枠 | 木曜劇場 |
タイトル | わたしたちの教科書 |
ふりがな | わたしたちのきょうかしょ |
放送日時 | 木曜日 22:00 |
制作著作 | フジテレビ |
放送局 | フジテレビ系列局 |
初回 / 最終回 | 2007年4月12日 / 2007年6月28日 (全12話) |
プロデュース | 鈴木吉弘、菊地裕幸 |
脚本 | 坂元裕二 |
演出 | 河毛俊作 (1-2、5、7、10、12)、葉山浩樹 (3-4、8、11)、西坂瑞城 (6、9) |
音楽 | 岩代太郎 「わたしたちの教科書」 オリジナル・サウンドトラック |
主題歌 | BONNIE PINK 「Water Me」 |
第1話 - わたしたちの教科書
クライサー法律事務所は、多くの優秀な弁護士を抱える大手法律事務所である。
そして、その一人、積木珠子 (菅野美穂) は弁護士の視点から近年の重要課題であるいじめ問題にも取り組んでいる。
ある日、都内の喜里丘中学校で女子生徒・藍沢明日香 (志田未来) の転落事故が発生する。しかし、目撃者はおらず、彼女が転落した理由はわからない。その日は丁度、臨時の担任・加地耕平 (伊藤淳史) が明日香に登校を勧め、彼女が数日ぶりに登校してきた日の出来事だった。そして、前日、明日香から駅のロッカーの鍵をもらっていた加地は、そのロッカーの中から明日香がいじめられていたのではないかと思われる酷い落書きが書かれた教科書を発見する。
珠子はある理由から加地に同行し、その真相を追及する姿勢を見せるが、加地は珠子がなぜその解明に関わろうとするのか理解できない。そんな加地に珠子は自分が明日香の母親であることを明かす。
そして、その矢先、副校長の雨木 (風吹ジュン) から明日香が息を引き取ったという一報が伝えられる。
第2話・第3話 - わたしたちの教科書
加地 (伊藤淳史) はいじめの有無を調査する珠子 (菅野美穂) に、明日香 (志田未来) が自分に何かを訴えようとしていたことを伝える。そのシグナルがいじめを受けていたことを暗に伝えるものだったかもしれないと思い、自責の念に駆られる加地。
そんな中、明日香がいじめを受けていたという証拠になると思われた落書き入りのノートが紛失する。
副校長の雨木 (風吹ジュン) はノートの存在は知らないと言い、いじめはないと断言するが、珠子はそんな雨木の態度からいじめをもみ消そうとする動きがあることを察する。
第4話 - わたしたちの教科書
珠子 (菅野美穂) は明日香 (志田未来) のクラスメート、仁科朋美 (谷村美月) から確かにいじめがあったことを聞く。
そんな中、珠子は“いじめ裁判”の原告となりうる人物、明日香の父・藍沢謙太郎 (河原雅彦) に会いに行く。明日香の父、つまり、珠子の夫だった人物である。しかし、謙太郎は若年性の認知症を患っており、日常会話もままならない。だが、謙太郎はいじめの事情を汲んでか裁判を認める印鑑を差し出し、彼の父・藍沢惣次郎 (山本學) が原告の代理人に決定。裁判に向けて前進する。
第5話 - わたしたちの教科書
加地 (伊藤淳史) は珠子 (菅野美穂) に協力しようといじめの調査をする。しかし、そのことが学校で軋轢を生じ、加地は教師や生徒たちから冷たい態度を取られるようになる。
生徒の兼良陸 (冨浦智嗣) によると、クラスメート全員が加地のことを嫌っているという。いじめに加担したと思われていることで、生徒たちが傷ついているというのである。
すると、そんな加地に副校長の雨木 (風吹ジュン) は生徒を信じることが大切だと説く。
生徒を信じることを最初から放棄していたと自省する加地は、そんな雨木の言葉に促されるように、いじめが無かったとする姿勢に転じる。
第6話 - わたしたちの教科書
珠子 (菅野美穂) は恋人の弁護士・瀬里直之 (谷原章介) から、裁判になった時には学校側 (設置者の西多摩市側) の弁護をすると聞き、直之と対立するようになる。
直之はクライサー法律事務所の跡継ぎであり、珠子がなおも対立して裁判で戦うのであれば珠子の解雇はやむを得ないという。
