東京都出身、6歳以降は石川県・能登半島で育つ。
父・津村徹(大泉洋)と母・津村藍子(常盤貴子)の間に生まれた津村家の長男。姉・津村希(土屋太鳳)とは1歳違い。
輪島市(旧外浦村)の桶作家に住むようになってからは、早々と能登弁を言葉に取り入れ、すぐに友人を作る社交的な一面を見せる。環境の違いに馴染めなかった希は、そんな一徹を見て「たくましいよ!一徹。お姉ちゃんも頑張る」と奮起する。
桶作家の桶作元治(田中泯)や桶作文(田中裕子)からは孫のように可愛がられ、自身もふたりを実の祖父母のように慕う。
希からは「一徹っちゃすげえね。いつも冷静で」と言われるほどクールな性格で、徹が6年ぶりに家族のもとに帰ってきた際には「一日も早よ立ち直らんかいね、徹くん」と独自の言葉で父を励ました。しかし、態度には出さないものの内心は不甲斐ない父に憤っている側面もあった。
父親譲りの天然パーマで勝負事を好む。高校生になると所属する野球部の戦略担当として活躍し、データ野球でチームを支える参謀になる。先輩部員の角洋一郎(高畑裕太)とともに甲子園出場を目指すが、惜しくも敗退する。「しょせんゲームやげね、もう十分楽しんだ」とあっけらかんと家族に報告するが、次の大会でリベンジしようとすぐにデータ収集に勤しむ負けん気の強さを持つ。
のちにインターネットでデイトレード(株式売買)にハマっていくが、家族には内緒にする。
「サロン はる」で働く若きエステティシャン、ネイリスト。独身。祭りの時期に必ず新しい恋人をつくる恋多き女。
能登弁を喋り、一見すると町に溶け込んでいるが、3年前に能登半島に引っ越してきた県外出身者。過去を知るものはおらず、その話題が出ることもない。
懐メロや演歌が好きで、しばしば鼻歌を口ずさんでいる。
津村家が能登半島に移住した時、怪しげな津村徹(大泉洋)の話を聞き、「前科者かいね!?」と大声で驚き、周囲を騒然とさせた。
また、蔵本一子(清水富美加)が東京行きに関して揉めている場面では、何か思うことがあってか、切ない表情を浮かべていた。
騒ぎのあるところには郵便局員の寺岡真人(塚地武雅)、その妻で働き者の寺岡久美(ふせえり)、漁師の角慎一郎(ガッツ石松)たちと一緒に高頻度で現れる。
のちに雇い主の蔵本はる(鈴木砂羽)とともに、合唱団「うみねこ座」のメンバーになる。
池畑大悟(小日向文世)がオーナーを務める、横浜のフランス菓子店「マシェリシュシュ」のパティシエ。
10年以上のキャリアを持つ先輩・浅井和也(鈴木拓)をあっさり凌ぐセンスの持ち主で、池畑からの信頼も厚い。
新入りの津村希(土屋太鳳)に対して冷たく接する。
津村希(土屋太鳳) ・・・ ヒロイン。パティシエになる将来をひそかに夢見る。
津村徹(大泉洋) ・・・ 希の父。ダメ亭主。
津村藍子(常盤貴子) ・・・ 希の母。しっかり者。
桶作元治(田中泯) ・・・ 塩作りの職人。
桶作文(田中裕子) ・・・ 元治の妻。
紺谷圭太(山崎賢人) ・・・ 希の恋の相手。輪島塗職人を目指す。
池畑大悟(小日向文世) ・・・ 横浜編。オーナー・パティシエ。
池畑大輔(柳楽優弥) ・・・ 横浜編。池畑の息子。スローライフ。
池畑美南(中村ゆりか) ・・・ 横浜編。池畑の娘。
蔵本一子(清水富美加) ・・・ 希の親友。東京に憧れるモデル志望。
寺岡みのり(門脇麦) ・・・ 希の親友。能登を愛する。
二木高志(渡辺大知) ・・・ 希の同級生。無口。
津村一徹(葉山奨之) ・・・ 希の弟。クール。
小原マキ(中川翔子) ・・・ 経歴不明のエステティシャン。
矢野陶子(柊子) ・・・ 横浜編。先輩パティシエ。