山長を仕切り始めたかね (戸田恵子)の妹・タネ (秋山菜津子)が闇の商売に手を出し、桜子 (宮崎あおい)はそれをやめさせようとする。
　そんな中、桜子は達彦 (福士誠治)が戦死したかもしれないという話を耳にする。達彦の生存を信じる桜子だったが、達彦が死を覚悟して書いたという遺書を読み、桜子は悲しみに暮れる。
　それでも桜子は達彦の帰還を祈りながら、かねに心労を与えまいとして何事もなかったかのように振舞う。が、かねが達彦の遺書を偶然目にしてしまい、かねはショックのあまり倒れてしまう。
　医師の診察の結果、かねが重病に侵されていることがわかり、桜子はかねに看病をさせてほしいと頼む。しかし、かねは自分の余命が残り少ないことを察すると、将来、桜子を山長に縛りつけたくないという思いから、桜子と縁を切るかのように冷たく接しはじめる。

来週は「来ぬ春を待ちわびて」

桜子です。
達彦さんを待ち続けるため、私は山長の暖簾を守っていくことを決意します。
けれど、そんな私の思いは恐ろしい現実のまえに打ち砕かれてしまいそう。
そしてついに東京大空襲がお姉ちゃんたち家族に襲いかかります。
来週の純情きらりもお見逃しなく！