・ネタバレ・キャスト

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NHK朝ドラ『ごちそうさん』最終回までのあらすじ・ネタバレ・結末。ごちそうさまは誤り。

ごちそうさん

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「ごちそうさん」あらすじ・ネタバレ・結末

第4週「なっとうくう!」
村井亜貴子の訪問

 め以子は悠太郎のお弁当を「自分のついでに作ってるだけ」と言いながらも、本心では悠太郎に美味しいと言ってもらいたくて具材選びに夢中になる。卒業まで毎日違うおにぎりを作ることを自分に課し、盲点だった白身魚のフライをおにぎりの具にするアイデアを宮本先生からもらう。
 め以子が白身魚入りおにぎりを試したくて、ウキウキしながら帰ってくると、開明軒にハイカラな美人が現れる。実はその美人は、悠太郎と同郷の友人・村井亜貴子(加藤あい)で、2人が関西弁で親しく話しているのを見ると、さっきまでのウキウキがウソのように、め以子の心は虚しさに包まれる。
 亜貴子は東京の女子医学専門学校に通っている医者の卵だという。利発なだけでなく美しくて気さくで――、亜貴子は常連客の作家・室井幸斎(山中崇)だけでなく、父の大五まで魅了してしまう。
 一躍、注目の的となった亜貴子をまえに、すっかりふてくされるめ以子。そんな中、め以子が不注意にも熱した鍋に手を置き、手首をやけどしてしまう。すると、亜貴子がすかさず応急処置を施す。め以子は、誰にでも優しく太陽のように明るい亜貴子に、ふてくされていた自分が恥ずかしくなる。
 食事が終わり、悠太郎が亜貴子を駅まで送ることに。亜貴子は東北の大学に進学するかどうか悩んでおり、今日はその相談のために来たことを明かす。
 話はやけどをしため以子のことに及び、亜貴子はめ以子の手に触れてみて「手の皮が厚かった」と話す。悠太郎から、その原因が「熱々のおむすびを毎日握ってくれているから」と聞かされると、亜貴子は何かに気付き、「相変わらずそういうとこ鈍いねんな」と言い残して去っていく。
 一方、め以子にはある疑問が。以前、悠太郎は「よく食べて、一生懸命で明るくて、見ていて自然と元気が出てくる人」だと言った。あの時はそれが自分のことだと思ったが、もしも、亜貴子のことを指していたのだとしたら?
 め以子が思いきって悠太郎に「亜貴子さんのこと、好きなんですか?」と尋ねると、悠太郎は「アキのことを嫌いな人はいないでしょう」と答える。め以子は悠太郎の意中の人が亜貴子だと確信し、思い上がっていた自分を恥ずかしく思う。
(第4週「こころをコメて」第20話の結末まで/上記にないキャスト:桜子の恋人(吉田佳)~ごちそうさん(ごちそうさま)あらすじ・ネタバレ~)

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お見合いの誘い

 イクは「め以子の料理ノート」を調理場で見つけ、玉子焼きの項目に「西門さんに厚くて美味しいところを食べてもらいたい」と書いた記述を目にする。
 一方、め以子は、悠太郎の好きな人が亜貴子だと確信して以来、元気をなくす。料理をする気も起きず、「毎日違う具材のおにぎりを作る」と自分に課していたにも関わらず、重複した梅干しを入れてしまう。悠太郎は再び梅干しが入っていたことから異変に気付き、め以子を心配する。
 め以子は悠太郎に亜貴子のことをそれとなく尋ねてみる。すると、実は悠太郎の母が亡くなった出先の家の火事で、亜貴子の両親も亡くなったことを明かす。その火事がきっかけで、悠太郎は安全な街造り、亜貴子は医者の道を志すようになったという――。め以子は思ってもみなかったシリアスな話に絶句する。め以子が踏み込んで亜貴子との結婚について尋ねると「そういう関係になることは許されないんです」という意味ありげな答えが返ってくる。
 翌日、め以子からそれを聞いた恋の相談相手である桜子と民子は、「通天閣と亜貴子さんはホントは兄妹じゃないか」と推理するが――。
 そんな中、め以子にお見合いの話が持ち上がる。相手は老舗の料理屋「まるや」の次男で、将来は自分の店を持つことも見込まれているという。しかし、め以子には迷いが。イクもめ以子と悠太郎の仲が気にかかり、め以子自身の気持ちに委ねようとする。
 め以子は悩んだすえ、悠太郎にお見合いについてどう思うか尋ねる。すると、悠太郎は「何を迷ってるか知りませんけど、つまらん悩みなら放ってしまえばいいのでは」と、お見合いをした方が良いと勧める。め以子はそんな悠太郎の言葉に腹を立て、お見合いすることを決めてしまう。
(第4週「こころをコメて」第22話の結末まで~ごちそうさん(ごちそうさま)あらすじ・ネタバレ~)

