タイトル | 「ワルボロ」 |
製作 | セントラル・アーツ |
配給 | 東映 |
公開 | 2007年9月 |
製作 | 黒澤満 |
企画 | 遠藤茂行 |
プロデューサー | 國松達也、菅谷英智 |
監督 | 隅田靖 |
原作 | ゲッツ板谷「ワルボロ」 |
脚本 | 木田紀生 |
音楽 | 遠藤幹雄 |
主題歌 | ザ・クロマニヨンズ「ギリギリガガンガン」 |
◆ ワルボロ 前半のあらすじ
1980年代、ピストルの形をした東京都立川市が物語の舞台。
通称「南三中」こと立川南第三中学校の中学3年生・コーちゃんが不良デビューを飾り、ツッパリ同士の抗争に巻き込まれていく物語。
コーちゃん(松田翔太)は片想いの優等生・山田(新垣結衣)の隣の席で勉強に励むガリ勉の中学3年生。ある日の授業中、コーちゃんは学校一のツッパリ・ヤッコ(福士誠治)から他愛もないチョッカイをかけられる。今まで我慢していたコーちゃんだったが、ついに堪忍袋の緒が切れ、ヤッコに反撃。ヤッコと激しい頭突き合い(チョーパン合戦)を繰り広げ、勉強漬けの日々では得られなかった強烈な刺激にコーちゃんの中で何かがはじける。
こうして、翌日からツッパリスタイルで登校し、不良デビューを飾ったコーちゃん。
マブダチとなったヤッコを相棒に、キャーム(木村了)、小佐野(城田優)、ビデちゃん(古畑勝隆)、カッチン(途中慎吾)といった個性的な不良仲間と「南三中の錦組」として行動を共にするようになる。
そんな中、コーちゃんは南十中の巨漢・毒ブッチュ(鈴木昌平)に頭突き一発で圧勝する。この勝利がきっかけでコーちゃんの名声は高まるが、南十中は報復行動を開始。仲間たちが次々と南十中の連中に暴行を受ける。そして、ヤッコは集団リンチに遭い、毒ブッチュから病院送りにされる。一方、コーちゃんもピンチを迎えるが、北六中のロカビリーチックな不良・ビーバー(武田航平)に助けられる形となり、難を逃れる。
コーちゃんは南十中との抗争にケリをつけるために、チンピラの叔父・猛身(仲村トオル)から一方的に預けられたピストルを利用。群がる南十中の連中をピストルで脅しながら、毒ブッチュにタイマン勝負を仕掛け、完全勝利を収める。
◆ ワルボロ 後半のあらすじ
コーちゃん(松田翔太)の奮闘によって南十中との抗争に決着がついて早々、朝鮮中との新たな抗争が勃発。だが、今度は完全敗北し、錦組の6人は揃ってボコボコにされる。その矢先、立ち直りの早い錦組の6人は北六中のビーバー(武田航平)たちと親しくなり、女性にモテるために筋トレなどに励みだす。
一方、山田(新垣結衣)は同級生のコーちゃんの激変ぶりを見かねて、最初は声をかけていたものの、次第にそっけない態度に。コーちゃんは山田に想いを寄せているにも関わらず、どこぞの令嬢と交際するだのとハッタリをかましてしまう。その矢先、コーちゃんは山田が落とした生徒手帳に相棒・ヤッコ(福士誠治)の写真がはさんであるのを目撃してしまい、ショックを受ける。
そんな中、立川で最強と言われる北二中・パーポン(弓削智久)が鑑別所から出てきたという情報が飛び込む。毒ブッチュ(鈴木昌平)をあっさりと倒し、南十中を傘下に加えるパーポン。北六中のビーバーも赤子の手を捻るかのようにやられたという。
その矢先、コーちゃんも北二中に襲われ、叩きのめされる。そして、傷だらけのコーちゃんに追い討ちをかけるように母・美智子(戸田恵子)が倒れたという知らせが。病院に急行したコーちゃんは思いがけず山田と出会い、山田がその命をいつ奪われるかも知れぬ脳の病気を抱えていることを知る。
命の灯が消える恐怖と戦いながら生きている山田の言葉から、コーちゃんは今まで自分が中途半端じゃなく真剣に何かと向き合うことがあっただろうかと考える。
そして、南十中の卒業式の日。
コーちゃんは式に出席せず、VS. 北二中連合軍150人の決戦に向かおうとしていた。
仲間の大切さを気付かせてくれた山田にケジメの恋の告白をし、出陣するコーちゃんと錦組の仲間たち。
ヤッコ、キャーム(木村了)、ビデちゃん(古畑勝隆)、カッチン(途中慎吾)、そして、逃げてばかりだった弱虫の小佐野(城田優)がついに本気を出し、舎弟たちを打ち倒してついに親玉のパーポンをひきずり出す。
そして、コーちゃんとパーポンのタイマン勝負の時がやってくる。
防戦一方のコーちゃんだが起死回生のバックドロップが炸裂し、パーポンにとどめのチョーパン(頭突き)。コーちゃんはパーポンに勝利する。
錦組の6人は北二中連合軍150人の人波を通り抜け、堂々たる勝利の帰還。
