頼りにならない夫・津村徹(大泉洋)に代わって一家を支える大黒柱。
長女・津村希(土屋太鳳)、長男・津村一徹(葉山奨之)の母。
明るくて嫌味なところがなく、誰からも好かれる性格。徹が幾度となく事業で失敗しても、愛想を尽かすことも離婚することもなく徹のことを見守っている。徹が自己破産する局面を迎えると、新天地を求めて移住先をダーツで能登半島に決めた。
「能登の役場に電話してみたらその時、電話に出た人がすごく感じ悪かったの。都会の人には簡単には住めない。絶対に来るなって。でも、これが能登の人の優しさなのかな」
と、いう思いから能登半島に魅力を感じたという。
能登半島の輪島市(旧外浦村)に移住すると、住む予定だった家がキャンセルになり、一家揃って野宿かという大ピンチに。
しっかり者の希のおかげで幸運にも桶作家に住ませてもらえるようになると、桶作文(田中裕子)とは後に親子のように仲良くなる。実は能登の役場に電話した時、「感じが悪かった人」はこの文だった。
すぐに地元の人々、美容院「サロン はる」の蔵本はる(鈴木砂羽)、夫・蔵本浩一(篠井英介)、エステティシャンの小原マキ(中川翔子)、郵便局員の寺岡真人(塚地武雅)、その妻で働き者の寺岡久美(ふせえり)、漁師の角慎一郎(ガッツ石松)たちとも親しくなり、野菜などを譲ってもらえるようになる。
見た目によらず体力自慢の働き者で、朝から晩まで畑や輪島朝市で働き、収入を得て家計を支える。
徹が東京に出稼ぎに行き、6年間、帰ってこない事態でも一切動じずに子供2人を育てた。しかし、内心では徹に無事帰ってきてほしく、神社でお祈りをする日々を続けていた。
徹が6年ぶりにようやく帰ってくると絶縁宣言をし、一時は冷たくあたるようになる。
希がパティシエになる夢を叶えるために公務員をやめることを知ると反対する。
津村希(土屋太鳳) ・・・ ヒロイン。パティシエになる将来をひそかに夢見る。
津村徹(大泉洋) ・・・ 希の父。ダメ亭主。
津村藍子(常盤貴子) ・・・ 希の母。しっかり者。
桶作元治(田中泯) ・・・ 塩作りの職人。
桶作文(田中裕子) ・・・ 元治の妻。
紺谷圭太(山崎賢人) ・・・ 希の恋の相手。輪島塗職人を目指す。
池畑大悟(小日向文世) ・・・ 横浜編。オーナー・パティシエ。
池畑大輔(柳楽優弥) ・・・ 横浜編。池畑の息子。スローライフ。
池畑美南(中村ゆりか) ・・・ 横浜編。池畑の娘。
蔵本一子(清水富美加) ・・・ 希の親友。東京に憧れるモデル志望。
寺岡みのり(門脇麦) ・・・ 希の親友。能登を愛する。
二木高志(渡辺大知) ・・・ 希の同級生。無口。
津村一徹(葉山奨之) ・・・ 希の弟。クール。
小原マキ(中川翔子) ・・・ 経歴不明のエステティシャン。
矢野陶子(柊子) ・・・ 横浜編。先輩パティシエ。