お見合い・前夜

 め以子からお見合いをすることを聞いた桜子が激怒する。「通天閣のことが好きなのに、亜貴子さんには勝てないからお見合いに逃げるのか」と。
 民子によると、桜子は想いを寄せる相手がいたにも関わらず、交際を反対する父によって引き裂かれたという。父の圧力に相手も逃げ腰になってしまい、結局、自分も彼に嫌われてしまった。桜子はそんな悔しさがあるからこそ、告白もせず逃げようとするめ以子を腹立たしく思ったのだという。
 民子もまた、め以子が悠太郎のために料理を始めたことにふれ、「自分を変えるほどの恋が一生のうちに何度あるだろうか?」と問う。
 そんな中、結婚を急かす大五の思いつきでお見合いが明日行われることに。心の準備も出来ておらず、動揺するめ以子。
 それを知った悠太郎はめ以子が毎日作ってくれたお弁当について礼を言い、「あなたのおかげで、僕はとても昼が幸せでした。あなたは幸せを作り出す力を持った女性です。せやから、結婚しても幸せになれると思います。ごちそうさんでした」と、お見合いをするめ以子を送り出す。
(第4週「こころをコメて」第23話の結末まで~ごちそうさん(ごちそうさま)あらすじ・ネタバレ~)

プロポーズ

 料理屋「まるや」にて、め以子と相手方の次男・真次郎(中村織央)のお見合いが厳かに行われる。
 め以子が席を外したところ、作家の室井がひょっこり現れる。室井は結婚を米に喩え、新米も時が経つと古くなり、炊き方に手間がかかるように、結婚も時が経っても手間がかかることを喜んでやれる相手とするべきではないかと説く。
 それを聞いため以子は、悠太郎のお弁当作りに励んだ日々を思い出し、手間を喜んでやれる相手は悠太郎だけだと気付く。
 め以子は立ち上がり、悠太郎のもとへ駆け出す。そうなることを予見していたイクが、今日、悠太郎に持たせるはずだったお弁当をめ以子に手渡す。イクは相手方に無礼な行為を詫び、深く頭を下げる。
 その頃、悠太郎はボート部の助っ人として試合に参加していた。そこに振袖姿のめ以子がお弁当を届けにやってくる。
 ボートと併走して悠太郎を応援するめ以子は勢いあまって川に転落し、悠太郎に助けられる。茫然とする悠太郎に、め以子は「あなたにおいしいものを一生食べさせます。だから私を一生食べさせてください」とプロポーズしてしまう。ところが、悠太郎から返ってきた言葉は「お断りします」というあっさりした返事で――。
(第4週「こころをコメて」第24話の結末まで/上記にないキャスト:まるや当主(東康平)まるや女将(ひろみどり)~ごちそうさん(ごちそうさま)あらすじ・ネタバレ~)

第5週「フォンとうの気持ち」
プロポーズ後・・・

 め以子は悠太郎にプロポーズするが、きっぱりと断られる。
 その日の夕方、め以子が帰宅すると、父の大五がカンカンに怒っている。話を聞くと、悠太郎がめ以子にコソコソ手を出したのが全ての元凶だと誤解しているらしい。大五の怒りは収まらない。悠太郎がめ以子をフッたことを知ると、「お偉い帝大生には洋食屋の娘は釣り合わねえのか!」と声を荒らげ、悠太郎を家から追い出してしまう。め以子は今の心境では悠太郎を引き止める気にもなれず、悠太郎はひとりで卯野家を後にする――。
 翌日、め以子は悠太郎のことを吹っ切ったつもりで学校に行くが、恋を応援してくれた桜子と民子をまえにすると、大声で泣き出してしまう。め以子はいつもの習慣でおにぎりの具を考えるが、悠太郎がいなくなったことを思い出してふと我に返る。
 一方、悠太郎は高熱を出し、作家・室井の下宿で寝込んでいた。しかし、め以子はそんなことなど知る由もない。
 そんな中、イクが悠太郎の学生服を届けに学校に出かけたところ、友人の近藤から悠太郎が風邪を引いて休んでいることを聞く。さらに近藤から悠太郎がプロポーズを断った理由について思わぬ話が語られて――。
 イクは近藤から聞いた話をめ以子に伝聞する。どうやら悠太郎は、亡き両親の代わりに長男として家族を支えなければならないという事情から、プロポーズを断ったのではないかという。つまり、好きなめ以子に重荷を背負わせないために。
 悠太郎への想いが再び燃えあがるめ以子のもとに、室井が現れる。室井の計らいによって、め以子は悠太郎におかゆを作りに行く。
(第5週「フォンとうの気持ち」第26話の結末まで~ごちそうさん(ごちそうさま)あらすじ・ネタバレ~)

