田中杜旺

田中杜旺アナウンサーは、KAB熊本朝日放送に所属する男性アナウンサーで、熊本県芦北町で生まれ育った。現在、KABの番組に出演しており、代表的な番組には「くまもとLive touch」「シリタカ!」「くまパワ」「KABニュース」「くまパワJ」などがある。
田中杜旺アナウンサーは、明治大学を卒業し、その後KAB熊本朝日放送に入社した。学生時代には野球部に所属していたが、高校3年生までの活動だった。趣味としては温泉巡りとサウナを楽しんでおり、週2回程度は温泉やサウナに通うほどの温泉好きである。また、特技としてプロ野球選手の出身高校や大学を当てることが挙げられ、その知識を活かして多くのファンから親しまれている。
田中杜旺アナウンサーのニックネームは多岐にわたり、「もりあき」「もりちゃん」「もりくん」「もりお」「みかん」「ティーナ」「カリーナ」など、様々な呼び名で親しまれている。これらのニックネームは、彼の親しみやすさやユニークなキャラクターを反映している。
田中杜旺アナウンサーの生まれ変わりたいものとしては、実家の猫がコタツで寝ている姿を羨ましく思っており、そのリラックスした生活を夢見ている。台湾取材が増えたことを受けて、火鍋の松阪豚を楽しむなど、食に対しても興味を持っている。
映画好きで、ジュリア・ロバーツとヒュー・グラントが出演する「ノッティングヒルの恋人」が特にお気に入りである。ヒュー・グラントのたれ目に憧れて、暇があれば目尻を下に引っ張っていた時期があった。好きな本や作家では、「巨人の星」の名シーン「東に日がのぼりつつあるっ、西に月がしずみつつあるっ」が印象に残っており、愛する人を亡くし落ち込んでいた飛雄馬が立ち直るきっかけとなったシーンとして心に残っている。
また、KABの番組「羽鳥慎一モーニングショー」のコメンテーターとのやり取りや、それをまとめる羽鳥アナウンサーが好きであり、KABの「touch」でもコメンテーターとのやり取りを通じてニュースを深掘りしたいと考えている。
アナウンサーとしての印象的な出来事としては、東京支社から報道部に異動になった2016年に熊本地震が発生したことである。配属から2週間で発生した地震に対して、被災地取材やご遺族の取材を通じて多くのことを感じ、深い経験を積んだ。
子供の頃には「仮面ライダー」や「スーパー戦隊シリーズ」をよく見ており、本番中にはしれっと変身ポーズをすることもあった。そのため、子供心を忘れず、今でも番組に楽しさやユーモアを持ち込む姿勢が見受けられる。
熊本のおすすめスポットには、地元の芦北町のきれいな海やみかん畑、水俣の湯の児・湯の鶴温泉、阿蘇の温泉とソフトクリーム、平山温泉などがあり、多くの魅力的な場所があることを紹介している。元気になれる曲としては、山口百恵さんの「プレイバック Part2」があり、子供の頃にはカラオケで歌える曲がこの一曲のみだったと振り返っている。
本番で焦った時には、番組最後のCM明けの5秒を山崎アナウンサーと協力して考えていたが、思いつかずに最後のCMに突入してしまうこともあった。CM中の2分半でスタジオのメンバー全員で頭をフル回転させ、出演者も総動員して5秒間の対応をすることで乗り切ったが、その間は心臓がバクバクしていたというエピソードも持っている。
このように、田中杜旺アナウンサーは熊本県を拠点に多方面で活躍しており、地元の魅力を発信しながら、ユニークなキャラクターと深い経験を持ってアナウンサーとしての仕事に取り組んでいる。