母は「サロン はる」を経営する蔵本はる(鈴木砂羽)、父は蔵本浩一(篠井英介)。
石川県輪島市(旧外浦村)出身。紺谷圭太(山崎賢人)、寺岡みのり(門脇麦)、角洋一郎(高畑裕太)、二木高志(渡辺大知)たちと幼なじみ。
負けん気の強さから、転校してきた「よそ者」の津村希(松本来夢)に敵意をむき出しにする場面があったが、その後、親友となる。
大都会・東京にただならぬ憧れを抱いており、輪島市には興味がない。実際、輪島市民が多く立ち寄る輪島朝市に行くのも17歳にして初めてだった。
田舎暮らしに否定的な意見が目立ち、「希にはわからん、風の人やし。うちら土の者の気持ちは、風の者にはわからん」と、東京都出身の希を突き放す場面も。
愛読書はファッション雑誌で、東京の華やかなファッション業界で働くことを志す。
ある日、有名スカウトマン・勝浦マコト(ナガセケイ)からモデルにならないかとスカウトされる。千載一遇のチャンスだと東京行きを決意するが、母・はるが「絶対に後悔する」と言って猛反対する。すると、すぐさま「自分でも思っとるよ。やみくもに都会に出て、不幸になる女の典型かいねって。ほやけど、どうしても行きたいげ。東京た忘れられんげ。私の夢ねん!」と言い返し、その情熱が希の夢を追うことにネガティブだった考え方を変える。その後、パティシエになるという希に刺激され、自身も都会に旅立つ。
父は郵便局員・寺岡真人(塚地武雅)、母は寺岡久美(ふせえり)。
石川県輪島市(旧外浦村)出身。紺谷圭太(山崎賢人)、蔵本一子(清水富美加)、角洋一郎(高畑裕太)、二木高志(渡辺大知)たちと幼なじみ。
人懐っこく穏やかで温厚な性格。転校してきた津村希(松本来夢)と誰よりも早く親しくしようと心がけ、地元の話や、幼なじみの紹介をした。
東京に憧れる一子とは対照的に、能登半島の田舎町を愛している。
希がシュークリームを作ってきた際には「お菓子つくる人になればいいがに。おいしいっちゅう顔したら、希ちゃん、まんでうれしそうやがいえ」と、希にパティシエになる進路を推薦した。
希がパティシエ、一子がモデルになるために都会に旅立っていく中、自身は高校卒業後に就職した輪島市の農協で働き続ける。
紺谷圭太(山崎賢人)、蔵本一子(清水富美加)、寺岡みのり(門脇麦)、角洋一郎(高畑裕太)たちと幼なじみ。
無口でほとんど言葉を発しないが、みのりが通訳することでなぜか意思の疎通がとれている。少なくとも、津村希(土屋太鳳)とは一度も声を使った会話はしていない。
高校卒業後は東京に進学し、バンド活動を始める。
津村希(土屋太鳳) ・・・ ヒロイン。パティシエになる将来をひそかに夢見る。
津村徹(大泉洋) ・・・ 希の父。ダメ亭主。
津村藍子(常盤貴子) ・・・ 希の母。しっかり者。
桶作元治(田中泯) ・・・ 塩作りの職人。
桶作文(田中裕子) ・・・ 元治の妻。
紺谷圭太(山崎賢人) ・・・ 希の恋の相手。輪島塗職人を目指す。
池畑大悟(小日向文世) ・・・ 横浜編。オーナー・パティシエ。
池畑大輔(柳楽優弥) ・・・ 横浜編。池畑の息子。スローライフ。
池畑美南(中村ゆりか) ・・・ 横浜編。池畑の娘。
蔵本一子(清水富美加) ・・・ 希の親友。東京に憧れるモデル志望。
寺岡みのり(門脇麦) ・・・ 希の親友。能登を愛する。
二木高志(渡辺大知) ・・・ 希の同級生。無口。
津村一徹(葉山奨之) ・・・ 希の弟。クール。
小原マキ(中川翔子) ・・・ 経歴不明のエステティシャン。
矢野陶子(柊子) ・・・ 横浜編。先輩パティシエ。