納豆の沼

 悠太郎はめ以子に、さっきまで見ていた夢の話をする。その夢とは、悠太郎が「納豆の沼」に落ちてしまう夢で、引きずり込まれてもうダメかと思ったその時、め以子が妖怪のように無数の納豆を吸い上げて助けてくれたという。そこで笑って目が覚めたら、め以子が目の前にいて――。
 何の話だか理解できないめ以子に、悠太郎はその夢の話を「結婚」に喩え、自分と結婚してほしいと言う。「つらい目に遭わせるかもしれんけど、あなたの食べてるの大好きだから、あなたを一生食べさせる権利を僕にください」、そのプロポーズをめ以子は受け入れ、「よろしくお願いします」と頭を下げる。
 翌日、悠太郎は開明軒を訪ね、大五に「め以子さんを僕にください」と頼みこむ。しかし、大五は「このまえは断ったくせに、ろくでもない奴だ」と怒鳴り散らして悠太郎を追い返す。
 そんな中、悠太郎が室井の下宿を追い出される。室井は大五から「そいつをかくまったら、もう賄いメシを食べさせない」と脅迫され、悠太郎を泣く泣く追放したという。
 め以子の周辺でも大五による「悠太郎と会わせない包囲網」が敷かれ、め以子は駆け落ちを考えるほど思い悩む。
 結局、そのまま夏休みになり、イクはこの機会にと、朝から晩までめ以子に家事を教え込む。女中のクマ(松寺千恵美)からも「しっかりしてきたところを見せれば旦那さんも結婚を考え直してくれるかも」と言われ、め以子はひそかにやる気を出す。
 一ヶ月が経ち、悠太郎は訪ねてきた亜貴子に、め以子と結婚しようとしていることを明かす。しかし、悠太郎の大阪の実家にはやや複雑な事情がある。悠太郎は「め以子を実家のいざこざに巻き込みたくない」という考えから、東京で就職しようと考える。
(第5週「フォンとうの気持ち」第28話の結末まで/上記にないキャスト:医者(上田一軒)~ごちそうさん(ごちそうさま)あらすじ・ネタバレ~)

結婚の許し

 悠太郎は「大阪に安全な街をつくりたい」という夢をあきらめて東京で就職しようと考える。
 それを知っため以子は、悠太郎に夢を叶えて欲しくて反対する。相変わらず大五が結婚に同意する様子はなく、大五はほとんど意地になって悠太郎の頼みを突っぱねる。
 そんな中、弟の照生はこの冷戦状態を解決したくて、大五のことをよく知る新井社長にそれとなく説得してもらう。新井社長は、その昔、大五とイクの結婚も前途多難だったことを大五に思い出させ、イクがどんなに苦労をしても大五が側にいるから不幸に見えたことは一度もなかったと話す。
 一方、め以子は大五のために漁師料理「がわがわ」を作る。め以子のなかで一人前に家事をやれることを証明すれば、大五も認めてくれるかもしれないという思いがあり、ひとりきりで籠もって一生懸命にがわがわを作る。大五はめ以子の思いがこもったがわがわを食べながら物思いに耽る――。
 何かを決心した大五がめ以子をいきなり厨房に誘い、め以子に鶏のフォン作りを教える。大五はそれが嫁いでいくめ以子に自分がしてやれることだと言う。つまり、結婚を許すというのである。め以子は幼い頃から、夢にまで見るほどの大五のおいしい料理が食べられて「私みたいに幸せな子はいない」と大五に感謝の気持ちを伝える。
 翌朝、室井にそそのかされた悠太郎が、め以子と駆け落ちをするためにやってくる。しかし、もう駆け落ちの必要はない。それを知った悠太郎は喜び、め以子を抱きしめる。
 め以子は清明高等女学校を卒業する。恩師・宮本先生との別れ、桜子や民子たちからの結婚の祝福を経て、め以子は祖母のトラが残してくれたぬか壺を手に、悠太郎と大阪行きの機関車に乗り込む。
(第5週「フォンとうの気持ち」第30話の結末まで~ごちそうさん(ごちそうさま)あらすじ・ネタバレ~)

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