『ワルボロ』ネタバレ

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映画『ワルボロ』あらすじ・ネタバレ・キャスト

ワルボロ

タイトル「ワルボロ」
製作セントラル・アーツ
配給東映
公開2007年9月
製作黒澤満
企画遠藤茂行
プロデューサー國松達也、菅谷英智
監督隅田靖
原作ゲッツ板谷「ワルボロ」
脚本木田紀生
音楽遠藤幹雄
主題歌ザ・クロマニヨンズ「ギリギリガガンガン」
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映画『ワルボロ』あらすじ・ネタバレ・キャスト

ワルボロ 前半のあらすじ
 1980年代、ピストルの形をした東京都立川市が物語の舞台。
 通称「南三中」こと立川南第三中学校の中学3年生・コーちゃんが不良デビューを飾り、ツッパリ同士の抗争に巻き込まれていく物語。
 コーちゃん(松田翔太)は片想いの優等生・山田(新垣結衣)の隣の席で勉強に励むガリ勉の中学3年生。ある日の授業中、コーちゃんは学校一のツッパリ・ヤッコ(福士誠治)から他愛もないチョッカイをかけられる。今まで我慢していたコーちゃんだったが、ついに堪忍袋の緒が切れ、ヤッコに反撃。ヤッコと激しい頭突き合い(チョーパン合戦)を繰り広げ、勉強漬けの日々では得られなかった強烈な刺激にコーちゃんの中で何かがはじける。
 こうして、翌日からツッパリスタイルで登校し、不良デビューを飾ったコーちゃん。
 マブダチとなったヤッコを相棒に、キャーム(木村了)、小佐野(城田優)、ビデちゃん(古畑勝隆)、カッチン(途中慎吾)といった個性的な不良仲間と「南三中の錦組」として行動を共にするようになる。
 そんな中、コーちゃんは南十中の巨漢・毒ブッチュ(鈴木昌平)に頭突き一発で圧勝する。この勝利がきっかけでコーちゃんの名声は高まるが、南十中は報復行動を開始。仲間たちが次々と南十中の連中に暴行を受ける。そして、ヤッコは集団リンチに遭い、毒ブッチュから病院送りにされる。一方、コーちゃんもピンチを迎えるが、北六中のロカビリーチックな不良・ビーバー(武田航平)に助けられる形となり、難を逃れる。
 コーちゃんは南十中との抗争にケリをつけるために、チンピラの叔父・猛身(仲村トオル)から一方的に預けられたピストルを利用。群がる南十中の連中をピストルで脅しながら、毒ブッチュにタイマン勝負を仕掛け、完全勝利を収める。

ワルボロ 後半のあらすじ
 コーちゃん(松田翔太)の奮闘によって南十中との抗争に決着がついて早々、朝鮮中との新たな抗争が勃発。だが、今度は完全敗北し、錦組の6人は揃ってボコボコにされる。その矢先、立ち直りの早い錦組の6人は北六中のビーバー(武田航平)たちと親しくなり、女性にモテるために筋トレなどに励みだす。
 一方、山田(新垣結衣)は同級生のコーちゃんの激変ぶりを見かねて、最初は声をかけていたものの、次第にそっけない態度に。コーちゃんは山田に想いを寄せているにも関わらず、どこぞの令嬢と交際するだのとハッタリをかましてしまう。その矢先、コーちゃんは山田が落とした生徒手帳に相棒・ヤッコ(福士誠治)の写真がはさんであるのを目撃してしまい、ショックを受ける。
 そんな中、立川で最強と言われる北二中・パーポン(弓削智久)が鑑別所から出てきたという情報が飛び込む。毒ブッチュ(鈴木昌平)をあっさりと倒し、南十中を傘下に加えるパーポン。北六中のビーバーも赤子の手を捻るかのようにやられたという。
 その矢先、コーちゃんも北二中に襲われ、叩きのめされる。そして、傷だらけのコーちゃんに追い討ちをかけるように母・美智子(戸田恵子)が倒れたという知らせが。病院に急行したコーちゃんは思いがけず山田と出会い、山田がその命をいつ奪われるかも知れぬ脳の病気を抱えていることを知る。
 命の灯が消える恐怖と戦いながら生きている山田の言葉から、コーちゃんは今まで自分が中途半端じゃなく真剣に何かと向き合うことがあっただろうかと考える。
 そして、南十中の卒業式の日。
 コーちゃんは式に出席せず、VS. 北二中連合軍150人の決戦に向かおうとしていた。
 仲間の大切さを気付かせてくれた山田にケジメの恋の告白をし、出陣するコーちゃんと錦組の仲間たち。
 ヤッコ、キャーム(木村了)、ビデちゃん(古畑勝隆)、カッチン(途中慎吾)、そして、逃げてばかりだった弱虫の小佐野(城田優)がついに本気を出し、舎弟たちを打ち倒してついに親玉のパーポンをひきずり出す。
 そして、コーちゃんとパーポンのタイマン勝負の時がやってくる。
 防戦一方のコーちゃんだが起死回生のバックドロップが炸裂し、パーポンにとどめのチョーパン(頭突き)。コーちゃんはパーポンに勝利する。
 錦組の6人は北二中連合軍150人の人波を通り抜け、堂々たる勝利の帰還。
 コーちゃんはハチきれんばかりにその友情に雄叫びをあげる。≪完≫