コーちゃんはハチきれんばかりにその友情に雄叫びをあげる。≪完≫
0:00:00 01. 覚醒
0:04:37 02. 錦組
0:12:16 03. お袋
0:14:44 04. 勃発
0:18:32 05. 鉄砲
0:23:00 06. 襲撃
0:27:30 07. 仇討
0:34:03 08. 秘密
0:36:26 09. 逃走
0:42:42 10. 無法
0:44:33 11. 意地
0:49:04 12. 盛夏
0:57:15 13. 晩夏
0:59:27 14. 脅威
1:06:36 15. 葛藤
1:10:54 16. 決裂
1:15:31 17. 真実
1:21:51 18. 決意
1:33:15 19. 告白
1:36:24 20. 仲間
1:39:36 21. 激闘
1:42:17 22. 証明
1:45:36 23. 最高
1:49:12 終了
キャスト | 役 |
松田翔太 | コーちゃん(板谷幸一) |
新垣結衣 | 山田 |
福士誠治 | ヤッコ(佐川則一) |
木村了 | キャーム |
城田優 | 小佐野 |
古畑勝隆 | ビデちゃん |
途中慎吾 | カッチン |
弓削智久 | パーポン(葉本) |
武田航平 | ビーバー |
北村栄基 | キム |
鈴木昌平 | 毒ブッチュ |
阿部亮平 | 丸岡 |
西山宗佑 | リーゼント野郎 |
仁科貴 | 猛身の舎弟 |
高円寺一徳 | |
掛田誠 | |
森豪士 | リンリン |
福山一樹 | ジミー |
加治将樹 | トッパン |
増田修一朗 | テッパン |
高部あい | サユキ |
高橋和喜 | |
沖原一生 | パク |
桑田尚樹 | |
高橋玲 | 一中生徒 |
伊藤教人 | 一中生徒 |
安田桃太郎 | 一中生徒 |
桑代貴明 | コーちゃんの弟 |
星ひなの | コーちゃんの妹 |
温水洋一 | ビデちゃんの父 |
西原理恵子 | 保母さん |
ピエール瀧 | 制服屋の店主 |
塩見三省 | コーちゃんの父 |
戸田恵子 | 板谷美智子 |
仲村トオル | 猛身 |
製作 | 黒澤満 |
企画 | 遠藤茂行 |
プロデューサー | 國松達也、菅谷英智 |
ラインプロデューサー | 坂本忠久 |
プロデューサー補 | 植竹良 |
原作 | ゲッツ板谷(幻冬舎刊) |
脚本 | 木田紀生 |
撮影 | 佐光朗(J.S.C.) |
美術 | 山崎秀満 |
証明 | 加瀬弘行 |
録音 | 林大輔 |
編集 | 只野信也 |
記録 | 竹田宏子 |
装飾 | 大庭信正 |
技斗 | 森聖二 |
俳優担当 | 河合啓一 |
助監督 | 東伸児 |
製作担当 | 荒木正人 |
製作主任 | 渡辺貴生、梁民柱 |
製作進行 | 比嘉真人、小林哲也、百田真規 |
音楽 | 遠藤幹雄 |
音楽プロデューサー | 津島玄一 |
レコーディングエンジニア | 大野映彦 |
主題歌 | ザ・クロマニヨンズ「ギリギリガガンガン」 |
テーマソング | 鮎川誠「挑戦状(ワルボロのテーマ)」 |
挿入歌 | 鮎川誠「ハイウェイ・ドライブ」「ワルボロ・ツイスト」 SCOOBIE DO「トラウマティック・ガール」 |
オリジナル・サウンドトラック | BMG JAPAN |
音楽制作協力 | ギャンビット |
音楽制作 | 東映音楽出版 |
宣伝プロデューサー | 孤嶋健二郎 |
ロケーション協力 | 高崎フィルム・コミッション、本庄商工会議所、立川フィルムコミッション、高崎市、相模原市、群馬県教育委員会、高崎中央銀座通り商店街、高崎中部各店街、高崎松竹電気館、広田住宅センター、ガレージビーグル、青木病院、堀川病院、CELES立川、桜木町ぴおシティ、日本鋼管病院 |
エキストラ協力 | 高崎市のみなさん、本庄市のみなさん、高崎商科大学、群馬県立高崎女子高、二子山幼稚園 |
撮影協力 | 東映東京撮影所、東映仕上げセンター、高瀬道場、コンティニュー、第一衣裳、ワードローブ ほか |
美術協力 | TANGOYA、(有)中野古銭、株式会社学習研究社、織田デザイン専門学校、制服屋。カネマツ、SCHOOL GOLD、マルシン、映通社 |
衣裳協力 | コード服装、SmallChange、BIG TIME ほか |
宣伝協力 | 集英社 少年ヤングジャンプ編集部 |
特別協力 | 河村直樹、伊熊恒介、小畑雄嗣 |
配給 | 東映 |
製作プロダクション | セントラル・アーツ |
「ワルボロ」製作委員会 | 東映、東映ビデオ、星光堂、ゲオ |
監督 | 隅田靖 |