廣田裕司

廣田裕司アナウンサーは、ABS秋田放送の番組に出演する兵庫県出身の男性アナウンサーである。兵庫県で生まれ、石川県金沢市を経て、新潟県で高校まで過ごした。新潟県立新潟高校を卒業後、東京外国語大学外国語学部英語学科に進学し、学びを深めた。大学卒業後の2007年4月1日付で、尾崎朋美と共に秋田放送にアナウンサーとして入社した。
廣田裕司アナウンサーの学生時代は、サッカーに深い造詣を持っていた。新潟市立小針中学校在学中には、新潟県代表として第30回全国中学校サッカー大会で3位の成績を収め、高校時代にはサッカー部の副主将を務めた。また、大学時代にはサッカー部の主将としてチームを牽引し、サッカーに対する情熱を持ち続けた。
秋田放送入社後は、サッカーや高校野球など、秋田県内のスポーツに関する番組や取材を担当し、スポーツ中継ではサッカー、野球、バスケットボール、バレーボール、陸上競技、水泳、柔道、相撲、スキー、綱引き、ダンスなど多岐にわたる種目を実況してきた。特に高校野球の実況は、地域に密着した放送を行う中で、秋田代表の試合を盛り上げる重要な役割を果たしている。
2018年8月の第100回全国高等学校野球選手権記念大会では、秋田県立金足農業高校が準決勝に進出したことを受けて、秋田市内の様子を伝えるために、朝日放送ラジオの「おはようパーソナリティ道上洋三です」内の「スポーツの話題」コーナーに電話で出演した。同校が103年ぶりに準決勝を突破したことから、廣田裕司アナウンサーは急遽休暇を取得し、大阪甲子園球場で行われた決勝戦を観戦。決勝戦後には、他の業務との兼ね合いで早朝から秋田に戻る予定だったにもかかわらず、同番組のオープニングにスタジオゲストとして登場し、地域の応援を代表して貴重な意見を述べた。
廣田裕司アナウンサーの特技としては、10年間の吹奏楽部でのオーボエ演奏経験がある。上手く演奏できない夢をよく見ることがあるという。特に好きな食べ物にはお好み焼きを挙げており、座右の銘として「おるべきところにおり、すべきことをし、言うべきことを言い、甘える時には甘える。その順番を間違えてはいけない。」を大切にしている。これは親友のお父さんが残した言葉で、何歳になっても肝に銘じたいと考えている。また、虫が苦手であり、サイズに関係なくどんな虫でも嫌いであることがわかる。高い所や机の整理整頓も苦手である。
年齢は40歳代前半と見られ、身長は170-175cmである。結婚に関する情報は不明であるが、日常生活においては家で過ごすことが好きで、虫が入らないように気を付けているため、家での安心感を重視している。好きな映画には『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』があり、ディカプリオの演技に感銘を受けている。また、好きな動物としてウォンバットを挙げており、その独特の習性に魅力を感じている。感動した出来事としては、富士山を見たことが印象深いと述べている。
廣田裕司アナウンサーの多彩な経験と豊かな個性は、視聴者に親しまれる要素となっており、今後も秋田放送での活躍が期待される。