*無断転載を禁じます。

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ワルボロ DVD版チャプターメニュー

0:00:00 01. 覚醒
0:04:37 02. 錦組
0:12:16 03. お袋
0:14:44 04. 勃発
0:18:32 05. 鉄砲
0:23:00 06. 襲撃
0:27:30 07. 仇討
0:34:03 08. 秘密
0:36:26 09. 逃走
0:42:42 10. 無法
0:44:33 11. 意地
0:49:04 12. 盛夏
0:57:15 13. 晩夏
0:59:27 14. 脅威
1:06:36 15. 葛藤
1:10:54 16. 決裂
1:15:31 17. 真実
1:21:51 18. 決意
1:33:15 19. 告白
1:36:24 20. 仲間
1:39:36 21. 激闘
1:42:17 22. 証明
1:45:36 23. 最高
1:49:12 終了

ワルボロ キャスト(出演者)

キャスト


松田翔太コーちゃん(板谷幸一)
新垣結衣山田
福士誠治ヤッコ(佐川則一)


木村了キャーム
城田優小佐野
古畑勝隆ビデちゃん
途中慎吾カッチン


弓削智久パーポン(葉本)
武田航平ビーバー
北村栄基キム
鈴木昌平毒ブッチュ
阿部亮平丸岡
西山宗佑リーゼント野郎


仁科貴猛身の舎弟
高円寺一徳
掛田誠
森豪士リンリン
福山一樹ジミー


加治将樹トッパン
増田修一朗テッパン
高部あいサユキ
高橋和喜
沖原一生パク
桑田尚樹


高橋玲一中生徒
伊藤教人一中生徒
安田桃太郎一中生徒
桑代貴明コーちゃんの弟
星ひなのコーちゃんの妹


温水洋一ビデちゃんの父
西原理恵子保母さん
ピエール瀧制服屋の店主


塩見三省コーちゃんの父
戸田恵子板谷美智子
仲村トオル猛身
*一部の役名は当サイトで加えたものです。


≪そのほかの出演者≫
仲松秀規、田代功児、シンスケ、佐々木一平、池田わたる、佐々木毅、片方隆介、飯田卓也、匠拓人、石塚航太、和泉成輝、春日由輝、久野秀隆、深沢尚吾、高山基彦、明石きぶし
松本寛也、平塚真介、堀井茶渡、田代大悟、山方隆士、坂本和隆、井鍋昌彦、井城諒一、飛弾信也、中村卓椰、井澤正人、青木朋一、峠本浩樹、遠山雄、星野壮登、川久保雄基
醍醐直弘、藤馬ゆうや、菊地東陽、黒木誉士、神保京平、小川眞樹、森田龍、三木健史、佐々木世那、宮良洋平、田中大介、山本春樹、錫村聡、鹿倉孝真、杉江謙介、植松孝行、横山悠葵、小林達也、近藤起矢、吉田正明、木花望、日比野夕希、夏山千景、佐藤智美、加藤潤一、田中仁浩、西元英俊、芦原智信、はじめロベルト、松本通徳、日隈雄一郎、山口乃亜

ワルボロ スタッフ

製作黒澤満
企画遠藤茂行
プロデューサー國松達也、菅谷英智
ラインプロデューサー坂本忠久
プロデューサー補植竹良


原作ゲッツ板谷(幻冬舎刊)
脚本木田紀生


撮影佐光朗(J.S.C.)
美術山崎秀満
証明加瀬弘行
録音林大輔
編集只野信也
記録竹田宏子
装飾大庭信正
技斗森聖二
俳優担当河合啓一
助監督東伸児
製作担当荒木正人
製作主任渡辺貴生、梁民柱
製作進行比嘉真人、小林哲也、百田真規


音楽遠藤幹雄
音楽プロデューサー津島玄一
レコーディングエンジニア大野映彦


主題歌ザ・クロマニヨンズ「ギリギリガガンガン」
テーマソング鮎川誠「挑戦状(ワルボロのテーマ)」
挿入歌鮎川誠「ハイウェイ・ドライブ」「ワルボロ・ツイスト」
SCOOBIE DO「トラウマティック・ガール」
オリジナル・サウンドトラックBMG JAPAN
音楽制作協力ギャンビット
音楽制作東映音楽出版


宣伝プロデューサー孤嶋健二郎


ロケーション協力高崎フィルム・コミッション、本庄商工会議所、立川フィルムコミッション、高崎市、相模原市、群馬県教育委員会、高崎中央銀座通り商店街、高崎中部各店街、高崎松竹電気館、広田住宅センター、ガレージビーグル、青木病院、堀川病院、CELES立川、桜木町ぴおシティ、日本鋼管病院
エキストラ協力高崎市のみなさん、本庄市のみなさん、高崎商科大学、群馬県立高崎女子高、二子山幼稚園
撮影協力東映東京撮影所、東映仕上げセンター、高瀬道場、コンティニュー、第一衣裳、ワードローブ ほか
美術協力TANGOYA、(有)中野古銭、株式会社学習研究社、織田デザイン専門学校、制服屋。カネマツ、SCHOOL GOLD、マルシン、映通社
衣裳協力コード服装、SmallChange、BIG TIME ほか
宣伝協力集英社 少年ヤングジャンプ編集部
特別協力河村直樹、伊熊恒介、小畑雄嗣


配給東映
製作プロダクションセントラル・アーツ
「ワルボロ」製作委員会東映、東映ビデオ、星光堂、ゲオ


監督隅田靖
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