明日の光をつかめ 2013夏 | ドラマのあらすじ・ネタバレ・キャスト

「明日の光をつかめ 3 2013夏」あらすじ・キャスト・ネタバレ

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7月8日～ / 6話・7話・8話・9話・10話
7月15日～ / 11話・12話・13話・14話・15話
7月22日～ / 16話・17話・18話・19話・20話
7月29日～ / 21話・22話・23話・24話・25話
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8月12日～ / 31話・32話・33話・34話・35話
8月19日～ / 36話・37話・38話・39話・40話
8月26日～ / 41話・42話・43話・44話・45話（最終回予定）

　北山修治（渡辺いっけい）は神奈川県の「たんぽぽ農場」主宰者。
　たんぽぽ農場は、様々な事情で親と暮らすことができない子供たちを宿舎に住ませ、彼らに野菜栽培の手伝いをしてもらい、運営の手助けをしてもらっている農場である。学校や家庭環境の不満から重大な事件を起こしたり、何らかの事情で心を閉ざしたり、将来に希望を持つことを放棄した数々の子供たちを立ち直らせてきた。
　北山自身も、妻子を通り魔の少年に殺され、その悲しみから立ち直ってきた過去がある（明日の光をつかめ 第1シリーズ / 2010年）。

　2013年の夏のある日、北山は千葉県の泉野駅にいた。
　たんぽぽ農場と同じく、複雑な問題を抱えた子供たちの世話をしている千葉県のパン屋「かぼちゃハウス」を主宰する二見茂夫（モロ師岡）から、「子供たちに農業を教えて欲しい」と依頼されたからだ。道中、北山は親切な女子高生・太田蒼（須田アンナ）にかぼちゃハウスまでの道のりを教えてもらう。
　北山はようやくかぼちゃハウスに到着するが、ドアには「誠に勝手ながら、都合により閉店しました」という貼り紙が。北山が二見をさがしていると、裏手の住居から声が聞こえてくる。北山が中に入ると、「二見にだまされた」と訴える大人たちの姿があった――。

　北山は2週間前のことを思い出す。あの日、二見は土下座までして、北山に農業の指導を頼みに来た。
　しかし、北山はたんぽぽ農場のことで手一杯。一度は断ったが、子供たち、大石真太郎（森田直幸）、野原大樹（松川尚瑠輝）、斉藤孝介（高橋賢人）、佐々木萌子（新川優愛）に背中を押され、ここにやって来たのだった。
　ところが、来てみれば、二見は詐欺師と呼ばれ、どこにも姿がない。かぼちゃハウスの子供たちも行方を知らないという。

　かぼちゃハウスには、6人の子供たちがいる。
　まず、植本浩樹（柾木玲弥）は心臓に持病を抱えており、屋外では車椅子で移動している17歳。その親友・松井翔太（須賀健太）は腕っぷしが強く、彼は最年長の18歳・佐々木仁（浅香航大）とソリが合わず、たびたび喧嘩しているようだ。
　そして、仁に好意がある15歳・三沢由香里（荒川ちか）、生まれてすぐに親に捨てられた10歳・川端ルル（内田愛）、最年少の7歳・長里真之介（黒澤宏貴）の6人である。
　最後に、食事係の梅井加代（伊藤かずえ）という中年女性もいる。自身を「飯炊き係」という。「私のご飯、うめいかよ？」が持ちネタだという。
　加代が言うには、二見は「パン屋を開店できる」とウソをつき、出資者に金を出資させるだけさせて姿を消したという。その額、1000万円以上。
　このかぼちゃハウスも明日になれば解散し、子供たちも別々の児童養護施設に移されるらしい。

　北山は、二見が自分に見せた誠意ある姿から、彼の蒸発には何らかの事情があるのではないかと直感する。
　そんな中、北山は二見が残した書き置きを見つける。そこには「北山様、この子達をよろしくお願いします」と書いてあり、預金通帳と帳簿、印鑑、カギが置いてあった。カギを使い、引き出しを開けると、子供たちのプロフィールが綴られたファイルが。北山は夜通し、そのファイルを熟読する。
　翌朝、北山は子供たちのまえで思いもよらない発表をする。二見が帰ってくるまで自分が責任者になり、みんなの面倒を見るという。こうして、北山が二見に代わって責任者となるが――。
　※千葉県泉野市は実在しない架空の市、ロケ地・撮影場所は千葉県君津市。
　（明日の光をつかめ 3 2013夏 第1話の結末まで～あらすじ・ネタバレ～）