タイトル | 土曜ドラマ「島の先生」 |
初回 / 最終回 | 2013年5月25日 / 6月29日(全6回) |
放送局 / 時間 | NHK総合 / 土曜日 21:00 再放送あり |
制作統括 | 屋敷陽太郎 |
原作・脚本 | 荒井修子 |
演出 | 野田雄介 |
音楽 | 吉俣良 |
主題歌 | 長渕剛『未来』 |
5月 / 第1話
6月 / 第2話、第3話、第4話、第5話、第6話(最終回)
鹿児島県奄美郡島にある人口80人の離島「美宝島」がこのドラマの舞台である。
美宝島にはただ一つの学校がある。美宝小学校と美宝中学校が併設しているその学校には、様々な問題を抱えた11人の生徒が留学している。
その学校の先生・夏村千尋(仲間由紀恵)は田嶋文三(石坂浩二)の家で自給自足の生活を送っている。野菜は島民に配ったり、それぞれが助けあって暮らしている。
田嶋は生徒(海のこ留学生)の里親をしており、美宝小中学校に留学している生徒のうち、3人は彼の家で暮らしている。千尋も20年前、美宝小中学校に留学経験があり、中学生時代は田嶋の家から登下校していたことがある。当時の千尋は島が大嫌いで、家を出て山ごもりしたこともあるという。
田嶋家には留学生のほか、彼の息子・田嶋彰芳(井浦新)、その妻・田嶋奈美子(青山倫子)も住んでいる。彰芳はネットショップを設ち上げようと計画中である。そして奈美子は第一子を妊娠している。
2013年5月、東京から中学生の鈴木悠哉(今井悠貴)が母・鈴木華江(田中美里)に連れられて美宝島に上陸する。悠哉は美宝小中学校の新たな留学生である。彼を迎える自治会長の園田一徹(大地康雄)、校長の大塚陽子(左時枝)と生徒たち。
華江曰く、悠哉は東京の中学校でノート一面に悪口を書かれるなどイジメに遭っていた可能性があるという。悠哉は伏し目がちで声も小さく、自分からは話そうとしない。
その夜の田嶋家の夕食は悠哉を歓迎するためのバーベキュー。一年前から島に住んでいる橋野君弘(国広富之)、漁師の日野良太郎(ドロンズ石本)、海上タクシーの船長・相馬克己(藤本隆宏)も駆けつけ、夕食は賑やかになる。
しかし、悠哉は「こんな島になんか来たくなかった!」と言い、食卓の空気が一変する。千尋は「無理して従わせても子供の心は離れるだけ」として、親子に強い口調で東京に帰ることを勧めるが・・・。
翌日、悠哉は学校に初登校するが、授業の合間に姿をくらます。千尋は小高い崖で悠哉を見つける。悠哉は今しがた、母との思い出が詰まった金メダルを一時の感情にまかせて海に投げ捨てたが、捨ててから惜しくなったという。
すると、千尋が思わぬ行動に出る。すかさず海に飛び込んだのだ。悠哉は動揺し、先生を助けようと海に飛び込み、溺れそうになる。華江は怒り、息子を別の島に行かせると言い出す。
千尋は知ってしまう。悠哉のノート一面に悪口を書いたり、「バカ!消えろ!ウザイ!」などのメールを送りつけている人物が弟の鈴木淳哉(板垣瑞生)であることを。母の「自慢の息子」である優等生の淳哉と違い、自分は落ちこぼれだと責める悠哉。金メダルはテストで100点をとった時に母からもらった思い出のプレゼントだった。
次の朝、悠哉は思わぬ光景を目の当たりにする。千尋から相談された漁師や島の子供たちが、金メダルを探すために何十人も海に潜っていたのだ。が、華江は千尋に余計なことをするなと責め立てると、よその島民に迷惑をかけたことで悠哉に「最低の息子だわ」と言い放つ。
華江は悠哉を引っ張って島を出ようとするが、悠哉は土下座してこの島に居させてほしいと頼む。この島に居たら変われるかもしれない、と・・・。
一人で佇む華江に田嶋が優しく声をかける。華江は息子を立ち直らせたいと焦るあまり、嫌な母親になってしまうと涙を流す。
学校では新たな問題が。生徒の安藤萌果(小野花梨)が「お母さんに騙されていた」と泣きながら千尋に打ち明ける。
(第1回「もう一度、生きる」の結末まで~島の先生のあらすじ・ネタバレ~)
朝崎郁恵 | トシ |
谷川清美 | 時任伊沙子 |
佐々木大介 | 能勢幸人 |
佐藤みゆき | 木内奈央 |
大久保英一 | 教頭先生 |
林凌雅 | 多田翔司 |
篠田涼也 | 青井翼 |
徳永風歌 | 木内舞 |
平田純也 | 西松和弘 |
比嘉真麻 | 日野咲良 |
普久原男 | 日野良臣 |
久家心 | 広海 |
松下哲 | |
高橋友也 | |
日置幸男 |