実は直之の母は医療ミスによって死んだという疑いがあった。しかし、父・瀬里行彦 (勝部演之) は当時、クライサー法律事務所の将来のために、あえて波風を立てない選択肢を選んだのだった。直之もまた、クライサー法律事務所を守るために行政側に反発する弁護士は排除する姿勢をとり……。
第7話 - わたしたちの教科書
珠子 (菅野美穂) は明日香 (志田未来) の前担任だった三澤亜紀子 (市川実和子) から一冊の日誌を受け取る。そこには明日香がいじめを受けていたことが記されており、さらに一枚の写真からいじめの中心人物が兼良 (冨浦智嗣) だったのではないかという疑いが浮上する。そして、当時、明日香は父の時計を質に入れ、それで得た一万円で新品の教科書を買っていたことも判明する。
珠子は副校長の雨木 (風吹ジュン) のまえで日誌を読み上げるが、雨木は何も反応しない。裁判を起こす一定の材料がそろったことを確信した珠子は、雨木に学校を訴えることを告げる。 (第1部完)
第1話 「いじめと裁判と」
第2話 「学校崩壊」
第3話 「女教師の秘密の顔」
第4話 「校庭の奇妙な事件」
第5話 「職員室のイジメ!! 」
第6話 「恋をする気持ち」
第7話 「第一部完結!! 提訴」
第8話 「第二部!! 法廷対決」
第9話 「大逆転の重要証人」
第10話 「少年の立つ法廷」
第11話 「激震!! 最後の証人」
最終話 「感動のラスト!! 希望の明日へ」
キャスト | 役 |
菅野美穂 | 積木珠子 |
伊藤淳史 | 加地耕平 |
真木よう子 | 大城早紀 |
酒井若菜 | 吉越希美 |
大倉孝二 | 戸板篤彦 |
水嶋ヒロ | 八幡大輔 |
佐藤二朗 | 熊沢茂市 |
戸田昌宏 | 大桑久雄 |
前川泰之 | 宇田昌史 |
谷村美月 | 仁科朋美 |
冨浦智嗣 | 兼良陸 |
鈴木かすみ | 山田加寿子 (ポー) |
柳田衣里佳 | 須藤彩佳 |
伊藤沙莉 | 山西麻衣 |
山本ひかる | 野部千春 |
池田晃信 | 本多雅樹 |
登野城佑真 | 山藤拓巳 |
土田アシモ | ぶらじるのコック |
よしのよしこ | ぶらじるのコックの妻 |
波瑠 | 熊沢桜 |
栗田よう子 | 山藤美佐 |
斉藤嘉樹 | 長部 |
八十田勇一 | |
かとうあつき | |
桜井聖 | |
岡崎宏 | |
高瀬リエ | 実緒 |
吉岡夕貴 | |
谷藤太 | |
森康子 | 村雲初枝 |
ムロツヨシ | |
加藤四朗 | |
小野花梨 | 藍沢明日香 (回想) |
佐藤未来 | 仁科朋美 (回想) |
原田裕子 | |
吉田晋一 | |
平良千春 | |
幸野友之 | |
石黒久也 | |
はやしだみき | |
石川眞吾 | |
鈴木龍之介 | |
鶴谷嵐 | |
奥村香里 | |
じょじ伊東 | |
佐藤正和 | 鶴田 |
ちゅうり | |
宮本拓也 | |
三土幸敏 | |
真下かおる | |
海鋒拓也 | |
菊池有樹哉 | |
清田陽平 | |
栩原笑生 | |
桑江咲菜 | |
小西悠加 | |
細川加奈 | |
矢端名結 | |
江見昭嘉 | |
諏訪友紀 | |
斉藤麻耶 | |
横山真弓 | |
池田仁 | |
五十畑颯斗 | |
山田貫太 | |
前田賢 | |
川崎康太郎 | |
池田純 | |
城野真之介 | 白井岳志 |
原田光 | |
本庄正季 | |
吉田ニコル | 徳田嘉則 |
押川大輔 | |
金子大暉 | |
飯嶋耕大 | |
鵜飼慎吾 | |
岡本康太郎 | |
鈴木瑠華 | |
大澤阿須実 | |
青木琴子 | |
服部瞳 | |
安田望 | |
長澤まゆ | |
長坂美久江 | |
赤見香奈 | |
大屋真子 | |
山口李菜 | |
井上栞 | |
坂本涼香 | |
谷原章介 | 瀬里直之 |
五十嵐隼士 | 雨木音也 |
小市慢太郎 | 日野圭輔 |
山田明郷 | 質屋の店主 |
小須田康人 | 弁護士 |
高田聖子 | 西原良枝 |
渡辺典子 | 兼良由香里 |
矢島健一 | 裁判長 |
鶴田忍 | |
河原雅彦 | 藍沢謙太郎 |
市川実和子 | 三澤亜紀子 |
勝部演之 | 瀬里行彦 |
山本學 | 藍沢惣次郎 |
志田未来 | 藍沢明日香 |
風吹ジュン | 雨木真澄 |